《この記事の執筆者》
本サイトの運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
本記事では、水素吸入が行える水素吸入器『ドクター水素ボトル』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。
また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『ドクター水素ボトル』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』の製品情報
水素吸入器『ドクター水素ボトル』の製品仕様の詳細は以下の通りです。
商品名 | ドクター水素ボトル |
本体寸法 | 幅6×奥行6×高さ22cm |
本体重量 | 312g |
色 | シルバー |
材質 | ボトル:PCTG樹脂 本体、キャップ:ABS樹脂 |
電圧・周波数 | 3.7V |
消費電力 | 不明 |
付属品 | 吸入用カニューレ、USBケーブル、ACアダプタ、ミストボトル |
定価 | 203,280円(税込) |
メーカー保証 | 1年 |
生産国 | 日本 |
製造業者 | 株式会社タイヨウ |
『ドクター水素ボトル』はそのサイズが最大の特徴です。直径6cm高さ22cmの円柱型のボトルとなっており、重量が312gと片手で持てるサイズのため、持ち歩いて好きな場所で好きな時に水素を取り入れることができます。
また、USBケーブルの充電式のためどこでも充電ができ使いたい時に使える便利な水素吸入器です。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』の特徴・スペック
水素吸入器『ドクター水素ボトル』の主なスペックは以下の通りです。
水素発生量 | 10.5ml/分 |
水素発生方式 | 久保方式(独自技術) |
連続稼働時間 | 30分 |
吸入方法 | 鼻カニューレ、水素水 |
騒音レベル | 不明 |
使用できる水 | 活性炭を含む中空系フィルターで浄水された水、精製水、 RO水、市販のミネラルウォーター |
水素水の生成 | 可能 |
製品の寿命 | 1~1.5年(使用頻度による) |
『ドクター水素ボトル』は、毎分10.5mlと水素量としては非常に少ないですが、携帯用の水素吸入器と考えると妥当な量かもしれません。
また、使用できる水が市販のミネラルウォーターや精製水なので近所のドラッグストアなどで安価で手に入ります。
水素発生方式は独自技術の「久保方式」で、設定電圧が低いためオゾンを発生させないようになっています。
では、以下でいくつか『ドクター水素ボトル』の特徴をご紹介していきます。
特徴①:独自の水素発生方式
『ドクター水素ボトル』はは独自の水素発生方式を使用しています。
「久保方式」と呼ばれる技術で、設定電圧が低いためオゾンを発生させない仕組みとなっているため、その点は安心でしょう。
特徴②:気軽にどこでも使える
『ドクター水素ボトル』は非常にコンパクトで、持ち運びがしやすいです。
片手に収まるサイズでペットボトルを持っているほどの大きさと重量のため、持ち歩きながら水素吸入ができるほどです。
充電が切れても、USBで繋ぐだけですぐに使用できるため楽ちんです。
自分の好きなタイミングで好きな場所で水素ガスが吸入できるのが一番の特徴と言えるでしょう。
特徴③:水素水の作成も可能
『ドクター水素ボトル』は、水素水も生成できるようになっています。
水素水を作るモードが備わっており、5分ほどで1,616ppbの水素濃度の水素水が作れるようです。
このコンパクトさで1台2役は贅沢ですね!
>> ppmに騙されない!水素吸入の水素濃度ppmってなに?
水素吸入器『ドクター水素ボトル』のメンテナンス
『ドクター水素ボトル』のメンテナンスは、日々のメンテナンスと定期的なメンテナンスとなります。
日々のメンテナンス
『ドクター水素ボトル』の日々のメンテナンスとしては、以下のものが必要になります。
- ボトル内の水を1日に1回交換
- 定期的なクエン酸洗浄と電気的洗浄(機器についている自動洗浄機能)
これを見る限り、そこまで管理の手間はかからなそうですね。
定期的なメンテナンス
『ドクター水素ボトル』は、消耗部品の交換が使用頻度によって1年半〜2年ごとに必要になります。
消耗部品は以下の通りです。
- リチウム電池交換
- 水素発生基盤(電極と基板)の交換
これらの部品交換費用として税込29,700円かかります。
よく使う場合は、ほぼ毎年ぐらいのペースでメンテナンスが必要になりそうなので、長期的に使う場合のコストはあらかじめ計算しておいた方が良さそうです。
上記は、ドクター水素ボトル+® (プラス)と呼ばれる新機種の価格です。現在はこちらのみ販売されているようなので、旧機種についての情報は省いています。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』のレンタルはある?
