コラム
水素吸入器のコスト評価:「ランニングコスト」編

水素吸入器のコスト評価③:「ランニングコスト」編

当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つであるコスト面。

全部で6つの評価項目があり、そのうちの1項目「ランニングコスト」を評価する理由や評価基準について解説します。

《この記事の執筆者》

「ランニングコスト」を評価する理由

水素吸入器を日常的に使う上で必ず発生するのが、電気代や精製水(または専用液)代といった「ランニングコスト」です。

これらは月々の継続的な負担となるため、「メンテナンス費用」と並ぶ、重要な“隠れコスト”と言えます。

購入後に「思ったよりお金がかかる…」と後悔することがないように、当サイトでは購入後の継続的な負担を事前に明確化するため、この項目を評価しています。

「ランニングコスト」の評価方針

評価方針はシンプルで、「月々のランニングコスト」が安いほど高く評価し、高いほど低く評価します。

ただし、使い方や環境によって費用は変動するため、公平に比較するために以下の統一ルールを設けています。

ランニングコスト評価のルール
  • 利用条件: 全ての機器を「毎日2時間」使用すると仮定します。
  • 電気代単価: 家庭による差をなくすため、電力料金の全国平均目安である「31円/kWh」を全製品で一律使用して計算します。
  • 算出単位: 上記の条件でかかる費用を「1ヶ月あたり(30日間)の金額」に換算して評価します。

ランニングコストの具体的な算出方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
>> メーカーがひた隠す!水素吸入器の『隠れコスト』完全ガイド

タンク内の水の交換による水消費について

機器によって、定期的にタンク内の水の交換を推奨していることがあります。

その場合、タンク内の水は全て捨てることになり、その分水の消費量は増加します。

この水の消費量は、基本的に水代には組み込まないものとします。理由は、捨てる水の量がその時々で変わり、算出が複雑になるためです。

基準となる水代と水の消費量について

「市販の精製水」が利用可能となっている場合は、一律で1リットル200円で水代を計算します。専用水の場合は、販売価格(送料がある場合はそれを含む)の一番安い金額をベースに算出します。

水素吸入器の稼働による水の消費量は、明記されていない限り、1時間あたり「水素発生量(ml/分)×0.04ml」で計算します。例えば、水素発生量200ml/分の機器の場合、1時間に8mlの水を消費するものとして計算します。

より具体的な計算方法などは以下の記事で解説しています。
>> メーカーがひた隠す!水素吸入器の『隠れコスト』完全ガイド

「ランニングコスト」の評価基準と計算式

「ランニングコスト」の評価基準として、以下の設定をしています。

ランニングコスト評価正規化
10円
5.0
1.0
4000円以上
1.0
0.0

コストが10円の製品を最高評価の1.0とし、月々の負担額が「4,000円」に達した場合を評価0.0の基準点として設定しました。

この金額に設定した理由は2つあります。第一に、多くの製品のランニングコストが月々1,000円〜2,000円の範囲に収まり、それらが標準的な評価(スコア0.5〜0.75)となるように調整した結果です。

第二に、もう一つの継続コストである「メンテナンス費用」(月換算3,000円で評価0)とのバランスを考慮しました。

両方のコストが最低評価の場合、月7,000円(年84,000円)となり、これは家計にとって大きな負担です。この点を踏まえ、4,000円という基準を設けました。

「ランニングコスト」の評価計算式

評価スコアは、0円(スコア1.0)と4,000円(スコア0.0)の間を、費用に応じて直線的に変動するように算出します。費用が4,000円を超えた場合は、スコアは0.0となります。

=MIN(1, MAX(0, ROUND(1 - X / 4000, 3)))

※上記の式のXに、各機器のランニングコスト(月換算したもの)が入ります。

以下のシートを使えば、ご自身で簡単にメンテナンス費用と評価スコアを算出できます。興味のある機器の情報を入力して試してみてください。
>> 水素吸入器のランニングコストを算出するシート

また、メンテナンス費用の評価及びコスト全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器のコスト評価を算出するシート

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