すいかつねっと
はじめての方
悩み・症状から探す
体験談・口コミ
水素吸入を始める
体験施設を探す

研究報告

水素吸入をはじめとした「水素医療」に関する研究報告を一覧でご紹介します。
気になる症状や病名、目的で検索してみてください。

すいかつねっと
LINEのアイコン

水素吸入に関するご相談を
24時間いつでも受付中

すいかつねっと公式LINEにて、水素吸入に関するお悩みを「無料」で受付けています。 24時間いつでもお気軽にご相談ください。

相談してみる

水素吸入を知る

  • 基本知識
  • 疾患・悩みで探す
  • 体験談・口コミ
  • 研究報告一覧

水素吸入を始める

  • おすすめ機器ランキング・選び方
  • お役立ちツール
  • 自宅で始める3ステップ
  • 水素吸入器一覧
  • 体験施設を探す

ポリシー

  • コンテンツ制作・運営ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

サイト情報

  • すいかつねっととは
  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • 新着情報
  • サイトマップ

無断複写・転載を禁じております

©すいかつねっと

研究報告

水素吸入の膵炎に対する保護作用

更新日:2026/02/11
水素吸入の膵炎に対する保護作用
マウスに水素ガスを吸入させた後にセルレイン誘発性急性膵炎を発症させたところ、膵臓の病理学的変化や炎症が軽減し、膵臓組織中のHsp60タンパク質発現量が増加した。

3分で読める詳細解説

結論

水素ガス吸入前処置は、セルレイン誘発性急性膵炎マウスモデルにおいて膵炎の進行を抑制する可能性がある。

研究の背景と目的

急性膵炎(Acute Pancreatitis, AP)は高い罹患率と致死率を伴う急性炎症性疾患であり、膵臓内での消化酵素(アミラーゼやリパーゼなど)の異常活性化や炎症性サイトカインの関与が主因と考えられている。しかし、その詳細メカニズムや効果的な予防・治療法の確立は十分には進んでいない。
一方で、水素吸入による抗酸化・抗炎症効果はさまざまな疾患モデルで報告されている。本研究では、カエルレイン投与によって急性膵炎を誘発したマウスにおいて、事前の水素吸入が膵組織の損傷をどの程度防止し、さらに膵Hsp60(Heat Shock Protein 60)の発現にどのような影響を与えるのかを検討した。

研究方法

  • 対象(動物モデル)
    • 80匹のC57BL/6マウス(雄雌混在、体重22±2 g)を無作為に4群(各群6~8匹×3時点)に分けた。
    • NS群:生理食塩水を投与
    • HNS群:生理食塩水を投与+水素吸入を事前実施
    • AP群:カエルレインで急性膵炎誘発
    • HAP群:カエルレイン誘発+水素吸入を事前実施
  • 介入方法(吸入条件)
    • カエルレイン投与(1時間おきに6回、1回あたり50 μg/kg)で急性膵炎モデルを作製。
    • HNS群およびHAP群では、カエルレインまたは生理食塩水の初回投与の3日前から、水素吸入(42% H₂+21% O₂+37% N₂)を継続実施。
    • 水素吸入量・期間以外の具体的データ(流量、吸入回数など)は論文内に明確な記述なし。
  • 対照群
    • NS群およびAP群では吸入なし(通常空気環境)。
    • HNS群は「APを起こさない」+「水素吸入あり」の対照。
    • HAP群は「APを起こす」+「水素吸入あり」の介入群。
  • 評価方法
    • 組織学的評価:膵組織の病理スコア(浮腫、空胞化、炎症浸潤、壊死)
    • 血漿アミラーゼ・リパーゼ活性測定
    • 炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6)測定
    • 膵組織内のグルタチオン(GSH)およびMDA(マロンジアルデヒド)定量
    • 膵Hsp60のmRNA・タンパク質発現:RT-PCR、Western blot、免疫組織化学染色

