健康や美容に意識の高い方を始めとして、最近注目を集めている「水素吸入」。
特に、いつでもどこでも手軽に水素を取り入れられる「ポータブル水素吸入器」が人気を集めています。
「水素吸入って本当に効果があるの?」「ポータブルタイプは据え置き型と比べてどうなの?」「自分に合った製品の選び方は?」そんな疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
そこで本記事では、ポータブル水素吸入器の基本からメリット・デメリット、選び方のポイントやおすすめ製品まで詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、あなたのライフスタイルに合った水素吸入器選びの参考にしてください。
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当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「ポータブル水素吸入器」って何?

ポータブル水素吸入器とは、持ち運びができるコンパクトサイズの水素吸入器のことです。
従来の据え置き型と比べて小型化されており、携帯や持ち運びも何なくできるよう設計されています。
水素を発生させる原理は、据え置き方と同様に水(精製水)を電気分解することで水素ガスを発生させるのが一般的です。ポータブル水素吸入器は、この仕組みをコンパクトなボディに詰め込んでいるのです。
ポータブル水素吸入器は主に2タイプ
ポータブル水素吸入器としては、「ボトル型タイプ」と「小型タイプ」の2種類があります。
ボトル型タイプは、名前の通りボトルの形になっており、大きさも500mlペットボトルぐらいです。基本的には充電式で、持ち運びが容易。主婦や自宅で動きながら水素吸入をしたい方に人気です。水素発生量は10ml/分前後が一般的で、水素ガスの発生とともに内部の水が水素水になるという機器が多いです。
一方の小型タイプは、据え置き型の水素吸入器を小型化したものです。こちらも持ち運びはできるサイズや重量のものが多いです。充電式ではなく電源に繋いで使用する方式である場合が多く、水素発生量はボトル型よりも多い傾向(30〜150ml/分前後)にあります。
ポータブル水素吸入器が注目される背景
近年、ポータブル水素吸入器が注目されている背景には、健康志向の高まりはもちろん、忙しい現代人のライフスタイルに合っていることあげられます。
ポータブル水素吸入器であれば、携帯して「いつでもどこでも」ケアできる手軽さがあるため、ゆっくりと座って水素吸入ができない方でも取り入れやすくなっています。
このように、ポータブル水素吸入器は、忙しい現代人にマッチした現代的な健康機器と言えるでしょう。
水素吸入自体の効果や副作用等についてあまり理解していないという方は、以下の記事もご参考ください。
>> 水素吸入療法の効果や副作用は?知っておきたい基礎知識
ポータブル水素吸入器のメリット・デメリット

では、ポータブル水素吸入器の特徴を含め、メリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ポータブル水素吸入器のメリット5つ
ポータブル水素吸入器のメリットは以下の通りです。
- 持ち運びができる:最大の特徴は、その名の通り持ち運びができること。旅行先やオフィス、車の中など、場所を選ばず使用できます。
- 場所を取らない:コンパクトなサイズのため、自宅での保管場所に困りません。
- 比較的安価:据え置き型と比較すると、一般的に価格が抑えめです。初めて水素吸入を試す方にも手が届きやすい価格帯の製品が多くあります。
- 電源不要のタイプもある:充電式で電源がない場所でも使用できるモデルが多いです。
- 使い方がシンプル:操作が簡単で、複雑な設定が必要ないものが多くあります。
なんといっても、小型で持ち運びができる利便性がポータブル水素吸入器の大きなメリットです。
ポータブル水素吸入器のデメリット5つ
一方、ポータブル水素吸入器のデメリットは以下の通りです。
- 水素量が比較的低い:据え置き型と比べると、発生する水素の濃度や量が少ない傾向があります。
- 連続使用時間に制限がある:バッテリー駆動のため、長時間の連続使用には向きません。
- 本格的な使用には不向き:毎日長時間使いたい方や、より高濃度の水素を求める方には物足りない可能性があります。
- 機能が限定的:小型化のために機能がシンプルになっていることが多く、細かい調整ができない場合があります。
- 耐久性に差がある:製品によって品質や耐久性に差があります。
このように、ポータブル水素吸入器は小型化されているがゆえに、その分の性能や耐久性など劣る部分でありデメリットとしてあげられます。小型化しているので仕方のない部分ではありますが、しっかりと理解しておきましょう。
「ポータブル型」と「据え置き型」の違いを比較
水素吸入器には、携帯して持ち運び可能な「ポータブル型」と、主に自宅で使う「据え置き型」があります。
両者の違いは、主に以下の通りです。
項目 | ポータブル型 | 据え置き型 |
---|---|---|
水素発生量 | 少なめ (10〜100ml/分) | 中〜多め (100〜2,000ml/分) |
連続使用時間 | 30分〜1時間程度 | 1時間〜 |
耐久性 | 製品による差が大きい | 比較的高い (3,000時間〜) |
価格帯 | 数万円〜数十万円 | 数十万円〜数百万円 |
サイズ・重量 | コンパクト (300〜1kg) | 比較的大きめ (3kg〜) |
携帯性・持ち運び | 非常に高い | 移動は想定されていない |
使いやすさ | ボタン1つなどシンプルな操作性 | 多機能で少し複雑な場合もある |
利用シーン | 多様(外出先、旅行先、オフィス、車内など) | 主に自宅での利用 |
このように、それぞれに特徴があり、何を重視するかによって、ポータブル型と据え置き型のどちらが適しているかは変わってきます。
基本的には、持ち運びや手軽さを重視する方にはポータブル型、より本格的に水素吸入をしたい方には据え置き型が向いていると言えるでしょう。
>> 3種類の水素吸入器を比較!特徴やメリット・デメリットを徹底解説
ポータブル水素吸入器の選び方5つのポイント

