シェルスラン・プロ・ユーはどんな水素吸入器?
| 商品名 | シェルスラン・プロ・ユー |
| 水素発生量 | 300ml/分±5% |
| 騒音レベル | 31.6〜35.2dB (4方向実測値) |
| 本体寸法 | 幅20×奥行25×高さ38cm |
| 本体重量 | 6.3kg |
| 使用する水 | 市販の精製水(日本薬局方) |
| 定価 | 548,900円(税込) |
| メーカー保証 | 1年間 |
| 生産国 | 日本 |
シェルスラン・プロ・ユー(以下、プロ・ユー)は、2025年11月に発売されたシェルスランシリーズの最新上位モデルです。旧型「シェルスラン・プロ」から超静音設計・湿度コントロール・吸入ルートの拡充など、快適性を中心に大幅なアップグレードが施されています。
本体価格は税込548,900円で、レンタルには対応していません。
では、プロ・ユーの主な特徴を3つご紹介します。
特徴① 湿度50〜65%で鼻・喉が乾かない
プロ・ユー最大の進化ポイントが、水素ガスの湿度を50〜65%に自動調整する機能です。台湾の特許技術(専利公告番号 I 755253)を日本製品として初めて採用しています。
水素吸入器の多くは乾燥した水素ガスを排出するため、長時間の使用で鼻や喉が乾く場合があります。プロ・ユーは「PRESSURE BOTTLE」という水と水素ガスを分離する機構により、人が快適に感じるとされる湿度帯を維持し、乾燥を防いでくれます。
特徴② 最小31.6dBの超静音設計
正面33.1dB・背面35.2dB・右側面31.6dB・左側面31.7dBと、4方向すべてで35dB前後の静音性を実現しています。30dBは深夜の郊外レベル、40dBは静かな図書館レベルに相当します。
旧型プロでは騒音レベルが非公開でしたが、プロ・ユーでは4方向の実測データが公開されています。テレビを見ながら、あるいは就寝中でも気にならないレベルの静かさです。
この数値は第三者機関による測定結果に基づいており、メーカー自社測定のみの製品が多い中で、客観性のあるデータといえます。
※静音性の感じ方には使用環境や個人差があります。実際に試した感覚については、後述の「実機レビュー」でお伝えします。
特徴③ 鼻・目・耳・口・水素水の5ルート
旧型プロは鼻吸入とゴーグルの2ルートでしたが、プロ・ユーでは5つの水素摂取ルートに対応しています。
- 鼻から — 付属の吸入チューブで(スタンダードな吸入スタイル)
- 目から — 別売りの専用アイウェアで
- 耳から — 別売りの耳チューブで
- 口から — 別売りのマウスチューブで
- 水素水として — 付属の水素水生成タンブラーで(約2分で水素水を生成。メーカー公表値で約1.6ppm)
自分のライフスタイルや目的に合わせて、水素の摂り入れ方を選べるのは大きな魅力です。別売りパーツが必要な場合もあるため、購入時に必要なオプションを確認しておきましょう。
シェルスラン・プロ・ユーの総合評価
シェルスラン・プロ・ユーの総合評価は3.96/5点
上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントをベースに判断しています。
※情報が公開されておらず不明な点は、暫定として該当項目での最低評価を適用しています。
シェルスラン・プロ・ユーの総合評価は、星3.96です。
水素くん超静音・湿度制御で快適性に優れた多機能モデル。睡眠中の活用に向いています。ただし、使用時間によるメンテ費用増は購入前に要確認です。
それでは、各評価項目について詳しく見ていきます。
性能:⭐️ 4.5
※評価項目をタップすると評価基準の解説記事に遷移します
プロ・ユーの性能評価は星4.5。当サイトが評価した水素吸入器の中でも高スコアの部類です。
水素発生量300ml/分は、当サイトが推奨する最低ライン200ml/分をクリアしています。静音性が際立っており、最小31.6dBは当サイト評価製品の中でもトップクラスの静かさです。
タイマーは2・4・8時間の3段階に加え、45分運転と30分停止を繰り返すインターバルモード(12.5時間)も備えています。就寝中や長時間の吸入に便利な機能です。
水素量も100・200・300mlの3段階で調節でき、時間帯や体調に合わせて使い分けが可能。水素と酸素を別口で排出するPEM方式のため、水素のみの吸入にも対応しています。