研究結果

  • 主要な結果
    • 病理組織スコア:AP群では時間経過とともに浮腫・炎症・空胞化・壊死が進行したが、HAP群では各時点で損傷度合いが有意に低かった(具体的なスコア数値は論文内に図示)。
    • 血漿アミラーゼ・リパーゼ:AP群で大きく上昇したが、HAP群では1時間後・3時間後を中心に有意に低下(p<0.05)。
    • 炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6):AP群で上昇、HAP群で有意に低減(特にIL-6は各時点、IL-1は1時間後・5時間後)。
    • 膵GSHおよびMDA:AP群はGSH減少・MDA増加が顕著だったが、HAP群ではGSHが増加し、MDAが減少(p<0.05)。
    • Hsp60発現:
      • タンパク質レベルは、AP群では1時間後に減少、3時間後に一時的増加、5時間後に再度低下。HAP群は1時間後と5時間後でAP群に比べて有意に高値。
      • mRNAレベルはタンパク質発現と同期せず、HAP群では5時間後にAP群より有意に上昇(p<0.05)。
  • 考察
    • 事前の水素吸入は、酸化ストレスの軽減(GSH増加、MDA減少)だけでなく、膵Hsp60タンパク質の初期発現を高めることで急性膵炎の損傷を抑制する可能性がある。
    • Hsp60は膵酵素の合成・分泌経路に関与し、その適切な発現が膵炎の進展制御に寄与すると考えられる。
    • mRNAとタンパク質発現が同期しない理由はさらに検討が必要。
  • 研究の限界
    • 本研究はマウスモデルを対象とし、ヒトへの直接的外挿は慎重を要する。
    • 水素吸入量・回数などの最適条件やHsp60以外の分子機序は十分に解明されていない。

Appendix(用語解説)

  • 急性膵炎(Acute Pancreatitis, AP):膵臓での消化酵素の異常活性化や炎症により、浮腫や壊死が生じる急性疾患。重症化すると多臓器不全などを引き起こすことがある。
  • Hsp60(Heat Shock Protein 60):ミトコンドリア内在性の分子シャペロン。タンパク質の正しいフォールディングや細胞内輸送を助ける。膵臓では酵素顆粒の合成・分泌に関わる可能性が示唆されている。
  • GSH(グルタチオン):細胞内で抗酸化作用を持つ物質。GSH濃度が高いほど酸化ストレスが低いと判断される。
  • MDA(マロンジアルデヒド):脂質過酸化の過程で生成される物質。酸化ストレスの指標として用いられる。
  • カエルレイン(Caerulein):コレシストキニン(CCK)類似作用をもつペプチドホルモン。過剰投与すると膵酵素分泌が亢進し、マウスなどで急性膵炎モデルを作製できる。

論文情報

タイトル

Pre-inhalation of hydrogen-rich gases protect against caerulein-induced mouse acute pancreatitis while enhance the pancreatic Hsp60 protein expression(セルレイン誘発性マウス急性膵炎モデルにおいて、水素ガス吸入前処置は膵臓Hsp60タンパク質発現を増加させつつ膵炎に対して保護作用を示す)

引用元

Li, K., Yin, H., Duan, Y., Lai, P., Cai, Y., & Wei, Y. (2021). Pre-inhalation of hydrogen-rich gases protect against caerulein-induced mouse acute pancreatitis while enhance the pancreatic Hsp60 protein expression. BMC gastroenterology, 21(1), 178. https://doi.org/10.1186/s12876-021-01640-9

専門家のコメント

まだコメントはありません。

関連する疾患や目的
すいえん
膵炎
すいかつねっと編集部
すいかつねっと編集部一般社団法人水素健康活用研究所

日本初の水素吸入総合情報サイト「すいかつねっと」運営。特定メーカーに属さない中立的な立場で、医師監修・ファクトチェック体制のもと、エビデンスに基づく情報を発信しています。

すいかつねっとについて
  1. すいかつねっとトップ
  2. 研究報告
  3. 水素吸入の膵炎に対する保護作用

次のステップは?

