透析患者さんの生活の質を高め、副作用を減らすことを目指した「高濃度水素水透析システム」が、山口大学とドクターズ・マンの共同研究で開発されました!
■ 背景
日本では透析治療を受ける方が増え続けており、とくに高齢化によって重症患者さんも多くなっています。透析治療は命を支える一方、慢性的な疲れや合併症の原因となる「酸化ストレス」という体への負担も問題になっていました。
■ システムの特徴
山口大学とドクターズ・マンが共同開発したこの新システムは、透析で使う水に高い濃度の水素(RO水で1,600ppb、透析液で230~280ppb)をしっかり溶かして供給します。
水素の「抗酸化作用※」を活かすことで、透析中の体への負担を減らすことが期待できます。また、既存の透析機器に後から取り付けられるコンパクトな設計なので、導入もしやすいのがポイントです。
※抗酸化作用=体内の“さび”の原因である活性酸素を減らす働き
■ 安全性
実際の動物実験でも、体内へ取り込まれる水素はごく微量で、主に体外の透析回路やダイアライザー(人工腎臓)内で働くことが分かりました。このため、体内に水素が蓄積し過ぎるリスクは低く、高い安全性が示唆されています。
今後、この技術が広く普及し、透析患者さんの生活がより快適になることを願っています。「すいかつねっと」でも引き続き水素の医療応用を追いかけていきます!
ドクターズ・マンさんは、水素医学の発展に非常に熱心に取り組まれている企業です。
臨床研究でも使用された「水素吸入器」を製造・販売しており、詳細については以下で解説していますので、こちらも併せてご覧ください。
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