《この記事の執筆者》
本サイトの運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「水素吸入をしてみたけど、効果を感じない!」
こう感じている人は、実は多いのではないでしょうか?
近年はさまざまな研究によって水素吸入のメリットが報告されており、医療や美容業界からの大きな注目を集めています。ネットでも水素吸入に関する体験談や口コミで「良い変化を感じた」といった声が多いです。
しかし、実際に水素吸入を始めてみたものの、なかなか効果を実感できないという方も少なくありません。
そこで本記事では、水素吸入の効果を感じない原因と、その対処法について詳しく解説していきます。水素吸入を始めたけれど効果を感じないと悩んでいる方、水素吸入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
水素吸入は効果なし?先進医療を取り下げ
水素吸入の効果を感じない原因や対策に触れる前に1つ取り上げておきたいのが、厚生労働省から先進医療の認定を取り下げられた件についてです。
先進医療から取り下げられたことで、「水素吸入は効果がない!」と理解されている方も多いですが、これは間違いです。
水素吸入と先進医療の関係については以下の記事で詳しく解説していますので、この問題について詳しく知りたい方はぜひご参考ください。
>> 効果なし?水素吸入療法が先進医療Bから取下げられた理由
では、実際に水素吸入で何も体感を感じない原因と理由について以下で解説していきます。
水素吸入に効果を感じない原因4つ
水素吸入をしているけど効果を感じない原因としては、大きく以下のものが考えられます。
- 水素吸入器の性能が不十分
- 吸入方法が正しくない
- 体質や健康状態などの個人差
- 効果への期待が高すぎる
それぞれ以下で詳しく解説していきます。
効果を感じない原因①:
水素吸入器の性能が不十分
まず、水素吸入をして効果を感じない場合の大きな要因として、使用している水素吸入器のスペック(性能)の問題が挙げられます。
水素発生量が不十分だったり、そもそも低品質で、掲示してある水素量が出ていなかったり(これは景品法違反)などがあります。
個人的な体験では、水素発生量が高い方がより体感しやすく、低いほど感じにくいです。目安としては、300ml/分の水素発生量が最低ラインで、1000ml/分あれば多くの人が体感するだろうと考えています。
効果を感じない原因②:
吸入方法が正しくない
水素吸入器の性能と合わせて効果を感じない大きな要因となるのが、正しくない吸入方法で行なっている場合です。
例えば、カニューレを使わずに部屋に充満させたり、風に乗せて放射するようなタイプのものだと体感は感じにくいでしょう。というのも、水素は拡散性が高く、それらの吸入方法だと自身のところまでうまく水素が運ばれておらず、十分に取り込めていない可能性があるためです。
また、10分や15分といった短い時間の吸入も効果を感じにくいです。しっかりと体感するためにも、最低でも1時間以上は続けた方が良いと考えています。
効果を感じない原因③:
体質や健康状態などの個人差
水素吸入で効果を感じない要因3つ目は、自身の健康状態や年齢、体質などの個人差が挙げられます。
世間の健康法やダイエット法と同様に、水素吸入でも個人差によって体感が大きく変わってきます。
例えば、疲労困憊で高齢の人なんかは体感を得やすいでしょうし、若くて元気もりもりな健康体の人だと感じにくい可能性は高いでしょう。また、同じ人でもその日の体調によっては感じやすい、感じにくいなども起こります。
個人的には、水素吸入は0をプラスにするというより、マイナスを0に持っていく効果が高いと考えているため、高齢の方や持病持ちの方なんかは、比較的高い効果を感じやすいと思います。
効果を感じない原因④:
効果への期待が高すぎる
水素吸入の効果を感じない4つ目の要因としては、期待値が高すぎる問題です。
ネットの口コミなどを見ていると、「初めての水素吸入で大きな変化を感じた」や「水素吸入で体調がすごく良くなった」などという声も多く、水素吸入に対する期待値が高まるのも無理はないでしょう。
しかし、水素吸入だけで全てを解決できるわけではありません。水素吸入はさまざまな健康効果が報告されていますが、その日から速攻で効果が出るわけでもありません。(人にとっては初日から体感を感じる方もいるようですが)
そういった高すぎる期待をしていると、思ったような効果が感じられないといったことが起こるでしょう。
水素吸入に効果を感じない時の対処法5つ
ここまでで、水素吸入の効果を感じない場合の原因についてお伝えしました。以下では、効果を感じない場合の対処法をご紹介していきます。
