購入前ノウハウ
これは必須!水素吸入器のコストを見極めるポイント5つ

見落としがち?水素吸入器のコストの見極めポイント5つ

水素吸入器の選び方において、「コスト面」は避けて通れない重要な要素です。

とはいえ、「水素吸入器のコストってどこを見れば良いの?」と悩む方も多いでしょう。

水素吸入器のコストは製品価格だけではなく、そのほかにも様々な点で確認しておくべきポイントがあります。中には、買ってから気づいて「失敗した!」と後悔につながる要素もあります。

そこで本記事では、水素吸入器のコスト面について詳しく解説し、最適な水素吸入器を見極めるポイントを紹介します。最後には自動でコスト評価ができる計算機もご紹介しているので、ぜひご活用ください。

《この記事の執筆者》

水素吸入器のコストを見極めるポイント5つ

水素吸入器のコストを見極める際は以下の5つを確認しましょう。

水素吸入器のコストの5つのポイント
  1. 製品価格
  2. 電気代
  3. 精製水代
  4. 消耗品・メンテナンス代
  5. レンタル価格

それぞれの要素について以下で詳しく解説していきます。

ポイント①:
製品価格

まず、コスト面で最も気になるのは製品価格でしょう。

適正価格を決めるのは非常に難しいですが、相場感を把握しておくことで、気になっている製品が割高なのか、割安なのかをある程度判断できるようになります。

以下は、性能(水素発生量)と価格相場をまとめた表です。製品価格は性能に比例するため、この表の数値をだいたい把握しておけば大丈夫でしょう。

水素発生量
(ml/分)
価格相場
299ml以下20〜50万円前後
300〜999ml50〜150万円前後
1000ml以上150〜200万円以上
表:水素発生量別の価格相場(2025年5月5日現在の55機種のデータに基づく)

気になっている水素吸入器が、上記の価格帯前後であれば相場ぐらいだと判断し、少し安いぐらいであればお得でコスパ良好というように活用できます。

より詳しいタイプ別・性能別の価格相場や、価格差が生まれる要因については、以下の記事で詳しく解説しています。
>> 【タイプ・性能別】水素吸入器の価格相場と安い機器を選ぶリスク

評価ポイント

弊サイトの製品のコスト評価では、製品価格はスペックごとの相場から製品価格を推測し、その値と実際の製品価格の乖離率を評価しています。乖離がマイナスに大きい(推定価格より安い)ほど高い評価となり、プラスに大きい(推定価格より高い)ほど低い評価となります。

ポイント②:
電気代

続いて、水素吸入器のコストを見る際に重要になるのが電気代です。

水素吸入器は、主に水を電気分解して水素を発生させるため、使用時には電気が必要になります。つまり、使用している間に電気代が発生します。

したがって、毎日長時間使う場合に、気付かぬうちに電気代が跳ね上がっていたなんてことにならないためにも、事前に電気代の把握をしておくことが大切です。

電気代の見積もり方法

想定される電気料金は以下のように算出できます。

1時間あたりの電気代=消費電力(W)× 1時間 ÷ 1000 × 電力量料金(円/kWh)

例えば消費電力800Wの水素吸入器を毎日2時間使用し、電力量料金が30円/kWhだった場合に1ヶ月(30日間)使用した際の電気代は以下になります。

800W × 2時間 ÷ 1000 × 30円/kWh × 30日 = 1,440円

これが高いか安いかについては個人の状況にもよると思うので、気になる水素吸入器の消費電力を用いてどれくらいの月額電気代になるのか把握するようにしておきましょう。

以下のサイトでは、使用している電力会社や消費電力などを入力して、大体の概算ができるので入力して確認してみてください。
>> 電気代・電気料金の計算

評価ポイント

弊サイトの製品のコスト評価では、消費電力が低いほど高い評価をしています。下限は10W、上限は1000Wと設定しています。

ポイント③:
精製水代

水素吸入機のコストを考える上で重要なポイント3つ目が、精製水代です。

水素吸入器は基本的には水を電気分解して発生させた水素ガスを吸う仕様となっているため、水素を発生させるための水が必要となります。

その水が市販の精製水で良いのか、メーカーが販売している専用水でないといけないのかによってコストが変わってきます。

市販の精製水が使えればコストを抑えられる

もし、市販の精製水が使用できる場合はコストが抑えられるため、気にせずで大丈夫です。

一方で、メーカーが販売する専用水が必要な場合は、注意が必要です。というのも、専用水はメーカーごとに価格が異なり、往々にして市販の精製水よりも高価な場合があるためです。

市販の精製水であれば、安いものだと20Lで3,000円前後、500mlペットボトル入りでも100円前後です。専用水の場合は20Lで4,000~5,000円以上と市販の水の倍ほどするものもあります。

水素発生時の水の使用量は、機器の水素発生量に比例するため、水素発生量が多い水素吸入器を使う場合は特に注意が必要です。

精製水代の見積もり方法

毎月どれくらいの精製水のコストがかかるかは、以下のように算出できます。

1ヶ月あたりの精製水代 = 消費水量(ml/時間)× 使用時間(h)× 30(日)× 精製水代(円)

消費水量は、発生させる水素量や機械によって異なりますが、大体の目安としては以下で算出しておけば大きく外すことはないでしょう。

水素発生量精製水消費量
(ml/時間)
100ml/分4ml
300ml/分12.5ml
600ml/分25ml
1200ml/分50ml
2400ml/分100ml