ポータブル水素吸入器は、現在様々な製品が販売されています。
どれが良いのかを選ぶ際には、以下の5つのポイントをチェックすることをおすすめします。
ポイント1:水素発生量
水素吸入器を選ぶ上で最も重要なのが、水素発生量です。1分間にどれくらいの水素ガスを排出しているかを示す数値で、一般的に発生量は多ければ多いほど体感を得やすいと言われています。
ポータブル水素吸入器の水素発生量は10~100ml/分程度の製品が多く見られます。
この中でも、できるだけ高い数値のものを選ぶことをおすすめします。
表示方法の違いとチェック時の注意点
製品によって水素発生量の表示方法が異なります。
水素ガスだけの表示なのか、それとも酸素も混じった発生量なのかはしっかりと確認しておきましょう。
また、発生量ではなく水素濃度(単位はppm)のみを公開している場合もあります。この場合は注意が必要で、水素吸入器の水素濃度については以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをご参考ください。
>> ppmに騙されない!水素吸入の水素濃度ppmってなに?
ポイント2:使いやすさと機能性
日常的に使用するものだからこそ、使いやすさは重要です。
以下のような点を確認し、自身のニーズに合っているか検討してください。
- 操作のシンプルさ
ボタンの数が少なく、直感的に操作できるか - 持ち運びやすさ
サイズと重量は特に重要です(300g以下の軽量モデルが理想的) - バッテリー性能
1回の充電での駆動時間、充電方法・時間は十分か - 付加機能
タイマー機能、濃度調整機能、アロマ機能などの有無
特にポータブルタイプでは、軽量でバッテリーの持ちが良い製品がおすすめです。旅行や外出先での使用を考えると、USBで充電できるタイプも便利でしょう。
ポイント3:安全性
安全性は妥協できないポイントです。
以下のような点をチェックするようにしましょう。
- 信頼できるメーカー・販売店か
- 安全に関する認証マークの有無
- 製品保証とアフターサポート体制
- 第三者機関による検査の実施
- 有害物質が発生しないか
特に排出されるガスの成分を第三者機関で検査し、結果を公表しているかは非常に重要なポイントとなります。
ポイント4:コストパフォーマンス
初期投資だけでなく、長期的なコストも考慮することが大切です。
製品価格はもちろんですが、使用する精製水や交換パーツのコストや交換頻度などを確認するようにしましょう。
安すぎる製品は品質や安全性に問題がある可能性もあります。適切な価格帯の中で、機能と品質のバランスが取れた製品を選びましょう。
ポイント5:口コミ・評判
実際に使用している人の声は貴重な情報源です。
実際に使われた方がどういった感想を持ったのか把握しておくことで、同じような失敗をすることが避けられると同時に、適切な期待感を持って購入することができます。
良い口コミだけではなく、悪い口コミもチェックするようにしてバランスの取れた評価を知るようにしましょう。
特にメーカーや販売者のサイトやページでは良い口コミしか掲載されていないこともあるので、SNSなどでも調べてみるとよりバランスの取れた口コミ情報が手に入ります。
【補足】購入する前にはぜひ体験を
上記の5つのポイントはポータブル水素吸入器を選ぶ際に重要なポイントですが、さらに重要なことは購入前に体験してみることです。
機器によっては、購入前のデモ機の貸し出しや無料の体験場を設けていることがあります。まずは、そういった機会を利用して、一度気になっている機器を試されることをおすすめします。
カタログスペックだけ見て判断すると、いざ購入して使ってみたときに、
「思ったよりうるさい」
「想像していたより大きくて重い」
といった思わぬ失敗につながりかねません。
なので、デモ機の貸出しなど体験できる機会がある場合は積極的に利用されることをお勧めします。
また、もっと深く水素吸入器の選び方について知りたいという方は、以下の記事もご参考ください。具体的な基準などの目安も掲載しています。
参考:失敗しない水素吸入器の選び方|9つのポイント解説
市販のポータブル水素吸入器の一覧
市場には様々なポータブル水素吸入器が存在します。
ここでは、代表的な製品をいくつかご紹介します。
ラブリエエラン2

ラブリエエラン2は、小型タイプのポータブル水素吸入器です。
水素発生量は60ml/分あり、ポータブル機器の中では高い水準です。スマホアプリがあり、アプリを使えば細かな時間設定ができます。
充電式ではなく電源に繋いで使用するタイプですが、持ち運びが楽にできるサイズや重量となっています。
>> 【徹底解説】超小型水素吸入器『ラブリエエラン2』の特徴と評価
>> 【実機レビュー】ラブリエエラン2を実際に使ってみた感想
ドクター水素ボトル

ドクター水素ボトルは、ボトルタイプのポータブル水素吸入器として有名です。
充電式で、外出時に電源を持ち歩く必要はありません。
また、水素吸入後には内部の水が水素水になっているので、水素水も合わせて摂取できます。
>> 外出先でも水素吸入ができる!『ドクター水素ボトル』の特徴と評価
水素はうすSH-150

水素はうすのSH-150も小型タイプのポータブル水素吸入器です。
電源に接続して使用するタイプで、重量は1kg程とやや重めですが、水素発生量は150ml/分とポータブル型ではトップクラスの水素量です。
外出先でもしっかり目の水素吸入をしたい方でも利用できるスペックでしょう。
>> 水素はうすのコンパクト水素吸入器『SH-150』のスペックと評価
alivioH(アリビオ)

alivioH(アリビオ)は、ボトル型のポータブル水素吸入器です。
本体重量230gとかなり軽量で、サイズも高さ15cm程とかなり小さい水素吸入器です。
水素発生量は8〜12ml/分と少なめではあるものの、価格が税込74,800円ほどとかなり導入難易度が安く、コンパクトさゆえにどこへでも持っていけます。肌身離さず水素吸入器を持っておきたい方にはぴったりでしょう。
他の水素吸入器については、以下に掲載しています。
ポータブル水素吸入器のよくある質問
ポータブル水素吸入器に関してよく聞かれる内容をまとめましたので、ぜひご参考ください。
Q1. 据え置き型とポータブル型、どちらが良いですか?
それぞれのライフスタイルや目的によって異なります。外出先でも使いたい方や、手軽さを重視する方にはポータブル型がおすすめです。
一方、自宅で毎日長時間使用したい方や、より高濃度の水素を求める方には据え置き型が適しています。まずは自分の使用シーンを明確にしてから選ぶとよいでしょう。
Q2. ポータブル水素吸入器でも効果はありますか?
水素吸入の効果については確立されているわけではないので、断言することはできません。
ただし、これまでの研究では美容や健康増進の面でポータブル水素吸入器のスペックでも、なんらかの変化や改善が見られたとする報告は出ています。
例えば、肌のハリやシミの改善が見られたとする研究では、水素発生量12ml/分の機器が用いられていました。
Q3. 水素吸入はどのくらいの期間続けると良いですか?
個人差はありますが、一般的には継続的な使用が推奨されています。1日あたりの使用時間は、製品の仕様や個人の目的によって異なりますが、多くの場合、1回15~30分程度の使用を1日1~2回行うことが多いようです。まずは製品の説明書に記載された推奨使用方法に従うことをおすすめします。
Q4. 副作用や健康への悪影響はありませんか?
一般的に、適切に使用すれば副作用のリスクは低いとされています。ただし、水素ガスの発生装置としての安全性は製品によって異なるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。また、何らかの持病をお持ちの方は、使用前に医師に相談することをおすすめします。
Q5. 医療機器ではないのですか?
一般的に市販されているポータブル水素吸入器は医療機器ではなく、健康機器として販売されています。そのため、疾病の治療や予防を直接的に謳うことはできません。健康維持や美容のためのセルフケアツールとして活用することが一般的です。
一部で「医療用」と言われる水素吸入器もありますが、日本の法律において、今現在医療機器として認められている水素吸入器はありません。
>> 「医療用」水素吸入器とは?定義や誤解されるポイントを解説
Q6. 飛行機に持ち込めますか?
多くのポータブル水素吸入器は、リチウムイオンバッテリーを使用しているため、機内持ち込みは可能ですが、預け入れはできないことが一般的です。ただし、航空会社や国によって規則が異なる場合があるため、旅行前に確認することをおすすめします。また、使用方法についても事前に客室乗務員に確認すると安心です。
まとめ:ポータブル水素吸入器で手軽に水素吸入を
ポータブル水素吸入器は、忙しい現代人にとって、いつでもどこでも手軽に水素を取り入れられる便利なアイテムです。外出先や旅行先でも、自分のペースで健康ケアを継続できる点が大きな魅力と言えるでしょう。
この記事でご紹介した選び方の5つのポイントを参考に、あなたのライフスタイルに最適なポータブル水素吸入器を見つけてください。
もし、水素吸入に関するお悩みがあれば、お気軽に「お問い合わせ」または、以下の公式LINEよりご連絡ください。
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