- 性能の高い水素吸入器を使用する
- カニューレを使って、長時間吸入する
- 健康習慣の一部として取り入れる
- 長期的なスパンで考える
- 少しの間やめてみる
それぞれ以下で解説していきます。
効果を感じない時の対処法①:
性能の高い水素吸入器を使用する
まず、水素吸入で効果を感じるための絶対条件として、性能の高い水素吸入器を使用することが挙げられます。
これは全ての土台となるため、この点をおろそかにすると、他の点を注意していたとしても、水素吸入で効果を感じることはないでしょう。
例えば、イチロー選手が落ちている木の棒を使った場合に、年間200本安打を達成できるでしょうか?彼の才能や努力量を持ってしても、難しいでしょう。彼の偉大な記録は、彼の技術に合った高品質のバットがあってこそです。
つまり、品質の低い水素吸入器を選ぶということは、道端に落ちている木の棒でプロ野球で結果を出そうとするようなものです。まぁ無理でしょう。
性能が高い水素吸入器の要件
じゃぁ、どんな水素吸入器を選べば良いのかについてですが。
体感を感じるためには以下の2点を見ていれば、とりあえずは問題ないと考えます。
- 水素発生量が300ml/分以上
(1000ml/分以上が理想) - 最低3時間以上の連続稼働が可能
(睡眠時にもできる8時間あれば理想)
これら2つの条件をクリアしていれば、とりあえずは大丈夫でしょう。
ただ、実際に水素吸入器を購入する際には他にも気をつけるべき点がたくさんあります。それらについて具体的な解説は、以下の記事をご参考ください。
>> 後悔しない!水素吸入器の選び方を徹底解説
効果を感じない時の対処法②:
カニューレを使って、長時間吸入する
水素吸入の体感を感じない場合の対処法2つ目が、カニューレを使って長時間吸入することです。
カニューレを使う理由としては、先ほどの原因のところでも述べましたが、部屋に発散するタイプや機器から離れたところへ風で届けるタイプのものだと、うまく水素を吸入できない可能性があるためです。
水素は非常に軽く拡散性も高いため、カニューレから出てすぐに取り入れないとうまく取り込めない可能性が高いです。なので、しっかりとカニューレを使って、発生した水素を取りこぼしなく取り込むようにしましょう。
また、体内では常に活性酸素が発生しているため、長く吸入すればするほど体感は感じやすくなります。最低でも1~3時間は吸入することをオススメします。
効果を感じない時の対処法③:
健康習慣の一部として取り入れる
水素吸入の体感を感じない場合の対処法3つ目が、健康習慣の1つとして水素吸入を取り入れることです。
水素吸入が全てを解決してくれるわけではないので、普段の食生活や適度な運動習慣など他の健康習慣と同時に行なっていくことが重要です。
それらと合わせることで相乗効果も見込め、より体感を感じやすくなる可能性があります。
効果を感じない時の対処法④:
長期的なスパンで考える
水素吸入の体感を感じない場合の対処法の4つ目が、長期的なスパンで水素吸入を捉えることです。
これは、考え方やマインドの部分になります。残念ながら水素吸入が一夜にして私たちを健康にしてくれることはありません。しかし、続けることで体内の活性酸素や炎症が少しずつ減っていき、次第に効果を感じるようになる可能性は大いにあります。
「ローマは一日にして成らず」と言われるように、「健康も一日にして成らず」です。より長く健康でいられるように、長期的に続けていきましょう。
効果を感じない時の対処法⑤:
少しの間やめてみる
ここまでにご紹介した対処法でも、解決しない場合があるかと思います。そんな場合には、思い切って少しの間やめてみるのも1つの手です。
そういった休みの期間を設けることで、実は水素吸入がもたらしていた疲労感の軽減や寝付きの良さなど劇的には気づきにくい点にも気づける可能性が高いです。
なので、あまりおすすめはしませんが、どうしても体感を感じたい!という場合には、水素吸入なし期間を設けて、体の変化を見てみるのも良いでしょう。
水素吸入を正しく取り入れて健康活用しよう!まとめ
- 水素発生量が300ml/分以上の高性能な水素吸入器を使用する
- カニューレを使って、最低でも1~3時間は吸入する
- バランスの取れた食事や適度な運動など、他の健康習慣と組み合わせる
- 水素吸入の効果は長期的に現れるため、継続することが大切
- 奥の手として一定期間水素吸入をやめてみるのもアリ
水素吸入は万能ではありませんが、正しい方法で継続的に取り組むことで、健康維持や体調改善に役立つでしょう。
さまざまな研究も日々進められており、秘められた力も今後さらに解明されていくことが予想されます。
ぜひ、水素吸入を健康習慣の一部として取り入れ、長期的な視点を持って実践してみてください。