水素吸入器
ヘリックスジャパンの水素吸入器『ハイセルベーターET100』とは?特徴・スペックを解説

ヘリックスジャパンの水素吸入器『ハイセルベーターET100』とは?特徴・スペックを解説

《この記事の執筆者》

本記事では、水素吸入が行える水素吸入器『ハイセルベーターET100』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。

また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『ハイセルベーターET100』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

水素吸入器『ハイセルベーターET100』の製品情報

ヘリックスジャパンの水素吸入器『ET100』の製品画像
引用元:https://helixj.co.jp/product/et100/

水素吸入器『ハイセルベーターET100』の製品仕様の詳細は以下の通りです。

商品名ハイセルベーターET100
本体寸法W360×D425×H800mm
本体重量約39kg
ホワイト
材質不明
電圧・周波数100V
消費電力700W
付属品湿潤カップ、専用水、カニューラ、延長チューブ、集水ケース、水滴排出ポンプ、アース付きプラグ、延長用電源コード、専用水排出スポイト、キャップレンチ、キャップフレンチ、マグネットフック、取扱説明書
定価2,420,000円(税込)
メーカー保証導入から3年間
生産国日本
販売会社株式会社ヘリックスジャパン
(ET100公式サイトより)

『ハイセルベーターET100』は、本体寸法がW360×D425×H800mmで、重量が32㎏とかなり大きめのサイズ感です。そのため、家庭で導入するというよりは、商用向けで美容サロンや医療クリニック、スポーツジムなどで用いられるでしょう。

メーカー保証は3年間と長いですが、定価が2,420,000円なので長期的に活用することが見えていないとなかなか手の出せる金額ではないでしょう。

水素吸入器『ET100』の特徴・スペック

水素吸入器『ET100』の主なスペックは以下の通りです。

水素ガス発生量約1,200ml/m
水素発生方式電気分解方式
連続稼働時間30分毎2分休止の自動連続運転
吸入方法鼻カニューラ
騒音レベル不明
使用できる水本機専用に開発した高純度精製水
その他特になし
(ET100公式サイトより)

『ハイセルベーターET100』は、専用の高純度精製水を電気分解して水素を発生させます。水素発生量はかなり高めで、1分間に約1200mlであるため本格的な水素吸入ができるでしょう。

使用できる水が機械専用の高純度精製水のため、市販で販売している精製水などは利用できず、取り寄せが必要なので少し手間がかかるでしょう。

では、以下でいくつか『ET100』の特徴をご紹介していきます。

特徴①:高い水素発生量

『ハイセルベーターET100』の最大の特徴は、高い水素発生量でしょう。1分間に約1,200mlの発生量があるので本格的な水素吸入ができるでしょう。

導入実績で多いのも、美容サロンや医療関係などお客様に対して提供する施設です。

特徴②:手厚いメンテナンス体制

基本的に1年に一度、もしくは1,000時間稼働事にメンテナンスを販売先に依頼することが推奨され、一回38,500円(税込)のメンテナンス料金です。

メンテナンス専用のダイヤルがあり、使い方、不具合などの相談も随時受付しています。

一年に一度35,000円のメンテナンス料金は決して安くはないですが、長期間使うならメンテナンスは必須でしょう。

特徴③:レンタルやリース可能

『ハイセルベーターET100』は、定価で2,420,000円もするため、なかなか踏み込めないという人のために、レンタルやリースも提供しています。

レンタル価格は目安 60,000〜80,000円/月あたりで、リース価格は目安 44,000円×60回で法人の方のみ対応しているとのことです。

最初にレンタルで試してみて、効果を感じたら本格的導入という流れでも良さそうですね。

水素吸入器『ET100』のメンテナンス

使用後のお手入れは以下の3点です。

ET100のお手入れ方法
  • 延長チューブ:水滴が溜まったら水滴排出ポンプで水滴を取る
  • 湿潤カップ:使うたびに洗浄
  • 機器本体:柔らかい布で汚れが気になった時に拭き取り

本体製品メンテナンスとしては、900時間でメンテナンスランプ点灯、1000時間で水素が発生しなくなるように設定してあるため、使用時間1,000時間か一年に一度のメンテナンスが推奨されています。

メンテナンス費用は1回で38,500円(税込)です。

機械の不具合や不明点も含め、メンテナンス専用の窓口に相談すると良いでしょう。

水素吸入器『ET100』のレンタルはある?

