水素吸入器選びにおいて、機器の性能面は「水素吸入器の選び方」でも解説している重要な要素です。
とはいえ、重要なのはわかっていても、何をどう見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、水素吸入器選びを行う際に重要になる「性能面」で見るべきポイント7つを解説します。また、性能の評価を自動で算出してくれる計算機も紹介しているので、ぜひご活用ください。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
水素吸入器の性能を判断する際に見るポイント7つ
水素吸入器の性能を判定する際は、以下の7つのポイントを見るようにしましょう。
- 水素発生量(ml/分)
- 連続稼働時間
- タイマー設定
- 騒音レベル
- 水素のみの吸入
- 水素水の生成
- 水素発生量の調節機能
上記の1〜4は非常に重要で、5〜7については「あるとなお良い」というプラスαの項目になります。
では、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
性能ポイント①:
水素発生量(ml/分)
水素吸入器の性能を見る際に、絶対に外せないポイントは1分間における水素発生量です。
すいかつねっとでは、予算の範囲でできるだけ水素発生量が高い機器を推奨しています。
目的や体質によって異なりますが、多くの方が疾患の治療と並行して取り入れようと検討されているかと思います。そういったケースでは、これまでの研究報告から考えて、当サイトでは「200ml/分以上でなるべく多く」というのが、現状無難な選択だと考えています。
水素の過剰摂取による健康リスクの心配もないことからも、多いものを選んでおいて損はないです。
しかし、水素発生量が高ければそれでその水素吸入器は性能が高いのか?というと、そうではありません。これから以下で解説する他のポイントと合わせて総合的に判断するようにしてください。
水素発生量についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。自分に合った「最適な水素発生量」の考え方についても解説しています。
>> 水素吸入器の「最適」な水素発生量は?多いほどよいのか科学的に検証
水素濃度とは違う点に注意
よく「水素発生量」と「水素濃度」は混同されがちですが、これらは全く異なるものです。
水素発生量は実際に発生している水素ガスそのものの量を表し、水素濃度は機器から発生するガスのうちどれくらいが水素ガスかを示します。
水素濃度のついて、詳しくは以下をご参考ください。
>> ppmに騙されない!水素吸入の水素濃度ppmってなに?
性能ポイント②:
連続稼働時間
連続で稼働できる時間も重要なポイントの1つです。
体内では常に万病の元となる活性酸素が生成されているため、短時間の吸入ではその後にあっという間に再び活性酸素が蓄積してしまいます。
したがって、連続稼働時間が長く、連続して長く吸入できるものが良いです。
持病がある人ほど長時間可能ものを
特に糖尿病などの生活習慣病やがんなどの持病がある方は活性酸素の産生が亢進し、かつ抗酸化力が低下しています1)。
そのため、健康体の人よりも活性酸素が蓄積しやすい状態にあるため、より長い時間の吸入が望ましいと言えるでしょう。
8時間以上あれば最適
特に睡眠時にも吸入できるような8時間以上の連続稼働なものであれば最適です。
寝ながらの吸入であれば、吸入中に他のことができなくなるといったこともないので、快適です。
ただし、そこまでいかなくても最低でも1時間、できれば数時間は連続稼働ができるものを選ぶようにしましょう。
自分の目的に合う吸入時間が知りたい方は、以下の記事もご参考ください。
>> 【決定版】水素吸入の最適な頻度は?目的別に効果的な回数と時間を解説
性能ポイント③:
タイマー設定
連続稼働時間に加え、タイマーの設定自由度も性能を見る上でのポイントの1つです。
例えば、タイマー設定が1時間単位でしかないものは自由度が低く、性能面では難なりと考えて良いでしょう。一方、5分や10分単位で細かく設定できる場合は、自分の用途に合わせて利用できるため、高い性能といえます。
細かな部分ではありますが、細かな時間設定ができるのは個別のニーズに合わせられるため、普段使いでは地味に重宝します。
性能ポイント④:
騒音レベル
水素吸入器が稼働している際の騒音レベルも、性能を判断する上で重要な要素になります。
一般的な水素吸入器では騒音レベルは50dB(デシベル)程度が平均的ですが、できるだけ低騒音の製品を選ぶことをおすすめします。
低騒音であればあるほど使用時のストレスが軽減され、より快適に水素吸入を続けることができます。
50dBの騒音はどのくらい?
50dBの騒音とは、家庭用クーラーの室外機や静かな事務所などがそれに相当し、大きく聞こえるが通常の会話はできるぐらいのレベルです2)。
とはいってもわかりづらいかと思うので、以下の動画でdbの違いを感じてみてください。
実際は機械から離れて吸入しますし、吸入器によっても音の出方や種類が異なるため感じ方はかなり異なる点は注意しておきましょう。
騒音レベルが公開されていない場合は注意
騒音レベルが公表されていない製品は、購入前に必ず何らかの方法で確認するようにしましょう。
これを怠ると、購入後に
「うるさくて落ち着かない」
「夜に近所迷惑になりそうで使えない」
といった後悔に繋がります。
なので、騒音レベルが公開されていない場合は、必ず問い合わせるようにし、できれば実機の騒音を体験させてもらうのが良いでしょう。
実際に機械の騒音を聞いてみることで、dbでは測りきれない部分も知ることができます。
性能ポイント⑤:
水素のみの吸入
続いてのポイントは、「水素のみの吸入ができるか」です。
これは必須ではありませんが、あると吸入パターンの自由度が増えて、より自分の体に合った水素吸入が行えます。
当サイトでは、「水素のみの吸入の方が体感が良い」という声をいただくことがあります。また、自身の体験でも水素のみの吸入の方が良い気がします。
ただ、これについては人それぞれであり、酸素と一緒に吸入した方が良いという方もおられます。
水素のみの吸入ができる仕様になっていれば、お好みに合わせて自由に変えれるので、その分性能が高いと考えられます。
性能ポイント⑥:
水素水の生成
性能を見る際の6つ目ポイントは、水素水を作れるか否かです。
一般的な水素吸入器は水素水を生成できません。なので、水素水を生成できるようになっている水素吸入器であれば性能が高いと言えます。
これまでの研究報告から、水素吸入や水素水がそれぞれ得意とする疾患が異なると考えているため、いろんな形で水素を摂取することをおすすめしています。
なので、水素吸入器1台で吸入と飲用ができるのであれば相乗効果が見込めるので、性能面では高評価できます。
ただし、この点は本来の水素吸入器としての性能とは少しずれるので、あれば+アルファぐらいで考えておけば良さそうです。
>> 【比較】水素水と水素吸入の違いは?どっちが良いのかも解説
性能ポイント⑦:
水素発生量の調整機能
性能評価での7つ目のポイントは、水素発生量の調節機能がついているかどうかです。
製品によっては、最大水素発生量が1000ml/分となっており、300ml/分や600ml/分に調節できるようになっている機器があります。
これは必須ではないですが、個々人の用途にあって調節できるため、あるとかなり便利でしょう。
その水素吸入器の性能は?数値を入れてチェック!
水素吸入器の性能を判断するためのポイント7つはご理解いただけたかと思います。
しかし、6つ全てを総合的に判断するのは少し難易度が高いと感じる方も多いでしょう。
そこで、すいかつねっとでは、水素吸入器の性能を自動で判別してくれる計算機を作成しました!
>> 水素吸入器の性能を自動で判別する計算機
上記URLにアクセスいただいて、「入力値」行に対応する数値を入れてもらえれば、5段階評価でどのレベルになるのかを算出できます。
水素吸入器Xの性能評価の例
例えば、とある水素吸入器の性能の各数値を入れると以下のように、3.9/5となりました。

黄色の部分に該当する数値を入れていただければ、このように自動で算出できます。
ひみなさんの気になる水素吸入器の性能評価を見てみてください。
まとめ:水素吸入器の性能は7つのポイントを確認
水素吸入器の性能を判断する際に見るべき7つのポイントについてご理解いただけましたでしょうか?
吸入器の性能を見る際に重要なのは、水素発生量、水素濃度、連続稼働時間、タイマー設定、騒音レベル、そして水素水の生成有無です。これらのポイントを総合的に判断することで、自分に最適な水素吸入器を見つけることができます。
また、すいかつねっとでは、各ポイントを入力するだけで水素吸入器の性能を自動で評価してくれる便利な計算機もご用意しています。是非、このツールを活用して、最適な水素吸入器を見つけてください。