すいかつねっと
はじめての方
悩み・症状から探す
体験談・口コミ
水素吸入を始める
体験施設を探す

研究報告

水素吸入をはじめとした「水素医療」に関する研究報告を一覧でご紹介します。
気になる症状や病名、目的で検索してみてください。

すいかつねっと
LINEのアイコン

水素吸入に関するご相談を
24時間いつでも受付中

すいかつねっと公式LINEにて、水素吸入に関するお悩みを「無料」で受付けています。 24時間いつでもお気軽にご相談ください。

相談してみる

水素吸入を知る

  • 基本知識
  • 疾患・悩みで探す
  • 体験談・口コミ
  • 研究報告一覧

水素吸入を始める

  • おすすめ機器ランキング・選び方
  • お役立ちツール
  • 自宅で始める3ステップ
  • 水素吸入器一覧
  • 体験施設を探す

ポリシー

  • コンテンツ制作・運営ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

サイト情報

  • すいかつねっととは
  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • 新着情報
  • サイトマップ

無断複写・転載を禁じております

©すいかつねっと

研究報告

水素吸入後の臓器への水素分布

更新日:2026/02/11
Hydrogen gas distribution in organs after inhalation: Real-time monitoring of tissue hydrogen concentration in rat(吸入後の臓器への水素分布:ラット組織内水素濃度のリアルタイムモニタリング)
ラットに3%の水素吸入を継続的に行い、各臓器における水素の濃度変化をリアルタイムで測定した結果、水素濃度の上昇速度や最大濃度は臓器ごとに異なり、肝臓で最も高く、筋肉では飽和に最も時間がかかった。

3分で読める詳細解説

結論

水素の臓器内濃度は臓器ごとに大きく異なり、肝臓で最も高くなる。

研究の背景と目的

水素分子は医療用途での治療効果が注目されており、特に抗酸化作用や抗炎症作用によって心筋梗塞や腎障害などへの治療効果が期待されている。しかし、水素が実際に体内でどのように分布し、臓器ごとにどの程度蓄積するのかについては詳しく知られていなかった。そこで本研究では、ラットの体内での水素濃度の経時的変化を各臓器で測定し、その分布の特徴を明らかにすることを目的とした。

研究方法

  • 対象:8週齢のSprague-Dawleyラット(250-270g)
  • 介入方法:
    • 3%水素ガスを0.2L/分の流量で継続吸入
    • 高感度水素マイクロセンサーを用いて、対象臓器における水素濃度をリアルタイムで測定
    • 測定は0.5秒間隔で記録
  • 評価方法:
    • 脳、肝臓、腎臓、腸間膜脂肪組織、大腿筋の5つの臓器における水素濃度曲線を測定
    • 各臓器(n = 4-8)について、最大濃度(Cmax)、飽和するまでの時間(Tsat)、濃度が最大値の10%(T10)、63%(T63)、90%(T90)に達するまでの時間を算出

研究結果

  • 主要な結果:
    • 最高濃度 (Cmax):
      • 肝臓で最も高く(平均 29.0 ± 2.6 µmol/L)、腎臓で最も低かった(平均 18.0 ± 2.2 µmol/L)。
      • 肝臓と腎臓の間 (P=0.03)、および肝臓と筋肉の間 (筋肉の平均 18.4 ± 1.7 µmol/L, P=0.04) で、統計的に有意な差が見られた。
      • 全体として、水素の最高濃度は臓器によって有意に異なった (P=0.02またはP=0.03)。
    • 飽和到達時間 (Tsat):
      • 大腿筋(平均約20.1分)は、他の臓器(脳6.3分、肝臓7.8分、腎臓8.2分、腸間膜脂肪9.4分)と比較して、飽和に達するまでの時間が有意に長かった(全ての比較で P=0.004)。
    • 濃度上昇の速さ (T10, T63, T90):
      • 最高濃度の10%, 63%, 90%に到達する時間も、筋肉で他の臓器より有意に時間がかかっていた(例: T90は筋肉14.4分に対し、他臓器は3.6~5.7分、P=0.01)。
      • 脳、肝臓、腎臓、腸間膜脂肪の間では、飽和に至るまでの水素濃度の上昇パターンに大きな違いは見られなかった。
    • 初期の濃度上昇 (Tzero):
    • 吸入開始後、最初に濃度が検出され始めるまでの時間(最高濃度の3%に達する時間)は、全ての臓器間で同程度だった(筋肉1.0分 vs 他臓器0.4-0.6分、P=0.06)。
    • 各臓器において、水素濃度は吸入を停止するとすぐにベースラインへ戻った。(10分前後)
  • 考察:
    • 筋肉で水素濃度が飽和するまでに時間がかかるのは、筋肉への血流量が他の臓器(特に脳、肝臓、腎臓)に比べて少ないためと考えられる。これは、吸入された水素が肺で血液に溶け込み、単純なガスの拡散だけでなく、血流に乗って全身に運ばれることを強く示唆する。
    • 一方で、吸入開始からごく初期の濃度上昇が見られるまでの時間(Tzero)が全臓器でほぼ同じだったことは、血流による輸送モデルを支持する。動脈血はほぼ同時に各臓器へ到達するため、拡散距離に依存するモデルとは異なる結果となった。
    • 肝臓で観察された最高濃度(約29 µmol/L)が、吸入した3%水素ガスの水中での飽和濃度(約22.1 µmol/L)よりも高かった点は興味深い。これは、肝臓にグリコーゲンなどの形で水素が一時的に蓄積された可能性を示唆している。
    • 過去の研究との結果の違いは、測定方法(本研究では生体内でのリアルタイム連続測定)に起因する可能性がある。水素は拡散しやすいため、正確な動態を知るには生体内での連続測定が重要である。
  • 研究の限界:
    • 本研究は3%水素ガスの吸入のみを対象としており、他の濃度や投与方法(水素水飲用など)では体内動態が異なる可能性がある。
    • 動脈血中の水素濃度が測定されておらず、血流を介した分布に関する仮説は直接的な証明はされていないこと。
    • 水素濃度が負の値を示す誤差が一部で生じた(脳など)。これはセンサーの電気信号が温度や組織の揺れなどに影響されたためと推測される。