『ハイセルベーターET100』には、レンタルとリースがあります。

レンタル価格60,000〜80,000円/月
リース価格44,000円×60回(法人のみ)

レンタルを月70,000円と仮定すると、定価は31ヶ月分で約2年6ヶ月分となります。

商用でお客様に提供していくための導入であれば、最初にレンタルで反応を見てから効果があれば購入ということでも良さそうです。

水素吸入器『ET100』の評価

ヘリックスジャパンの水素吸入器『ハイセルベーターET100』の評価|すいかつねっとの吸入機レビュー

上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。

『ハイセルベーターET100』の総合評価としては、星3.30です。

『ハイセルベーターET100』は全体として、性能や安全性は比較的高いものの、やはり年一回のメンテナンスやコスト面がかなりのネックと言えます。

では、それぞれの評価項目について少し解説していきます。

<性能: 3.8>
高い水素発生量と長時間稼働が魅力

『ハイセルベーターET100』は1分間に1,200mlの水素を発生させ、医療機関にも導入されるレベルの水素発生量を誇ります。また、30分ごとに2分の冷却時間が入りますが、連続して長時間吸い続けれられるのは良い点です。

ただし、タイマーが15,30,60分単位となっており自由度が低いこと、公開されていませんが騒音レベルが高いことが予想されるため、性能評価は3.8となっています。

<コスト:2.0>
製品価格が1番のネック

『ハイセルベーターET100』は水素発生量が高い分、製品価格が税込242万円とかなり高額です。一般人にはなかなか出せない金額でしょう。また、最低年1回発生するメーカーによるメンテナンスも4万円近くかかるため、コスト面は一般家庭にはかなり厳しいと言えるでしょう。

レンタル料も毎月6~8万円となっていることや専用水の購入が必要なことなども踏まえ、コスト面では厳しめの2.0の評価としています。

<保守性: 2.8>
本体が大きく毎日の手入れが煩わしい

『ハイセルベーターET100』は、横幅36cm、奥行42.5cm、高さ80cmとハイセルベーターシリーズで一番大きなモデルとなっています。重さも40kg近くあるので、キャスターがあるとはいえ動かしずらさはあるでしょう。

また、毎日湿潤ボトル(水素ガスの水分を分離する)の洗浄が必要になることや毎年発生する定期メンテナンスなどは、長期間使う場合に日々の手入れとして少し面倒に感じるかもしれません。

<安全性: 3.6>
安全性試験実施済みで安心

『ハイセルベーターET100』は東京消防庁との共同で、機器に使用によって水素濃度が爆発する基準に達しないかの安全性の試験を実施しています。そういった点では安心できそうですね。

一方で、電極の材質が不明なことやオゾンの発生などについて情報がなく、そういった面では少し不安が残ります。

とはいえ、第三者機関による安全性試験の実施を評価し、3.6としています。

<信頼性:4.4>
手厚いサポートで安心

『ハイセルベーターET100』は保証期間が3年と比較的長めで、アフターサポートの体制も整っているため、ある程度信頼がおけそうです。また、医療機関への導入も多いので、そういった面でも安心できますね。

無料ではありませんが、購入前に体験できる場所(銀座)も提供されているのは良いです。機器を導入しているサロンやクリニックでも体験できます。

導入実績や保証期間など総合的に見て、信頼性は高いと判断しました。

水素吸入器『ET100』がおすすめな人

『ハイセルベーターET100』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。

『ET100』がおすすめな人
  • 高い水素発生量で長時間水素吸入したい方
  • サロンやクリニックなどでの提供を考えている方
  • コスト面よりも性能や信頼性を重視する方

『ハイセルベーターET100』は、多くの水素を長時間吸入できる性能で、第三者機関との安全性試験の実施や販売者の信頼性なども高く、それらの面では高評価できます。

一方で、製品やメンテナンス価格が高額なことや毎日の手入れや定期メンテナンスの手間、機器の大きさなどを考えると一般家庭よりもサロンやクリニックの方に向いているといえそうです。

性能や信頼性を重視するそういった施設であれば、導入の検討をする価値は十分にあるでしょう。

水素吸入器『ET100』:まとめ

『ハイセルベーターET100』は、本格的な水素吸入器で医療施設や美容サロンでお客様に提供する水素としては満足度の高いものになるでしょう。

しかし機器が本格的で大きい点と、導入費用を考えると家庭で取り入れるには厳しいと言えます。

まずはレンタルで試して効果があれば導入という形が良さそうです。

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