コラム
水素吸入器の保守性評価②:「操作性」編

水素吸入器の保守性評価③:「操作性」編

当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである保守性。

全部で6つの評価項目があり、その中の1項目「操作性」を評価する理由や評価基準について解説します。

《この記事の執筆者》

「操作性」を評価する理由

どれだけ性能が高い水素吸入器でも、操作が複雑で分かりにくかったり、日々の使い勝手が悪かったりすると、使うこと自体がストレスになってしまいます。

「操作性」は、製品が持つ潜在的な性能(スペック)と、ユーザーが実際に得られる体験とを結びつける、非常に重要な「橋渡し役」です。

当サイトでは、その製品が日々の生活の中で「ストレスなく快適に使えるか」を判断するために、この操作性を評価しています。

「操作性」の評価方針

「操作性」は、使う人の感覚に左右される主観的な側面も大きいですが、当サイトではその「使いやすさ」を構成する具体的な要素に分解し、できる限り客観的に評価することを目指します。

評価は、まず3つの「コア操作性」項目を100点満点で採点します。その後、4つ目の「付加機能・調整」項目で、そのスコアにボーナス点を加えたり、マイナス点を引いたりして、最終的な総合スコアを算出する方式を採用します。

評価の構成要素
  • コア操作性(100点満点):
    • 1. 表示と視認性
    • 2. 設定の簡易性
    • 3. 水の補充のしやすさ
  • 付加機能・調整(加点・減点):
    • 4. 便利な付加機能や、その他の操作感

「操作性」の評価基準と計算式

まず、以下の3項目の点数を合計して、基本的な操作性のスコアを算出します。

1. 表示と視認性(40点満点)

機器の状態がどれだけ分かりやすくユーザーに伝わるかを、ディスプレイの種類で評価します。

ディスプレイの種類点数
カラー液晶タッチパネル40点
カラー液晶 (ボタン操作)35点
モノクロ液晶30点
7セグLED (数字のみ)25点
インジケーターランプのみ
(ボタンのみ)
20点

カラー液晶タッチパネルは非常に見やすく、スマホなどのように直感的に操作が可能で、最高評価となります。

一方、画面がなく現在の状況が一目で分かりづらいボタンのみの場合などは「インジケーターランプのみ」と同様に低い評価となります。

2. 設定の簡易性(40点満点)

目的の操作を、どれだけ少ない手順で完了できるかを評価します。代表的な操作として「電源ONからタイマーを60分に設定して吸入を開始するまで」のボタン操作回数を計測します。

ボタン操作回数点数
3回以下40点
4〜8回30点
9回以上20点

ステップ数が少ないほど「直感的で簡単」と判断し、高く評価します。

(※60分未満のタイマーしかない機器は、その機器の最大連続稼働時間での操作を対象とします)

3. 水の補充のしやすさ(20点満点)

日々の給水がどれだけストレスなく行えるかを、以下の基準で評価します。

補充方法点数
自動で補充
またはタンクの取り外し可能
20点
給水口へ直接入れる10点
ポンプなどを使って入れる5点

多くの機器が「給水口へ直接入れる」に該当します。

4. 付加機能・調整スコア(±15点満点で調整)

上記のコア操作性スコアに対し、この項目で最終調整を行います。基本操作をさらに快適にする付加機能には点を加算し、逆に、他の項目では評価しきれないユニークな欠点がある場合は点を減算します。

例えば、スマホアプリ連携(+10点)や音声ガイド機能(+5点)などが加点の対象です。この項目では、個々の機器が持つ長所や短所を、±15点の範囲で当サイトが定性的に評価・調整します。

「操作性」の評価計算式

「操作性」の評価は以下で算出します。

操作性スコア =  (コア操作性スコア) + (付加機能・調整スコア)

このスコアを100で割り、0.0〜1.0の正規化スコアに変換します。(スコアの上限は1.0、下限は0.0とします)

「操作性」の評価及び性能全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の保守性評価を算出するシート

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