Appendix(用語解説)

  • 飽和:一定の条件下で最大の濃度に達し、それ以上は増加しなくなる状態。
  • 抗酸化作用:活性酸素などの酸化物質を中和または除去する作用。細胞のダメージを抑える効果がある。
  • グリコーゲン:主に肝臓や筋肉でエネルギー源として貯蔵される糖質(多糖類)の一種。

論文情報

タイトル

Hydrogen gas distribution in organs after inhalation: Real-time monitoring of tissue hydrogen concentration in rat(吸入後の臓器への水素分布:ラット組織内水素濃度のリアルタイムモニタリング)

引用元

Yamamoto, R., Homma, K., Suzuki, S., Sano, M., & Sasaki, J. (2019). Hydrogen gas distribution in organs after inhalation: Real-time monitoring of tissue hydrogen concentration in rat. Scientific reports, 9(1), 1255. https://doi.org/10.1038/s41598-018-38180-4

専門家のコメント

まだコメントはありません。

すいかつねっと編集部
すいかつねっと編集部一般社団法人水素健康活用研究所

日本初の水素吸入総合情報サイト「すいかつねっと」運営。特定メーカーに属さない中立的な立場で、医師監修・ファクトチェック体制のもと、エビデンスに基づく情報を発信しています。

すいかつねっとについて
  1. すいかつねっとトップ
  2. 研究報告
  3. 水素吸入後の臓器への水素分布

次のステップは?

水素吸入を始める

水素吸入の取り入れ方は、「自宅で行う」と「施設に通う」の2通り。 本格的に取り入れるなら「自宅」。まずは、気軽に試してみたいなら「施設」がおすすめです。

おすすめ機器を見る体験施設を探す
  1. 13分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 2専門家のコメント

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2025/04/06
最終更新日:2026/02/11
目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント

最新の研究報告

1 / 5
2026/03/15

再生不良性貧血の治療に水素が役立つ可能性

再生不良性貧血の病態には酸化ストレスとTNF-α・IL-6が関与する。水素がこれらを抑制しうるという仮説を提唱した論文で、実験データは含まない。

アポトーシス調整免疫抗炎症作用
詳しく見る
2026/03/12

水素が紫外線による皮膚がんの発生を遅らせた

紫外線を照射したマウスに水素を投与し、皮膚腫瘍の発生遅延と生存延長を確認。IL-6/STAT3の炎症シグナル抑制が作用機序と示唆された。

がんシグナル伝達メカニズム
詳しく見る
ヒト研究2026/03/09

光線力学療法と水素吸入で食道がん・下咽頭がんが消失した報告

難治性がん患者2名に光線力学療法と水素吸入を含む集学的治療を実施し、食道がん・下咽頭がんのいずれでも腫瘍の消失が確認された。

アポトーシス調整免疫
詳しく見る
ヒト研究2026/03/06

水素吸入がパーキンソン病患者の酸化ストレス指標を変化させた

パーキンソン病患者20名に水素ガスを4週間吸入させたところ、臨床症状に変化はなかったが酸化ストレス指標が有意に上昇し、ホルミシス効果の可能性が示唆された。

パーキンソン病安全性
詳しく見る
レビュー論文2026/03/03

水素が関節と筋肉を守る可能性 ― 45件の前臨床・臨床研究を分析

45件の研究を統合したレビューにより、水素療法が関節疾患・筋損傷・筋萎縮など6つの筋骨格系疾患に対して症状改善の可能性を持つことが報告された。

サルコペニア抗炎症作用
詳しく見る
もっと見る

最新の体験談・口コミ

1 / 5
-・不詳

抗がん剤の副作用もほぼなく元気に過ごしてます

うちでは、犬の為に購入したので、今、ほぼわんこが吸っております。2024年の冬にお腹に腫瘍が見つかり、その前までは1日30分×1回だったのを、1日30分×3回に増やして吸っています。今のところ、抗がん剤の副作用もほぼなく元気に過ごしてます。もっともっとわんちゃんの間でも水素吸入が当たり前のことのように広がるといいなと思っています! ユーザーさんからいただいたワンちゃんが水素吸入をしている様子

