《この記事の執筆者》
本サイトの運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
本記事では、水素吸入が行える水素吸入器『アリビオ』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。
また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『アリビオ』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
水素吸入器『アリビオ』の製品情報
水素吸入器『アリビオ』の製品仕様の詳細は以下の通りです。
商品名 | alivioH(アリビオ) |
本体寸法 | 直径6.5cm × 高さ15cm(ボトル含む) |
本体重量 | 230g(ベース+ボトル) |
色 | シルバー |
材質 | ベース:アルミ合金 ボトル:PET |
電圧・周波数 | AC100V-240V(50-60Hz) |
消費電力 | 0.0074Wh |
付属品 | ベース(本体)、ボトル、カニューレ(ラテックスフリー)、カニューレ用コネクタ、アダプタ、USBコード、取扱説明書、巾着袋、水抜きポンプ |
定価 | 税込74,800円 |
メーカー保証 | 1年 |
生産国 | 日本設計企画/中国工場委託製造 |
販売会社 | 株式会社トラストレックス |
『アリビオ』は、直径6.5cm、高さ15cmと水素ガス吸入器としてはかなり小さめです。
この小ささでどれくらいの水素ガスを発生させられるのか。次はスペックや特徴を見てみましょう。
水素吸入器『アリビオ』の特徴・スペック
水素吸入器『アリビオ』の主なスペックは以下の通りです。
水素発生量 | 8~12ml/分 |
水素発生方式 | 固体高分子電解質膜方式 |
連続稼働時間 | 1時間(30分x2回) |
吸入方法 | 鼻カニューレ |
騒音レベル | 不明 |
使用できる水 | 精製水または浄水器の水 |
水素水の生成 | 可能 |
製品の寿命 | 1日30分の使用で3年 |
では、以下でいくつか『アリビオ』の特徴をご紹介していきます。
特徴①:コンパクトで軽量
『アリビオ』の最大の特徴の1つは、そのコンパクトさと重量です。
直径6.5cm、高さ15cmほどで、重さも230gとなっているため、外出時の持ち運びも容易でしょう。
特徴②:充電式でどこでも水素吸入
『アリビオ』は、電源に接続しながらの稼働ではなく、充電式となっています。
なので、外出時にも電源がないところで稼働ができるため、どこでも水素吸入ができます。
特徴③:お手入れと操作が簡単
『アリビオ』は日々のお手入れや機器の操作も簡単です。
操作は基本的に電源のON/OFFのみで、シンプルな操作性となっています。
お手入れについては次にお伝えします。
水素吸入器『アリビオ』のメンテナンス
『アリビオ』は毎日洗浄する必要がなくお手入れは簡単です。
ただ、使用していると水に含まれるミネラルがボトルにくっついて膜になり、ボトル内部がぬるぬるすることがあるようなので、その場合はクエン酸等を用いてボトルを洗浄する必要があるようです。
メーカーによるメンテナンスはないですが、1日1回(30分)の使用を3年で、新品との交換が必要になります。その際は本体ベースを下取りに出して、新製品と¥30,800(送料880円別)で交換します。
水素吸入器『アリビオ』のレンタルはある?