水素水の生成は付属のタンブラーを使えば約2分で完了し、80℃までの温かい飲み物にも対応しています。
コスト:⭐️ 3.3
※評価項目をタップすると評価基準の解説記事に遷移します※1 脱イオンフィルター(500時間ごと)と電解槽(4,000時間で1回)の交換費用を、毎日2時間使用した場合に年換算した概算金額※2 毎日2時間使用した場合の精製水と電気代を合算した1ヶ月のコスト
プロ・ユーのコスト評価は星3.3です。
本体価格は税込548,900円。旧型プロ(495,000円)との差額は約54,000円で、湿度コントロール・超静音設計・吸入ルート拡充といった快適性の進化分と考えると妥当な価格差です。同クラス(201〜300ml/分)の相場は1ml/分あたり税別約1,900円ですが、プロ・ユーは約1,663円/(ml/分)と相場を下回っています。
月々のランニングコスト(電気・精製水代)は約451円。市販の精製水(日本薬局方)を使えるため、専用水が必要な機種と比べて維持しやすい設計です。
一方、メンテナンス費用には注意が必要です。水質を維持するための脱イオンフィルターの交換が500時間ごとに7,678円(税込)、水素を生成する電解槽の交換が4,000時間ごとに88,990円(税込)※かかります。毎日2時間の使用をした場合、年間約27,500円(脱イオンフィルター交換:約11,200円、電解槽交換:約16,250円)の維持費が見込まれます。
メンテナンス費用は使用時間に比例して増えるため、隠れコストとして事前に把握しておきましょう。
※電解槽の交換費用(税別80,900円)は参考価格であり、使用状況等により前後する場合があります
なお、レンタルには対応していないため、購入が前提となります。レンタル可能な水素吸入器をお探しの場合は「レンタルできる水素吸入器一覧」をご確認ください。
保守性(メンテナンス・お手入れ):⭐️ 3.9
※評価項目をタップすると評価基準の解説記事に遷移します
プロ・ユーの扱いやすさを示す保守性評価は星3.9です。
日々のお手入れは月に1回程度のタンクの水交換と、本体外側を拭く程度で済みます。外付けボトルをなくした新構造により、チューブ内に水滴がつきにくく、旧型よりも手入れの手間が軽減されています。
操作はシンプルなボタン方式で、消灯モードも搭載。就寝中にディスプレイの光が気にならない配慮です。
脱イオンフィルターの交換は500時間ごとで、自分で交換可能です。毎日2時間の使用なら約8ヶ月に1回のペースで、PEM式水素吸入器としては標準的な交換頻度です。電解槽(4,000時間ごと)の交換はメーカー対応が必要で、本体を宅配便で送付する形になります。
サイズは旧型プロとほぼ同じで、設置場所には困らないでしょう。6.3kgは2Lペットボトル約3本分の重さで、片手で持てなくはないものの、部屋間の移動を日常的に行うにはやや負担があるかもしれません。
安全性:⭐️ 4.4
※評価項目をタップすると評価基準の解説記事に遷移します
プロ・ユーの安全性評価は星4.4です。
プロ・ユーの特筆すべき点は、転倒・過熱・水位低下・過電流/過電圧・水質異常に対応する5つの安全センサーを搭載していることです。一般的な水素吸入器では転倒・過熱・水位の3センサーが標準的ですが、プロ・ユーはさらに過電流/過電圧と水質異常の検知を追加しています。異常時には自動で運転が停止するため、就寝中の長時間吸入でも安心感があります。
電極には純チタンにプラチナコーティングを施した素材を採用。排出ガスの水素純度は99.995%以上で、第三者機関による分析報告書が公表されています。カニューレ先端(鼻に装着する側)でも99.995%以上が確認されていることも、評価ポイントです。
オゾンに関する専用の証明書は現時点ではありません。ただし、PEM方式により水素と酸素を別々の排出口から出す構造のため、酸素側に発生し得るオゾンが水素側に混入するリスクは構造的に非常に低いといえます。水素純度99.995%という数値もこれを裏付けています。
PSE(電気用品安全法)マークは、付属のDCアダプタ電源で取得しています。
信頼性:⭐️ 3.7
※評価項目をタップすると評価基準の解説記事に遷移します
プロ・ユーの信頼性評価は星3.7です。
安心の日本製で、製造元の光未来は20年以上も水素発生器に携わるメーカーです。シェルスランシリーズは累計4,000台以上、インタークリスティーヌ全体では水素製品販売台数10,000台を突破しています。
