購入前ノウハウ
【知らないと危険】水素吸入器の安全性を見極める4つのポイント

知らないと危険!水素吸入器の「安全性」を見極める5つのポイント

水素吸入器を購入し、期待して使い始めたのに…

「なんだか体調が悪くなった…」
「吸入器から変な臭いがする…」

そんな失敗はしたくないですよね。

水素吸入器の選び方」には様々な判断基準がありますが、この安全性のチェックを怠ると、思わぬ健康被害に繋がるリスクがあります。

でもご安心ください。水素吸入器の安全性について、どこを確認すれば良いかを知っておけば、怖い思いをすることはありません。

本記事では、安全性がなぜ重要なのか、そして安全性を見極めるための具体的な5つのポイントを詳しく解説します。これを読めば、あなたも安全な水素吸入器をしっかり評価できるようになります。自分や家族の健康を守るためにも、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

《この記事の執筆者》

水素吸入器の安全性が重要なたった1つの理由

水素吸入器を選ぶ際に安全性が重要になる理由は、予期せぬ健康被害から身を守るためです。

水素吸入自体にはこれまで重篤な副作用などは報告されておらず、安心してできる健康法です。

しかし、日本では水素吸入器の品質基準が明確に定められていないため、ユーザー自身が製品の安全性を確認する必要があります。
>> 水素吸入は危険?副作用やデメリット、安全な取り入れ方を解説

健康を目的とした水素吸入で逆に体調不良にならないためにも、以下で紹介する安全性のポイントをしっかり確認して、水素吸入器選びをすることをお勧めします。

水素吸入器の安全性を評価するポイント5つ

水素吸入器の安全性を見る際に重要になるポイントは以下の5つです。

水素吸入器の安全性の要素
  1. 電極の材質はなにか
  2. 水素純度は十分高いか
  3. オゾンを発生させないか
  4. 安全機能がついているか
  5. 第三者機関の認証があるか

それぞれ詳しく解説していきます。

安全性のポイント①:
電極の材質はなにか

電極材質は、有毒物質の吸引リスクと関連するため重要です。

電極にはいくつかの材質がありますが、ステンレス製の電極が使われている場合は注意が必要とされます。

ステンレス製の電極に注意が必要な理由

ステンレス製の電極が使われている場合、電極からクロムや他の金属が溶け出す可能性があります。

溶け出す程度は使用条件等によって異なりますが、高電圧・高電流密度であったり、低品質のステンレス鋼が使用されていたりすると金属溶出リスクが高まります。

特に懸念されるのは、ステンレス鋼に含まれるクロムです。六価クロム(Cr(VI))は発がん性や毒性が確認されており、健康への悪影響が懸念されるため、特に注意が必要となります。

したがって、電極の材質については以下の点を確認しましょう。

電極の材質で確認すること
  • チタン・プラチナコーティングされているか
  • 高品質のステンレス鋼が使用されているか

それぞれについて以下で解説します。

材質の確認ポイント①:
チタン・プラチナコーティングされているか

電極がチタン・プラチナコーティングされている場合は、材質についてはクリアです。

これらのコーティングがされている場合は、ステンレス製の電極によるクロムや他の金属が溶け出す可能性は極めて低くなるため、安心できます。

材質の確認ポイント②:
高品質のステンレス鋼が使用されているか

もし、チタン・プラチナコーティングがされていない場合は、高品質なステンレスが使用されているかを確認しましょう。

低品質なステンレス鋼の電極は金属溶出リスクを高めるため、モリブデンを含む高品質の316Lステンレス鋼などを使用することが推奨されます。

ステンレスが使われている場合でも、高品質のものであれば、使用条件やメンテナンス頻度にもよりますが、まだ許容できると考えられます。

どういったステンレス鋼が使われているかわからない場合は、製造者に問い合わせて確認するようにしましょう。教えてくれない場合は低品質のステンレス鋼と考えて、そのメーカーの水素吸入器は使用しないことをおすすめします。

電極についてさらに詳しくは以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
>> 水素吸入器の電極を徹底解説!ステンレス vs チタン・プラチナ、どちらを選ぶべき?

電極の材質の評価指標

当サイトでの水素吸入器評価における電極の材質評価の基準等については、以下の記事で解説しています。
>> 水素吸入器の安全性評価①:「電極の材質」編

安全性のポイント②:
水素純度は十分高いか

水素吸入器の安全性を評価する上で、水素純度は欠かせません。

見るべきポイントは、「純度99.9%以上」と「第三者機関の検査結果の公表」の2点です。

純度高ければ高いほど、有害物質を取り込むリスクも下がります。

有害物質発生の前提

純度の高い水(超純水など)を用いた電気分解であれば、副生生物が極めて少なく、毒性物質が危険濃度に達するケースは稀です。ただし、念のため確認しておくことが重要です。

また、水素純度の数値以上に第三者機関の検査証明書が重要になります。販売者の自己申告では信頼性に欠けるためです。

水素業界は、過去に「水素水に水素が入っていない」という事例も報告されているため、第三者検査は必須と考えています。

証明書が非公開の場合は、根拠を問い合わせることをおすすめします。

似たような用語に「水素濃度」がありますが、水素純度とは異なります。
簡単にいうと、「濃度」は機器から排出されるガスのうちどの程度を水素ガスが占めているのかの割合を示し、「純度」はその水素ガス自体に含まれる水素の量を表します。
ただし、PEM式電気分解を用いて水素と酸素を分けて排出している機器では、水素濃度=水素純度とされている場合もあります。

水素純度の評価指標

当サイトでの水素吸入器評価における水素純度(濃度)の評価の基準等については、以下の記事で解説しています。
>> 水素吸入器の安全性評価②:「水素純度(濃度)」編

安全性のポイント③:
オゾンを発生させないか

健康被害と使用時の不快感の防止のため、オゾンの発生有無をチェックしましょう。

水素吸入器は水を電気分解して水素ガスを生成する過程で、オゾンが発生する場合があります。

適切に設計・製造された機器であればオゾンリスクは低いとされますが、高濃度オゾンは健康への悪影響があるため、オゾン発生の有無は安全性で重要な指標です。
>> 水素吸入器のオゾンは大丈夫?発生原因と安全な製品の選び方

また、一定の濃度以上のオゾンが発生している場合、オゾン特有の臭い(生臭い、青臭い刺激臭)がするため、使っている際に不快感を感じてしまいます。

こうした使用感やオゾンの健康被害から身を守るためにも、オゾンの有無については確認しておきましょう。

オゾンの評価指標

当サイトでの水素吸入器評価におけるオゾンの評価の基準等については、以下の記事で解説しています。
>> 水素吸入器の安全性評価③:「オゾンの発生」編

安全性のポイント④:
安全機能がついているか

搭載されている安全機能が多いほど、安心できます。

水素吸入器の安全機能として、以下の場合に自動停止する機能があります。

安全機能の一例
  • 本体の転倒時
  • 機器内部温度の異常時
  • 内部圧力の異常時
  • 電流・電圧の異常時
  • ファンの異常検知時
  • タンク内の水質異常時
  • 機器内の水素濃度の異常時 など

また、爆発に関する安全機能も搭載されている場合は水素爆発リスクが軽減され、より安心して水素吸入ができるためおすすめです。
>> 水素吸入器で水素爆発する条件とさせないためのポイント4つ

安全機能の評価指標

当サイトでの水素吸入器評価における安全機能の評価の基準等については、以下の記事で解説しています。
>> 水素吸入器の安全性評価④:「安全機能」編

安全性のポイント⑤:
第三者機関の認証があるか

水素吸入器の安全基準は国で定められていないため、第三者機関による認証が重要になります。

まず、必須なのが「PSEマーク」の取得です。これは、電気製品の安全性について経済産業省が定めた法律を準拠していることを示します。これを取得している場合、電気的な安全性は確保されていると考えられます。

そのほか、海外における安全性に関する認証(CEマークなど)も挙げられます。

CEマークとは、製品がEU(欧州連合)の安全、健康、環境保護に関する要件を満たしていることを示すマークです。

JHyPA(日本分子状水素普及促進財団)の認証基準も参考になる

水素医学の権威である太田成男氏が理事長を務める「JHyPA」の水素吸入器認証基準も参考になります。

この認証がある場合、何も認証がない場合と比較して安全性の面で優れていると言えるでしょう。
>> JHyPAの水素吸入器認証基準とは?

第三者認証の評価指標

当サイトでの水素吸入器評価における第三者認証の評価の基準等については、以下の記事で解説しています。
>> 水素吸入器の安全性評価⑤:「安全性に関する第三者認証」編

その水素吸入器の安全性は合格点?数値を入れて確認しよう

水素吸入器の安全性を判断するためのポイント5つをご紹介しました。

これらのポイントを総合的に判断することで、水素吸入器の安全性をある程度評価することができます。ただし、専門的な知識がないと判断が難しい面もあるかもしれません。

そこで、すいかつねっとでは、水素吸入器の安全性を簡易的に評価できる目安を作成しました。
>> 水素吸入器の安全性を自動で判別する計算機

上記URLにアクセスいただくと、各項目に対応する数値を入力することで、安全性のレベルを5段階で大まかに把握できます。

水素吸入器Xの安全性は…

例えば、市販の水素吸入器Xの数値を入れてみると、3.5/5という結果になりました。

水素吸入器Xの安全性の評価

あくまで簡易的な評価ではありますが、専門知識がない方でも水素吸入器の安全性を一定の目安で確認することができます。

ぜひ、気になる水素吸入器の値を黄色の場所に入力して、ご活用ください。

まとめ:水素吸入器の安全性をしっかりと評価しよう

水素吸入器の安全性の要素
  1. 電極の材質はなにか
  2. 水素純度は十分高いか
  3. オゾンを発生させないか
  4. 安全機能がついているか
  5. 第三者機関の認証があるか

水素吸入器の安全性を評価する上で重要な5つのポイントを解説しました。

これらのポイントを総合的に判断することで、水素吸入器の安全性をある程度評価することができます。

水素吸入器は健康のために利用するものだからこそ、安全性の確認は非常に重要です。本記事で紹介した安全性のポイントを参考に、しっかりと水素吸入器の安全性を評価し、自身に合った製品を選びましょう。

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