『アリビオ』のレンタルは実施されていません。
業務用の水素吸入器の数十万〜数百万円に比べれば、『アリビオ』は本体価格もかなり安いためレンタルせずとも購入のハードルは低いかと思います。
水素吸入器『アリビオ』の評価
上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。
『アリビオ』の総合評価としては、
の星2.94です。以下で、それぞれの評価項目について解説していきます。
アリビオの性能評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素発生量 | 8~12ml/分 | |
水素純度 | 100%未満 (具体的な数値は不明) | |
連続運転時間 | 1時間 | |
タイマー設定 | なし | |
騒音レベル | 不明 | |
水素水生成機能 | 可能 | |
水素量調節機能 | なし |
『アリビオ』の性能については、若干の物足りなさを感じるのが正直なところです。
水素発生量が低いのがいちばんのネックかと思います。ただ、外出時も持ち運べるサイズと軽さのため、これくらいの発生量になるのは仕方のない部分でもあります。
アリビオのコスト評価
項目 | 実績値 | 評価 |
製品価格 | 68,000円(税別) | |
メンテナンス費用※1 | 37,333円(税別)/年 | |
ランニングコスト※2 | 6円/月 | |
最大消費電力 | 0.0074Wh | |
使用する水 | 精製水または浄水器の水 | |
レンタル価格 | なし |
※2 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)
『アリビオ』のコスト面もイマイチです。
まず、製品価格ですが、水素発生量に対する相場だと36,000円ぐらいですが、約1.9倍ほどしています。また、メンテナンス費ついても1日30分であれば年換算すると1万円弱になりますが、毎日2時間使用する場合は年間で37,333円かかる計算になり、かなりの負担になります。
ランニングコスト(電気代と水代)などについては、かなり負担が少なく済みそうですが、本体価格とメンテ費用がネックとなりそうです。
アリビオの保守性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
寸法/重量 | 直径6.5x高さ15cm/230g | |
マシンの操作性 | ON/OFFのみの操作で簡単 | |
動かしやすさ | コンパクトで軽量で持ち運びラクラク | |
本体の交換頻度 | 約550時間 (1日30分の使用で3年) | |
筐体の材質 | ベース:アルミ合金 ボトル:PET | |
日々のメンテナンス | ・1週間ごとの水の交換 ・2~3ヶ月ごとにクエン酸でボトル洗浄 |
『アリビオ』の保守性は高いと言えます。
コンパクトで軽量なため置き場所に困らず、また外出時や移動する際もラクラク持ち運びできます。また操作もON/OFFのみでシンプルなため扱いやすいでしょう。
本体の交換頻度についての評価は低いものの、保守性の全体としては良い方かと思います。
アリビオの安全性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
電極の材質 | チタン+プラチナコーティング | |
オゾンの発生 | なし (証明書はなし) | |
安全機能 | なし | |
防爆システム | なし | |
第三者機関の認証 | 本体はなし (充電アダプタはPSE認証あり) |
『アリビオ』の安全性については、普通ぐらいと判断しました。
電極がプラチナであることやオゾンが発生しない仕様になっているのは評価できます。一方で、安全機能や防爆システムがないのが少し懸念です。ただ、水素発生量も少ないので水素爆発などのリスクもかなり低いのではと思います。
第三者機関の認証については、本体ではなく充電アダプタがPSE認証を取得しているようです。本体にもこういった認証があればさらに安心して利用できそうです。
アリビオの信頼性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
生産国 | 中国 | |
保証期間 | 1年 | |
情報開示度 | 基本情報あり 問い合わせで開示してくれる | |
導入機関や導入歴 | 不明 | |
アフターサービス・ サポート体制 | 不明 | |
返金保証 | なし | |
購入前の体験 | 株式会社トラストレックス本社で可能 | |
マニュアルの充実度 | 普通 | |
口コミ | 不明 |
『アリビオ』の信頼性についても普通ぐらいです。
導入機関やアフターサポート対応などについては不明ですが、問い合わせると製品仕様についての情報をご開示いただけました。メーカーや販売者によっては問い合わせても返事がないこともあるため、そういった意味では信頼できそうです。
また、大阪にある株式会社トラストレックスの本社に限定されていますが、購入前の体験もできるようです。どうしても気になる方は訪問して試せるのは、ありがたいですね。
水素吸入器『アリビオ』がおすすめな人
『アリビオ』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。
『アリビオ』はやはり小型で軽くどこでも水素吸入ができるのが大きな特徴なので、自宅だけでなく外出先でも水素吸入を行いたい方にはおすすめです。
また、忙しく長時間の水素吸入をする予定がない人や面倒な操作が苦手な人にも向いている製品と言えるでしょう。
水素吸入器『アリビオ』:まとめ
今回は水素吸入器『アリビオ』の製品情報やスペック・特徴などをお伝えしました。
コンパクトで持ち運びができて操作・メンテナンスが簡単である一方、水素発生量や稼働時間などは少し物足りない印象でした。
とはいえ、外出先での水素吸入を考えている人にはぜひおすすめしますので、興味のある方はぜひ一度公式サイトを覗いてみてください。