情報開示度は良好で、公式サイトではスペック・FAQ・会社沿革まで詳しく公開されています。
一方、購入前の体験は神奈川県藤沢市のショールーム(完全予約制)に限られます。関東圏以外の方は足を運びにくいため、今後はデモ機貸出など体験機会の拡充に期待したいところです。
サポートは電話・メール(平日10〜18時)で対応しています。取扱説明書は紙媒体のみで、動画やウェブでの解説コンテンツは現時点で用意されていないようです。
楽天でのレビューは29件・平均4.69点と良好な評価を得ています(2026年4月時点。詳しくは後述)。
旧型「シェルスラン・プロ」との違い
シェルスラン・プロ・ユーは、2022年発売の旧型「シェルスラン・プロ」の後継モデルです。
シェルスラン・プロ・ユーの登場により、シェルスラン・プロは既に販売を終了していますが、具体的にどのように進化したのか詳しくみていきましょう。
基本スペック(水素発生量・タイマー・水素量調節)は共通で、快適性に関わる部分が大きく進化しています。
| 項目 | シェルスラン・プロ | プロ・ユー |
|---|
| 発売年 | 2022年 | 2025年 |
| 定価(税込) | 495,000円 | 548,900円 |
| 水素発生量 | 300ml/分 | 300ml/分 |
| タイマー | 2/4/8h/インターバル | 2/4/8h/インターバル |
| 水素量調節 | 100/200/300ml | 100/200/300ml |
| 騒音レベル | 非公開 | 31.6〜35.2dB(実測) |
| 湿度コントロール | なし | 50〜65%自動調整 |
| 吸入ルート | 2種(鼻・ゴーグル) | 5種(鼻・目・耳・口・水素水) |
| 外付けボトル | あり | なし(新構造) |
| 重量 | 6kg | 6.3kg |
主な進化ポイントは以下の4つです。
① 湿度コントロール(50〜65%)を新搭載
特許技術のPRESSURE BOTTLE機構により、水素ガスの湿度を快適な50〜65%に維持。長時間の吸入でも鼻や喉の乾燥を防ぎます。
② 超静音設計で騒音データを公開
旧型プロでは非公開だった騒音レベルが、プロ・ユーでは4方向すべてで31.6〜35.2dBと実測値で公開されています。
③ 吸入ルートが2種→5種に拡充
耳チューブ・マウスチューブが加わり、生活シーンに合わせた使い分けが可能に。さまざまなルートから水素を取り込めるのは魅力の1つです。
④ 外付けボトル廃止でお手入れ軽減
新構造によりチューブ内の水滴がつきにくくなり、日々のメンテナンスの手間が減っています。また、外にボトルがない分コンパクト化されていると言えます。
価格差は税込で約54,000円。長時間の吸入を快適にしたい方、生活シーンに合わせて吸入ルートを選びたい方にとっては、価格差以上の価値があるモデルと言えるでしょう。
>> 旧型シェルスラン・プロ(販売終了)の詳細レビューはこちら
シェルスラン・プロ・ユーの開封から吸入まで
ここからは、プロ・ユーが届いてから実際に水素を吸うまでの流れを写真付きで紹介します。
開封・同梱物
シェルスラン・プロ・ユーの本体(正面)
外箱の上からさらにエアキャップで包まれた状態で届きました。6.3kgの精密機器ですが、二重梱包で配送中の衝撃にも安心です。
箱を開けると、最上部に取扱説明書。その下に付属品の小箱、さらにビニールで保護された本体が収まっています。
セットアップ手順
シェルスラン・プロ・ユーのセットアップは4ステップで完了します。特別な工具は不要です。
STEP① 本体を設置する
側面の通気口のため壁から15cm以上離して設置する
安定した平らな場所に本体を置きます。
両側面に通気口があるため、壁から15cm以上離して設置する必要があります。
STEP② 脱イオンフィルターをセットする
キャップを外してフィルターをまっすぐ差し込む
本体上部の給水口キャップを回して外し、付属の脱イオンフィルター・カートリッジをまっすぐ差し込みます。
このフィルターは水質を維持するための消耗品で、500時間ごとに交換が必要です(毎日2時間の使用で約8ヶ月に1回)。交換は新しいフィルターに差し替えるだけで、自分で行えます。
STEP③ 給水して30分放置する
初回のみ精製水500mlを注いで30分放置後に全て排水
フィルターをセットした給水口から、市販の精製水(日本薬局方)を500ml注ぎます。給水口に付属のロートをセットすれば、こぼさず安全に給水できます。万が一、ロートを無くしてしまった場合でも、500mlの精製水ボトルなら直接注ぐことも可能です。
注ぎ終えたらキャップを閉めて、30分間そのまま放置します。この間に電解槽全体に水が行き渡ります。その後タンク内の水を全て排水します。
30分の放置と排水は初回セットアップ時のみです。2回目以降は待機なしですぐに使い始められます。
排水チューブを接続すると自動で排水される排水は背面の排水口にホースを繋いで行います。繋いだら自動で排水され、100mlの排出に22〜23秒ほどかかりました。初回の500ml分は2分前後でスムーズに終わるでしょう。
STEP④ 電源を接続し、新しい水を注入する
電源コードはリングを回して固定する構造
本体背面の下部にあるコネクタにDCアダプターの端子を差し込み、リングを回して固定します。一般的なプラグと違って、ネジ式のロック機構のため使用中に抜け落ちる心配がありません。
電源コードをコンセントに差し込んで電源が入ったら、新しい精製水を給水口から注入します。正面の水位確認窓にmin・maxの目盛りがあるので、水位を確認しながら1リットルほど入れます。
運転中は水位窓が緑色に点灯。点灯していなくても水位は見やすい
水素を吸うまでの流れ
セットアップが終わったら、いよいよ水素吸入です。
タッチパネルでタイマーと水素発生量を設定する
前面下部のタッチパネルでタイマーと水素量を設定します。
- タイマー: 2時間 / 4時間 / 8時間 / インターバル(45分運転+30分停止の繰り返し)
- 水素発生量: 100ml / 200ml / 300ml(3段階)
本体側面の上部に、水素(H2)と酸素(O2)の2つのガス発生口があります。通常の水素吸入ではH2側にチューブを接続します。カニューレを鼻に装着したら、「スタート」ボタンをタッチして吸入スタートです。
※酸素側のポートも使えば水素と酸素の同時吸入も可能ですが、付属のカニューレは水素専用です。混合吸入には三又コネクター付きのカニューレを別途用意する必要があります
運転が始まると水位確認窓が緑色に点灯し、水素が生成されていることが視覚的にわかります。「スタート」ボタンをもう一度タッチすると、停止します。
「スタート」ボタンで停止した場合は、残り時間からの再開が可能です。「電源ボタン」で停止するとタイマーがリセットされます。
【実機レビュー】シェルスラン・プロ・ユーを使ってみた感想
ここからは、筆者が実際にプロ・ユーを使って感じたことを正直にお伝えします。サイズ感や静音性、吸入時の快適さなど、スペックだけではわかりにくいポイントを中心にまとめました。
感想①:大きめだが外付けボトル内蔵で省スペース
2Lペットボトルと並べたサイズ感
2Lのペットボトルと並べるとこのくらいのサイズ感です。小型の空気清浄機に近い印象で、同クラス(300ml/分)の水素吸入器と比べるとやや大きめに感じます。
ただし、多くの水素吸入器で必要な外付けボトルが、プロ・ユーでは本体に内蔵されています。ボトル分の設置スペースが不要なので、実質的には省スペースです。
重量6.3kgのため、置く場所を決めたら据え置きで使うのが向いています。床置き・テーブル置きどちらでも安定し、リビングや寝室に置いても圧迫感はありません。
感想②:やわらかく湿った風で、鼻の乾燥を感じない
カニューレを装着して吸入を始めると、やわらかい風がふわっと届く感覚です。乾いた感じはなく、ほどよく湿った空気が鼻腔に入ってきます。
湿度コントロールのおかげか、鼻の中の乾燥を感じません。長時間の吸入で鼻の中が乾く心配がないのは、地味ながら快適さに直結するポイントでしょう。
感想③:3段階の発生量の体感差は「風の強さ」に出る
プロ・ユーは100ml・200ml・300mlの3段階で水素発生量を切り替えられます。それぞれの体感の違いは以下のとおりです。
- 100ml/分:風をほとんど感じない。カニューレを着けていることを忘れるレベル
- 200ml/分:意識すれば微かに風を感じる程度
- 300ml/分:しっかりと湿った風が届く。スタンダードな吸入感
調節の幅が広がるのは嬉しいポイントですが、正直なところ100mlや200mlを積極的に選ぶ場面は少なく、基本は300mlで使うことが多くなります。
「就寝時は控えめに」「日中はしっかり」といった使い分けを想定している方には便利でしょう。
感想④:高い静音性でながら吸入が快適
スマホアプリでの実測値は38〜41dB
スマートフォンの騒音測定アプリで実測したところ、腕を伸ばした近距離(70cm前後)で平均38.1dB、最大40.9dBという結果でした。(計測前の部屋の環境音は平均30.8dB)
公称値(31.6〜35.2dB)よりやや高めですが、スマホアプリの精度や測定環境の差を考えると妥当な範囲でしょう。体感としては、テレビをつけていれば動作音はまったく気にならず、音量を上げる必要もありませんでした。
また、読書や会話なども気にせず「ながら吸入」は問題なく行えます。
感想⑤:家族と同室でも使える「睡眠吸入」の実力
消灯モードをONにすると就寝時もまぶしさを感じない
妻と子供と同室で、就寝中にプロ・ユーを使ってみました。結論から言うと、2人とも特に気になることなく眠れていました。妻に感想を聞いたところ、「水のプクプク音がちょうどいいホワイトノイズみたいで、むしろ心地いい」とのこと。
これを支えているのが消灯モードです。オンにするとタッチパネルの光がほぼ消え、暗い寝室でも眩しさが気になりません。30dB台の静音性と合わせて、家族がいる寝室でも問題なく使えるレベルでした。
※音の感じ方には個人差があります。寝室の広さや環境音によっても印象は変わるため、気になる方はショールームでの体験をおすすめします。
気になった点・正直なデメリット
電源アダプタは約900gとかなり重い
一番気になったのは、部屋間の移動にはやや不向きなこと。電源アダプタが約900gと重く、本体との接続もネジ式ロック機構のため着脱に手間がかかります。日中リビング、夜ベッドルームと移動したい方は、据え置き前提で場所を決めておく方がストレスがありません。
給水口がやや小さい点も気になりました。精製水を注ぐときは付属のロートがあると安心です。大容量(20L)の精製水は注ぎにくいため、500mlのペットボトルタイプが現実的でしょう(コスト差は月に数百円程度)。
給水口はやや小さめ。500mlの精製水なら直接注げる
そのほか、タイマーの最短が2時間のため、短時間だけ使いたい場面では手動停止が必要です。また、混合吸入(水素+酸素)には三又コネクター付きカニューレを別途用意する必要がある点もあわせて把握しておきましょう。
シェルスラン・プロ・ユーをおすすめする人・しない人
ここまでのスペックとレビューを踏まえ、プロ・ユーが合う人・購入前に確認しておきたい点を整理します。
- 就寝中の吸入を重視し、静音性にこだわりたい方
- 鼻の乾燥が気になり、湿度コントロール付きの機器を探している方
- 鼻以外の吸入ルート(目・耳・口)にも関心がある方
- 水素量を3段階で調節して使い分けたい方
- 安全性の高い日本製の水素吸入器を選びたい方
- 本体価格は税込548,900円。レンタルには対応していない
- 毎日2時間使用で年間約27,500円のメンテナンス費用がかかり、使用時間に比例して増加する
- 購入前の体験は神奈川のショールーム(完全予約制)のみ
プロ・ユーは超静音・湿度制御・5つの吸入ルートと、快適性を追求した多機能モデルです。とくに就寝中の吸入や長時間の利用で、旧型からの進化を実感しやすいでしょう。
予算を抑えたい方は、姉妹品のシェルスラン・エレ(税込328,900円・水素発生量150ml/分)もあわせてご検討ください。エレはコンパクトで価格も手ごろです。
>> プロ・ユーのメンテナンス費用を見積もってみる(水素吸入器コストシミュレーター)
シェルスラン・プロ・ユーの口コミ・評判
シェルスランシリーズは楽天市場で29件のレビューがあり、平均4.69点 / 5.0点と高い評価を得ています(2026年4月時点)。
操作性・使い勝手に関する口コミ
機器としての使いやすさに関するポジティブな声が多く見られます。
使ってみた感想は、準備・操作はとても簡単です。カウントダウン式のタイマーが表示されるので、どの位の時間吸入したかわかりやすいです
家庭で使えるものとしては1分あたり300ccの水素量で、十分満足できるものだと思います。(中略)精製水はドラッグストアで低料金で購入できますので、とても使い勝手が良いです
大きさ重さについては100均で植物などの鉢を移動するための貨車のようなものを購入し、その上にシェルスランを置いたら各部屋をガラガラと軽く押すだけで簡単に移動できるようになりました