この数字と上記の公式を用いて、例えば水素発生量600ml/分の水素吸入器を毎日2時間使用し、精製水が200円/リットルだった場合に1ヶ月(30日間)の精製水代は以下のようになります。

25ml/時間 × 2時間 × 30日 × (200 ÷ 1000) = 300円

※200÷1000は精製水1リットルあたりの料金をmlあたりの料金に変換しています

厳密には、精製水の入れ替えなどが定期的に発生する場合もあるので、完全に一致するわけではないですが、大体の把握ができるので便利かと思います。

以下のURL先では、必要な数値を入れれば自動で電気代と精製水代を算出できる計算機で楽に計算できるので、ぜひご活用ください。
>> 水素吸入器のランニングコスト計算機

評価ポイント

弊サイトの製品のコスト評価では、精製水代と電気代を合わせた「ランニングコスト」が低いほど高い評価をしています。下限は0円、上限は月額4,000円と設定しています。

ポイント④:
消耗品・メンテナンス代

コスト面で見るべきポイント4つ目が、消耗品代です。これは、地味に見逃しがちな部分なので注意しておきましょう。

水素吸入器は、水を電気分解する部分に使われる電解槽やイオンフィルターなどの定期的な交換が必要となります。

これらの部品の交換頻度や値段は実に様々で、吸入器によってかなり異なります。なので、こういった情報は必ず確認することをおすすめします。

イオンフィルターの交換は500時間の使用ごとに数千〜数万円、電解槽の交換は3000~5000時間ごとに数万〜数十万円というのが一般的です。

ご自身の使用頻度からどれくらい頻繁に交換しないといけないのかを把握し、コスト面での判断材料としてください。

メーカーによっては、公式サイトにメンテナンス費用や消耗品の交換代が載っていない場合もあります。どの場合、そのメーカーの信頼度が低くなりますが、どうしても気になる吸入器があれば必ず購入前に問い合わせるようにしましょう。

メンテナンス費用の見積もり方法については、以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
>> メーカーがひた隠す!水素吸入器の『隠れコスト』完全ガイド

評価ポイント

弊サイトの製品のコスト評価では、電解槽の交換1回までにかかる費用と年換算し、それが低いほど高い評価をしています。下限は0円、上限は年間36,000円と設定しています。

ポイント⑤:
レンタル価格

コスト面の評価での最後のポイントは、レンタル価格になります。

メーカーによってレンタルを提供していない場合もあるので、その場合は気にせずでOKです。

レンタルがある場合には、製品価格同様に高すぎないかをしっかりと確認しておきましょう。

レンタル費用の相場感としては、月額3~5万円ぐらいですが、製品価格が高いほど高額になる傾向にあります。中には7~10万円とかなり高額なものもありますので、自分の予算に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。

レンタル価格を見る場合の注意点

レンタル価格は、月額費用に加えて、保守費や入会金、お預かり金などが必要な場合があります。

それぞれについては以下にまとめてみました。

種類概要相場感
保守費レンタル費用に追加でかかる費用。すでにレンタル費用に含まれている場合もある。1000~5000円前後
入会金登録や申し込みに必要な費用。(原則返ってこない)10,000〜50,000円前後
お預かり金申し込み時に支払うお金。(入会金と違ってレンタル終了後に戻ってくる場合が多い)月額費用の2ヶ月分など

レンタルの月額費用に加えて、こういった料金も支払う必要があるので、レンタルを検討している場合はしっかりと確認しておきましょう。

評価ポイント

弊サイトの製品のコスト評価では、製品価格における月額レンタル料金の比率をもとに算出しています。製品価格に対して安いほど良い(=高い評価)と判定しています。レンタル自体がない場合は最低評価とし、レンタル自体がある場合は最低でも標準評価(星3)となるように設定しています。

その水素吸入器のコストは良好?自動で算出してみよう!

ここまで、水素吸入器のコストを判断するために重要となるポイント5つをご説明してきました。これらについては、ある程度ご理解いただけたかと思います。

「でも、5つそれぞれから総合的に判断するのが面倒くさい…」という方もいるのではないでしょうか?

そんな方のために、すいかつねっとでは、水素吸入器のコスト評価を自動で算出してくれる計算機を作成しました!
>> 水素吸入器のコストを自動で評価する計算機

上記URLにアクセスいただいて、「入力値」行に対応する数値を入れてもらえれば、5段階評価でどのレベルになるのかを算出できます。

水素吸入器Xのコスト評価の例

例えば、とある水素吸入器のコストの各数値を入れると以下のように、3.6/5となりました。

このように、必要な項目を黄色の部分へ値を入力すれば、自動で算出できるようになっているので、ぜひみなさんの気になる水素吸入器のコスト評価を見てみてください。

製品価格については、相場を算出して割り出す必要があるため、入力できないようにしています。総合評価への影響が少なくなるように、中程度の評価になるように設定しています。

まとめ:水素吸入器のコストは製品価格以外もしっかりとチェック!

今回は水素吸入器を選ぶ際に重要になるコスト面で注意するポイントについてご紹介しました。

製品価格以外に、電気代、精製水代、消耗品・メンテナンス代、レンタル価格など、総合的なコストを把握することで、長期的に見て最もコストパフォーマンスの良い製品を選ぶことができます。

ぜひ、この記事で紹介したポイントを参考にして、自分に合った水素吸入器を見つけてください。

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