当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである信頼性。
全部で9つの評価項目があり、その中の1項目「情報開示度」を評価する理由や評価基準について解説します。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「情報開示度」を評価する理由
メーカーの「情報開示度」は、自社製品に対する自信と、消費者に対する誠実さを示す鏡です。
水素吸入器は、性能、コスト、安全性、保守性など、購入を検討する上で確認すべき多くの要素を持つ複雑な製品です。品質に自信があり、顧客に誠実なメーカーであれば、これらの情報を隠す理由は何一つありません。むしろ、積極的に公開して製品の良さをアピールするはずです。
逆に、スペックや安全に関する重要な情報をウェブサイトに記載しなかったり、問い合わせても曖昧な回答しか返ってこなかったりする場合、「何か都合の悪い情報があるのではないか?」と消費者が疑念を抱くのは当然です。
こうした背景から、当サイトでは、メーカーがどれだけオープンに、そして誠実に情報を提供しているかという姿勢そのものを、企業の信頼性を測るための重要な指標として評価しています。
消費者と販売者との間の知識のギャップが大きいこの水素吸入業界では特に重要なポイントだと考えています。
「情報開示度」の評価方針
評価方針は、「どれだけ積極的に、かつ包括的に、消費者が求める情報を提供しているか」を基準とします。
最も高く評価するのは、私たちが問い合わせをするまでもなく、公式サイトなどで全ての情報が公開されている状態です。それに次いで、問い合わせに対して迅速かつ誠実に情報を提供してくれる企業を評価します。
なお、この評価は当サイトが各メーカーに問い合わせを行った際の対応なども含めて判断するため、ある程度、私たちの主観的な評価(定性的評価)が含まれてしまいます。しかし、その判断基準は以下に明確に定めています。
「情報開示度」の評価基準と計算式
上記の方針に基づき、情報開示のレベルに応じて、以下の基準でスコアを設定しています。
情報開示レベル | 評価 | 正規化スコア |
---|---|---|
【レベルA】 完全・積極的開示 | 1.0 | |
【レベルB】 ほぼ全ての情報を公開 | 0.8〜0.9 | |
【レベルC】 問い合わせで詳細開示 | 0.75 | |
【レベルD】 基本情報のみ公開 | 0.5 | |
【レベルE】 最低限の情報も不十分 | 0.2 | |
【レベルF】 情報なし・非協力的 | 0.0 |
当サイトでは、【レベルA】のように、当サイトの全評価項目に関する情報が、問い合わせをせずとも公式サイト等で完璧に揃う状態を、最も理想的な情報開示として最高評価の1.0点とします。それに準じる【レベルB】も非常に高い評価です。
公開情報は限定的でも、問い合わせに対して迅速かつ誠実に詳細情報を開示してくれる企業は【レベルC】の0.75点。水素発生量や価格など、基本的な情報のみを公開している標準的な状態を【レベルD】の0.5点とします。
購入を判断する上で必要な保証期間や電極の材質といった情報が欠けている場合は【レベルE】の0.2点、そして情報がほとんどなく、問い合わせても開示しないなど非協力的な場合は【レベルF】として最低評価の0.0点としています。
「情報開示度」の評価計算式
この項目は計算式で算出するものではなく、各製品およびメーカーの情報開示レベルに応じて、上記のテーブルのスコアを直接割り当てるルールです。
「情報開示度」の評価及び信頼性全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の信頼性評価を算出するシート