水素吸入を始める

水素吸入の取り入れ方は、「自宅で行う」と「施設に通う」の2通り。 本格的に取り入れるなら「自宅」。まずは、気軽に試してみたいなら「施設」がおすすめです。

おすすめ機器を見る体験施設を探す
  1. 13分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 2専門家のコメント

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/04/22
最終更新日:2026/02/11
目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント

関連する研究報告

ヒト研究2025/02/14

慢性膵炎に対する水素吸入の保護効果

慢性膵炎モデルマウスで減少したTregsを回復させることで、水素吸入が膵組織の損傷と線維化を軽減する。 研究の背景と目的 慢性膵炎は、膵臓で持続する炎症と線維化が進行し、膵の構造と機能が不可逆 [&hellip;]

詳しく見る
もっと見る

最新の体験談・口コミ

1 / 5
60代・女性

睡眠の質向上や起床時の頭の軽さを実感

私はコロナワクチンの後遺症で体調崩し、その治療として水素吸入を使っています。睡眠にはとても良いと思います。朝起きたとき、頭がいくらか軽くなる感じです。

続きを見る
50代・女性

二日酔い知らずで、朝起きるのがラクに

水素吸入を1日30分を3回ほどを3年ほど続けています。一番感じた変化は、二日酔いがなく、朝が楽になったことです。今、諸事情で水素吸入が1週間ほどできていないのですが、朝のスッキリ感がなくなっています。あとは、血液検査や肝臓の数値も正常なのも、水素のおかげかなと思っています。

続きを見る
40代・女性

目ヤニが気にならなくなった

水素吸入を行うことで、目ヤニが気にならなくなりました!

続きを見る
60代・女性

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます。今までは湿布を貼るか、マッサージ機を使うかしないと毎日が辛かったんですが、気がついたら全く使用しなくて良くなりました。それが水素と繋がってるのかは分かりませんが、明らかに肩こりは良くなりました。

続きを見る
60代・男性

大腸がん治療中、水素吸入を始めてから抗がん剤の副作用が穏やかになりました

現在、大腸がんの治療を続けながら、週に1回・2時間、水素吸入(毎分3,600ml)を取り入れています。通い始めて約2か月になります。2週に1度の抗がん剤治療を受けていますが、水素を始めてから副作用が驚くほど穏やかになりました。以前は投薬後の倦怠感や吐き気がつらかったのですが、今ではほとんど感じることがなく、日常生活も普段通りに送れています。また、水素を吸うと体も心も軽くなるようで、治療を前向きに続けられています。

続きを見る
もっと見る

関連する研究報告

ヒト研究2025/02/14

慢性膵炎に対する水素吸入の保護効果

慢性膵炎モデルマウスで減少したTregsを回復させることで、水素吸入が膵組織の損傷と線維化を軽減する。 研究の背景と目的 慢性膵炎は、膵臓で持続する炎症と線維化が進行し、膵の構造と機能が不可逆 [&hellip;]

詳しく見る
もっと見る

最新の体験談・口コミ

60代・女性

睡眠の質向上や起床時の頭の軽さを実感

私はコロナワクチンの後遺症で体調崩し、その治療として水素吸入を使っています。睡眠にはとても良いと思います。朝起きたとき、頭がいくらか軽くなる感じです。

続きを見る
50代・女性

二日酔い知らずで、朝起きるのがラクに

水素吸入を1日30分を3回ほどを3年ほど続けています。一番感じた変化は、二日酔いがなく、朝が楽になったことです。今、諸事情で水素吸入が1週間ほどできていないのですが、朝のスッキリ感がなくなっています。あとは、血液検査や肝臓の数値も正常なのも、水素のおかげかなと思っています。

続きを見る
40代・女性

目ヤニが気にならなくなった

水素吸入を行うことで、目ヤニが気にならなくなりました!

続きを見る
60代・女性

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます

水素吸入を始めてから1ヶ月弱ですが、肩こりが良くなってます。今までは湿布を貼るか、マッサージ機を使うかしないと毎日が辛かったんですが、気がついたら全く使用しなくて良くなりました。それが水素と繋がってるのかは分かりませんが、明らかに肩こりは良くなりました。

続きを見る
60代・男性

大腸がん治療中、水素吸入を始めてから抗がん剤の副作用が穏やかになりました

現在、大腸がんの治療を続けながら、週に1回・2時間、水素吸入(毎分3,600ml)を取り入れています。通い始めて約2か月になります。2週に1度の抗がん剤治療を受けていますが、水素を始めてから副作用が驚くほど穏やかになりました。以前は投薬後の倦怠感や吐き気がつらかったのですが、今ではほとんど感じることがなく、日常生活も普段通りに送れています。また、水素を吸うと体も心も軽くなるようで、治療を前向きに続けられています。

続きを見る
もっと見る

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/04/22
最終更新日:2026/02/11

目次

目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント