《この記事の執筆者》
本サイトの運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
本記事では、水素吸入が行える水素吸入器『水素はうす製SH-150』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。
また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『水素はうす製SH-150』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
水素吸入器『SH-150』の製品情報
水素吸入器『水素はうす製SH-150』の製品仕様の詳細は以下の通りです。
商品名 | SH-150 |
本体寸法 | 幅9×奥行12×高さ18.5 (cm) |
本体重量 | 1.1㎏ |
色 | ホワイト |
材質 | 樹脂材 |
電圧・周波数 | 9V〜20V、50/60Hz |
消費電力 | 80W未満 |
付属品 | ・吸入チューブ1本 ・脱イオンフィルタ・カートリッジ1個 ・精製水1本(500mlサイズ) |
定価 | 352,000円(税込) |
メーカー保証 | 1年 |
生産国 | 台湾 |
販売会社 | 株式会社ビーパックス |
『SH-150』は、サイズが幅9cm×奥行12cm×高さ18.5cmで重量1.1㎏と非常にコンパクトかつ軽量です。
手で持ち歩いて水素を吸入することもできるほどのサイズなので、どこででも水素吸入ができるでしょう。
水素吸入器『SH-150』の特徴・スペック
水素吸入器『SH-150』の主なスペックは以下の通りです。
水素発生量 | 150ml±5%/分 |
水素発生方式 | 電気分解 |
連続稼働時間 | 最大4時間 |
吸入方法 | 鼻カニューレ |
騒音レベル | 不明 |
使用できる水 | 市販の精製水 |
水素水の生成 | 可能 ※別売りシェーカー(¥16,500)が必要 |
製品の寿命 | イオンフィルタ:500時間 電解槽:4000時間 |
では、以下でいくつか『SH-150』の特徴をご紹介していきます。
特徴①:コンパクトで持ち運びが楽
『SH-150』は幅9cm×奥行12cm×高さ18.5cmで重量1.1㎏と非常にコンパクトです。
さらに持ち運びしやすいように、ポータブルトレンディバッグ付きのため好きな場所で水素吸入が可能です。
家の中で場所を変えて吸入、旅先、遠征先、職場などの隙間時間で水素を取り入れることができるでしょう。
特徴②:オゾンガスが発生しない
『SH-150』は、水素生成時に発生するオゾンなどの有害ガスの心配がなく安心して使えるようになっています。
また、デュポンのプロトン交換膜(PEM)を使用しており、99.995%の濃度の水素ガスの生成が可能なようです。
特徴③:水素水が生成できる
『SH-150』は、水素を吸入するだけでなく水素水生成やアイケアが可能です。
充電式の水素水生成タンブラーや、アイケア用マスクなどが別売りで用意されています。
水素水生成も非常に簡単で、H2飲料ボトルをマシンに繋ぐだけで、豊富な水素水を240秒で生成できるようになっています。
水素吸入器『SH-150』のメンテナンス
『SH-150』には、日常メンテナンスと定期メンテナンスが必要です。
日常メンテナンスとしては、月に一度精製水を排水し、新しい精製水に入れ換えるだけです。
定期メンテナンスは、脱イオンフィルタカートリッジ交換は500時間ごと、電解槽ユニットは4,000時間の使用で交換が必要です。イオンフィルタの交換は自分でもでき、税込6,380円/回となっています。
電解槽の交換はメーカーの対応が必要で、1回税込60,390円(プラス送料と代引き手数料)がかかります。4000時間の仕様なので、毎日2時間使用した場合は、5年半に1回ぐらいのペースで必要となります。
水素吸入器『SH-150』のレンタルはある?
水素はうす製SH-150のレンタルは、現在は実施されていないようです。
ただし、購入前の吸入体験は可能で、「水素はうす+西院菜梵(ベジぼん)」という店舗でできます。
京都の西院にあるので、近くの方は試しに体験してみても良いですが、遠方の方は難しいですね。
>> 【都道府県別】水素吸入ができる施設一覧
水素吸入器『SH-150』の評価
上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。
※情報が公開されておらず不明な点は評価を「-」とし暫定として星評価2.0を適用しています。
『SH-150』の総合評価としては、
の星3.18です。それぞれの評価項目について少し解説していきます。
SH-150の性能評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素発生量 | 150ml±5%/分 | |
水素純度 | 99.995% | |
連続運転時間 | 4時間 | |
タイマー設定 | 2/4時間 | |
騒音レベル | 不明 | |
水素水生成機能 | 可能 ※別売りシェーカー(¥16,500)が必要 | |
水素量調節機能 | なし |
『SH-150』の性能面の評価としては、全体として若干の物足りなさを感じるのが正直なところです。
水素発生量は1分間に150mlとなっており、人によっては物足りなさを感じる可能性があるかと思います。稼働時間は4時間と通常使いであれば十分でしょう。
騒音レベルについては公開されていないため、なんとも言えませんが、こういった点も購入前にわかると安心です。
SH-150のコスト評価
項目 | 実績値 | 評価 |
製品価格 | 320,000円(税別) | |
メンテナンス費用※1 | 18,485円(税別)/年 | |
ランニングコスト※2 | 202円/月 | |
最大消費電力 | 80W | |
使用する水 | 市販の精製水 | |
レンタル価格 | なし |
※2 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)
『SH-150』のコスト面はまずまずといったところです。
製品価格は水素発生量に対して相場より若干高く、メンテナンス費用も年換算すると18,000円ほどします。べらぼうに高くはなく大体相場ぐらいという感じでしょうか。
一方、市販の精製水が使用できることや消費電力が少なく、日々使う上でのランニングコストがかなり抑えられているのがグッドポイントかと思います。毎日使用した場合のシミュレーションだと毎月202円ほどと格安です。
レンタルがなく、コストを抑えながら試せないのが少し残念なポイントではあります。
SH-150の保守性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
寸法/重量 | 幅9x奥行12x高さ18.5cm/1.1kg | |
マシンの操作性 | ボタン1つでの簡単操作 | |
動かしやすさ | 1.1kgと軽量で、持ち運び用の取手付き | |
イオンフィルター の交換頻度 | 500時間 | |
電解槽の交換頻度 | 4000時間 | |
筐体の材質 | 樹脂材 | |
日々のメンテナンス | ・随時、精製水補充 ・精製水交換(使用頻度による、目安は1ヶ月に1回程度) |
『SH-150』の保守性は高いと言えます。
サイズがかなりコンパクトで重量も軽いため、自宅内での移動だけではなく、外出時でも持ち運びができるでしょう。また、日々のメンテナンスも1ヶ月前後での水の入れ替えぐらいなので、管理の手間がかからず扱いやすいです。
フィルターや電解槽の寿命の面では、一般的なレベルとなっています。
SH-150の安全性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
電極の材質 | 純チタン(プラチナコーティング) | |
オゾンの発生 | しない (第三者機関による証明なし) | |
安全機能 | 給水、転倒、水位 | |
防爆システム | 特になし | |
第三者機関の認証 | 特になし |
『SH-150』の安全面は平均的といったところでしょう。
電極は純チタンをプラチナコーティングしており、オゾンの発生もしないようになっています。また、安全機能も搭載されており、そういった面で一定の安心感はありそうです。
ただし、第三者機関による安全性に関する認証等は取得していないようなので、この辺りが対応されるとより安心して使えるようになるかと思います。
SH-150の信頼性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
生産国 | 台湾 | |
保証期間 | 1年 | |
情報開示度 | サイトでも基本的な情報は開示されている。問い合わせで詳細の確認が可能 | |
導入機関や導入歴 | 不明 | |
アフターサービス・ サポート体制 | 日本企業が対応だが、詳細は不明 | |
返金保証 | なし | |
購入前の体験 | 導入店または直営店で可能 | |
マニュアルの充実度 | 普通 | |
口コミ | 不明 |
『SH-150』の信頼面も平均的といったところです。
公式サイトもモダンなテイストで作り込まれており、しっかりと読めば基本的な情報は入手できます。また、細かな製品仕様について問い合わせると真摯に対応してもらえるので、その点は安心かと思います。
ただ、購入前の体験が京都の直営店と導入店舗(詳細は不明)となっており、若干難易度が高いです。また購入後の具体的なアフターサポートについてはあまり記述がなく不明な部分が多いです。
サポート体制や導入事例など気になる方は、購入前に一度問い合わせてみても良いかもしれません。
水素吸入器『SH-150』がおすすめな人
『SH-150』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。
水素はうす製『SH-150』は、何よりもそのコンパクトさが大きな特徴の一つです。1.1kgと軽量なので、旅行先や職場など外出先でも簡単に持ち運びできるため、そういった活用をしたい方にはぴったりでしょう。
また、水素水の生成も別売りシェーカーを用いれば可能なので、水素水も合わせて取り入れたい方にもおすすめです。
日々のメンテナンスの手間も少なく、操作もボタン1つでできるため、面倒くさがりの人にも向いている製品でしょう。
水素吸入器『SH-150』:まとめ
今回は、持ち運び可能なコンパクト水素吸入器『SH-150』についてお伝えしました。
水素発生量については、物足りなさを感じる可能性はありますが、その分コンパクトさと管理の手間の少なさが特徴の水素吸入器となっています。
興味のある方は、購入前にぜひ一度直営店で体験しに行ってみてください。