『ドクター水素ボトル』のレンタルは、公式に実施されているかは不明です。
製造元であるWOO EAST株式会社のサイトには掲載されていませんでしたので、レンタルに興味がある方は問い合わせてみる必要があります。
ただし「ドクター水素ボトル レンタル」でGoogle検索すると、レンタルをされている代理店?のページが出てきたので、代理店経由で実施されている可能性があります。金額は月額税込27,500円です。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』の評価
上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。
『ドクター水素ボトル』の総合評価としては、
の星2.58です。それぞれの評価項目について少し解説していきます。
ドクター水素ボトルの性能評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素発生量 | 10.5ml/分 | |
水素純度 | 83.1% (カニューレ排出口) | |
連続運転時間 | 30分 | |
タイマー設定 | 30分 | |
騒音レベル | 不明 | |
水素水生成機能 | 水素水モードで可能 | |
水素量調節機能 | なし |
『ドクター水素ボトル』の性能としては、微妙というのが正直なところです。大きなネックポイントとしては、毎分10.5mlの少ない水素発生量と短めな30分稼働という2点です。弊サイトでは、水素発生量は毎分300ml/分以上をおすすめしているため、その基準から考えるとかなり少ないと言えます。
騒音レベルについては不明ではあるものの、動画や水素生成量からある程度静かなことが予想されるため、星3としています。
グッドポイントとしては、一台で水素吸入と水素水の生成の両方できる点で、どちらも取り入れたい場合には重宝しそうです。
ドクター水素ボトルのコスト評価
項目 | 実績値 | 評価 |
製品価格 | 184,800円(税別) | |
メンテナンス費用※1 | 13,500円(税別)/年 | |
ランニングコスト※2 | 必要な情報がなく算出できず | |
最大消費電力 | 不明 | |
使用する水 | 浄水器や市販の精製水など | |
レンタル価格 | 25,000円(税別)/月 |
※2 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)
『ドクター水素ボトル』の製品価格は20万円以下と水素吸入器としては安めですが、水素発生量に対する金額としては高いと言えそうです。例えば、水素発生量が60ml/分の「ラブリエ・エラン2」は22万円弱となっていますが、これの1/6ほどの水素発生量なのに、ほぼ同じ金額になっています。
メンテナンス費用については、約2年ごとに税別27,000円かかると考えてそれを1年ごとに変換すると13,500円となり、まぁ許容範囲ぐらいかなという感じです。
ランニングコストについては、充電式で特殊なため計算が複雑になる+必要な情報がないため不明としています。しかし、浄水器の水が使えることや水素発生量から予想される必要電力量から考えると、数百円程度の安い金額帯と予想されます。
レンタル価格については、上述したように公式での運営ではなくあくまで代理店の1つが掲示していたレンタル価格となっています。税別25,000円は1年ほどで製品価格を上回るので、若干高い気がするので利用するなら1〜3か月の短期がおすすめです。
ドクター水素ボトルの保守性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
寸法/重量 | 幅6x奥行6x高さ22cm/312g | |
マシンの操作性 | ボタン1つでの操作 | |
動かしやすさ | 軽量で小さくどこでも持ち運びできる | |
イオンフィルター の交換頻度 | 2〜2.5年(使用頻度による) | |
電解槽の交換頻度 | 2〜2.5年(使用頻度による) | |
筐体の材質 | ボトル:PCTG樹脂 本体、キャップ:ABS樹脂 | |
日々のメンテナンス | ・ボトル内の水を1日に1回交換 ・定期的なクエン酸洗浄と電気的洗浄(機器についている自動洗浄機能) |
『ドクター水素ボトル』の保守性は高いと言えそうです。
そのコンパクトさと軽量さのおかげで、どこでも持ち運んで水素吸入ができるようになっています。また、日々のメンテナンスもそこまで手間がかからず管理の手間も少なめなのも嬉しいポイントです。
消耗部品の交換に関しては、2年ごとのサイクルは若干短い気がするので、ネックとするならばそのポイントになります。通常は4000時間ほどの寿命があるので、毎日2時間使っても5年半ぐらいは持つようになっています。
ドクター水素ボトルの安全性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
電極の材質 | 不明 | |
オゾンの発生 | 設定電圧が低いためオゾンは発生なし | |
安全機能 | 不明 | |
防爆システム | 不明 | |
第三者機関の認証 | 水素濃度の証明あり |
『ドクター水素ボトル』の安全性については、不明な点が多く正確に判定できないのが現状です。
公開されているところでいうと、オゾンが発生しない点と水素濃度関連の証明データがあることが要素として挙げられます。
ただ、安全機能や防爆システム、電極の材質、安全性に関する認証(CEやFCC、PSEなど)が不明なため、安全です!と言い切れるわけでは現状はありません。
ドクター水素ボトルの信頼性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
生産国 | 日本 | |
保証期間 | 1年 | |
情報開示度 | ほとんど情報が見つからない | |
導入機関や導入歴 | 不明 | |
アフターサービス・ サポート体制 | 不明 | |
返金保証 | なし | |
購入前の体験 | 不明 | |
マニュアルの充実度 | 公式サイトに個別の動画説明あり | |
口コミ | 不明 |
『ドクター水素ボトル』の信頼性についても、不明な点が多く正確な判定が難しいです。
唯一評価できる点としては、公式サイトにて使い方やメンテナンス、注意点などそれぞれの項目に対する動画説明がある点です。やはり紙の取扱説明書だけではわかりづらい部分があるので、こういった動画が提供されているのは良いことです。
一方、それ以外の情報については、私が探した限りではほとんど見つからず、不安が残ります。購入を検討されている方は、アフターサポートなどをしっかりと確認してから購入することをおすすめします。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』がおすすめな人
『ドクター水素ボトル』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。
『ドクター水素ボトル』はなんといってもその軽さやコンパクトさが魅力です。外出時にも活用できることはもちろん、家の中で動きながらでもできるのも大きなポイントの1つです。
なので、家事で忙しく動き回っていて、据え置きタイプの吸入器では水素吸入ができない方にはぴったりでしょう。
また、水素水も生成できるので、水素吸入だけではなく水素水からも水素を摂取したい方にはお勧めです。
水素吸入器『ドクター水素ボトル』:まとめ
『ドクター水素ボトル』は、超軽量コンパクトサイズで、持ち歩いてどこでも好きなタイミング、好きな場所で水素吸入が可能な携帯式水素吸入器となっています。
また、水素水も作れるため外出先での水素水摂取も可能です。
水素発生量に対する製品価格やメンテ費用は少し高めに感じるのと、情報が少なく不安要素がありますが、携帯できる水素吸入器は少ないため、そういった携帯式が欲しい方は検討しても良いかもしれません。購入前にはしっかりと問い合わせて色々と確認することをお勧めします。