セットアップの手軽さに触れる声も多く、分かりやすい説明書とすぐ使えるセット内容を評価する口コミが目立ちます。
サポート対応・吸入体験に関する口コミ
ショールームに赴き、使い方を丁寧に教えていただきました。そのため、受け取り当日からスムースに使用できました(中略)細かな問い合わせにも丁寧にご対応いただけ、高額で悩みましたが、とても満足しています
気になることはなんでも答えて頂けて、とても信頼のおけるショップさまです
使い方に関してお電話したら、とても分かりやすく丁寧に説明して頂きました
電話やショールームでのサポート対応を評価する声が複数あり、購入前後のフォロー体制に安心感があるようです。
ネガティブな口コミ
一方で、少数ながら以下のような声もあります。
ただ一つの難点は操作ボタンの反応のしずらさです(中略)リモコン操作できたら尚いいと思いました
操作ボタンの反応にやや難があるという指摘は購入前に知っておきたいポイントです。ちなみに、編集部で実機を触った限りでは、ボタンの反応の悪さは特に気になりませんでした。
プロ・ユーの口コミの注意点
楽天のレビューはシェルスラン・プロから継承されたものです。プロ・ユーは2025年11月発売のため、単体のレビューはまだ限られています。
シェルスラン・プロ・ユーが体験できる施設
シェルスラン・プロ・ユーの水素吸入体験は、インタークリスティーヌの本社ショールームで可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 所在地 | 〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢8-7 ビッグ・リバービル |
| アクセス | JR東海道線・小田急線「藤沢」駅南口 徒歩8分 |
| 予約方法 | 電話のみ(完全予約制) |
| 体験内容 | 水素吸入は5分ほど |
| ご案内時間 | 1組あたり30〜50分 |
| 来場人数 | 2名様まで |
※所在地・予約方法等は公式サイトの情報をもとにしています。最新の情報は公式サイトでご確認ください
関東圏にお住まいで購入を検討されている方は、一度足を運んでみると良いでしょう。
そのほか、水素吸入を体験してみたい方は以下をご参照ください。
>> 【都道府県別】水素吸入ができる施設一覧
シェルスラン・プロ・ユーの購入方法
シェルスラン・プロ・ユーは、販売元インタークリスティーヌの公式サイトのほか、楽天市場でも購入可能です。ただし、以下の特典が付属する公式サイトからの購入がお得です。
- 価格: 税込548,900円
- 販売元: 株式会社インタークリスティーヌ
- 脱イオンフィルター・カートリッジ ×1(追加)
- 吸入チューブ ×4(追加)
- 水素水生成タンブラー ×1
- アイウェア ×1
- 書籍『水素ガスでガンは消える!?』(赤木純児著)
特典の中でも注目は水素水生成タンブラー。本体側面のH2ガス発生口とタンブラーをチューブで接続することで、約2分で水素水を生成できます(使用感は後述の【番外編】で紹介)。
※プレゼント内容は予告なく変更となる場合があります。実際の購入時には特典内容を公式サイトでご確認ください。
【番外編】付属タンブラーで水素水を作ってみた
公式購入特典の「水素水生成タンブラー」は、本体側面のH2ガス発生口とタンブラーをチューブで接続して水素水を生成できるアイテムです。せっかくなので、生成した水素水について当サイトでも家庭環境で簡易的に確認してみました。
本体側面のH2ガス発生口とタンブラーをチューブで接続して水素水を生成
- 使用水: 浄水器の水(500ml)
- 室温: 23℃ / 水温: 21℃
- 生成時間: 約2分
- 確認タイミング: 生成完了直後
家庭環境での簡易的な確認において、当サイト基準(1ppm以上)を満たす水素濃度が確認できました。
水素吸入に加えて、手軽に高濃度水素水も摂取できるのは、魅力の1つと言えるでしょう。
本確認は家庭環境での簡易的なものです。製品の正式な公表値や第三者検査機関による測定値とは、測定条件や測定方式が異なります。具体的な数値については、公式サイト等の最新情報をご参照ください。
シェルスラン・プロ・ユーについてのよくある質問
最後に、シェルスラン・プロ・ユー(シェルスランプロU)に関するよくある質問をまとめておきます。
プロ・ユーとエレの違いは?
シェルスラン・エレ(税込328,900円)は、シェルスランシリーズのコンパクトモデルです。
| 項目 | プロ・ユー | エレ |
|---|
| 定価(税込) | 548,900円 | 328,900円 |
| 水素発生量 | 300ml/分 | 150ml/分 |
| 水素量調節 | 100/200/300ml | なし |
| 湿度コントロール | 50〜65%自動調整 | なし |
| 騒音レベル | 31.6〜35.2dB | 非公開 |
| 重量 | 6.3kg | 1.5kg |
| 消灯モード | あり | なし |
エレは水素発生量150ml/分で、プロ・ユーの半分です。水素量の調節や湿度コントロールもありません。一方、1.5kgと非常に軽量で持ち運びやすく、価格も約22万円安くなっています。
まずは手ごろに始めたい方にはエレ、多機能・快適性を重視する方にはプロ・ユーが向いています。
>> シェルスラン・エレの詳細レビューはこちら
メンテナンス費用の目安は?
毎日2時間使用した場合、年間のメンテナンス費用は約27,500円です。主な内訳は脱イオンフィルターの交換(500時間ごと / 7,678円税込)と電解槽の交換(4,000時間ごと / 約88,990円税込)になります。
毎日の使用時間が長いほど費用も増えるため、購入前にシミュレーションしておくと安心です。
※電解槽の交換費用(税別80,900円)は参考価格です。使用状況等により前後する場合があります
当サイトでは、購入後のコストを簡単にシミュレーションできるツールもご用意しています。登録不要・無料で使えますので、ぜひご活用ください。
水素吸入器のコストシミュレーター
レンタルはできる?
シェルスラン・プロ・ユーのレンタルは、現時点では実施されていません。購入(税込548,900円)が唯一の導入方法です。
購入前に実物を確認したい場合は、神奈川県藤沢市のショールーム(完全予約制)で水素吸入を約5分間体験できます。
レンタル可能な水素吸入器をお探しの場合は「レンタルできる水素吸入器一覧」をご確認ください。
製造元はどこ?
シェルスラン・プロ・ユーの製造を担うのは、株式会社光未来です。20年以上にわたり水素発生器に携わり、累計9万基を超える電解槽を扱ってきた実績があります。日本・米国・台湾で10件以上の特許・実用新案を取得しており、東証スタンダード上場の株式会社トーエルにも3万台以上の水素機器を提供しています。
株式会社インタークリスティーヌは、2019年からシェルスランシリーズの独占販売を行っています。水素製品の販売台数は累計10,000台を突破しており、全国47都道府県で愛用されているとのことです。
まとめ:プロ・ユーは快適性を追求した多機能モデル
シェルスラン・プロ・ユーは、超静音・湿度コントロール・5つの吸入ルートと、快適性を徹底的に追求した多機能な水素吸入器です。
- 総合評価:星3.96 / 5
- 最大の強み:快適性(超静音31dB台・湿度50〜65%・5ルート対応)
- 安全性:星4.4(水素純度99.995%・5つの安全センサー)
- 注意点:レンタル非対応、フィルター交換500時間ごと、吸入体験は神奈川のショールームのみ
導入を検討する際は、本体価格だけでなくメンテナンス費用も含めた長期コストをシミュレーションしておくと安心です。
さらに高い水素発生量の機器をお探しの方は、以下もあわせてご覧ください。
>> 水素吸入器ふふ(Hhuhu)の評価・口コミ