続きを見る
60代・女性

睡眠の質向上や起床時の頭の軽さを実感

私はコロナワクチンの後遺症で体調崩し、その治療として水素吸入を使っています。睡眠にはとても良いと思います。朝起きたとき、頭がいくらか軽くなる感じです。

続きを見る
50代・女性

二日酔い知らずで、朝起きるのがラクに

水素吸入を1日30分を3回ほどを3年ほど続けています。一番感じた変化は、二日酔いがなく、朝が楽になったことです。今、諸事情で水素吸入が1週間ほどできていないのですが、朝のスッキリ感がなくなっています。あとは、血液検査や肝臓の数値も正常なのも、水素のおかげかなと思っています。

続きを見る
40代・女性

目ヤニが気にならなくなった

水素吸入を行うことで、目ヤニが気にならなくなりました!

続きを見る
60代・女性

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます。今までは湿布を貼るか、マッサージ機を使うかしないと毎日が辛かったんですが、気がついたら全く使用しなくて良くなりました。それが水素と繋がってるのかは分かりませんが、明らかに肩こりは良くなりました。

続きを見る
もっと見る

最新の研究報告

2026/03/15

再生不良性貧血の治療に水素が役立つ可能性

再生不良性貧血の病態には酸化ストレスとTNF-α・IL-6が関与する。水素がこれらを抑制しうるという仮説を提唱した論文で、実験データは含まない。

アポトーシス調整免疫抗炎症作用
詳しく見る
2026/03/12

水素が紫外線による皮膚がんの発生を遅らせた

紫外線を照射したマウスに水素を投与し、皮膚腫瘍の発生遅延と生存延長を確認。IL-6/STAT3の炎症シグナル抑制が作用機序と示唆された。

がんシグナル伝達メカニズム
詳しく見る
ヒト研究2026/03/09

光線力学療法と水素吸入で食道がん・下咽頭がんが消失した報告

難治性がん患者2名に光線力学療法と水素吸入を含む集学的治療を実施し、食道がん・下咽頭がんのいずれでも腫瘍の消失が確認された。

アポトーシス調整免疫
詳しく見る
ヒト研究2026/03/06

水素吸入がパーキンソン病患者の酸化ストレス指標を変化させた

パーキンソン病患者20名に水素ガスを4週間吸入させたところ、臨床症状に変化はなかったが酸化ストレス指標が有意に上昇し、ホルミシス効果の可能性が示唆された。

パーキンソン病安全性
詳しく見る
レビュー論文2026/03/03

水素が関節と筋肉を守る可能性 ― 45件の前臨床・臨床研究を分析

45件の研究を統合したレビューにより、水素療法が関節疾患・筋損傷・筋萎縮など6つの筋骨格系疾患に対して症状改善の可能性を持つことが報告された。

サルコペニア抗炎症作用
詳しく見る
もっと見る

最新の体験談・口コミ

-・不詳

抗がん剤の副作用もほぼなく元気に過ごしてます

うちでは、犬の為に購入したので、今、ほぼわんこが吸っております。2024年の冬にお腹に腫瘍が見つかり、その前までは1日30分×1回だったのを、1日30分×3回に増やして吸っています。今のところ、抗がん剤の副作用もほぼなく元気に過ごしてます。もっともっとわんちゃんの間でも水素吸入が当たり前のことのように広がるといいなと思っています! ユーザーさんからいただいたワンちゃんが水素吸入をしている様子

続きを見る
60代・女性

睡眠の質向上や起床時の頭の軽さを実感

私はコロナワクチンの後遺症で体調崩し、その治療として水素吸入を使っています。睡眠にはとても良いと思います。朝起きたとき、頭がいくらか軽くなる感じです。

続きを見る
50代・女性

二日酔い知らずで、朝起きるのがラクに

水素吸入を1日30分を3回ほどを3年ほど続けています。一番感じた変化は、二日酔いがなく、朝が楽になったことです。今、諸事情で水素吸入が1週間ほどできていないのですが、朝のスッキリ感がなくなっています。あとは、血液検査や肝臓の数値も正常なのも、水素のおかげかなと思っています。

続きを見る
40代・女性

目ヤニが気にならなくなった

水素吸入を行うことで、目ヤニが気にならなくなりました!

続きを見る
60代・女性

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます。今までは湿布を貼るか、マッサージ機を使うかしないと毎日が辛かったんですが、気がついたら全く使用しなくて良くなりました。それが水素と繋がってるのかは分かりませんが、明らかに肩こりは良くなりました。

続きを見る
もっと見る

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2025/04/06
最終更新日:2026/02/11

目次

目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント