水素吸入器
【実機レビュー】水素吸入器『富士のチカラ』の口コミ・感想|レンタル前に知りたい注意点も解説

【実機レビュー】水素吸入器『富士のチカラ』の口コミ・感想|レンタル前に知りたい注意点も解説

水素吸入器『富士のチカラ』をお借りする機会があったので、日常生活に取り入れながら使用してみました。

そこで今回は、実際に使ってみて感じた率直な感想をお伝えしていこうと思います。本記事では、公式サイトなどで掲載されている製品仕様ではなく、実際に使ってみないとわからない使用感や実用性にフォーカスしてお伝えしていきます。

良い点はもちろん、使う上で気になった部分も含めて、レンタル前に知っておきたいポイントを正直にレポートしていきます。

なお、富士のチカラの機器の特徴や当サイト基準の評価については、以下の記事で解説していますので、そちらも併せてご覧ください。
>> 『富士のチカラ』の特徴・スペック、評価を徹底解説

機器を使ってみて感じた体感的な変化などは個人差が大きいため、今回は言及いたしません。それ以外の使いやすさや機能面で魅力に感じたことや気になった点をお伝えできればと思います。

《この記事の執筆者》

富士のチカラの概要

トライズの水素吸入器「富士のチカラ」の製品写真
水素吸入器「富士のチカラ」の製品写真

富士のチカラは、株式会社トライズが販売する水素吸入器です。製品の基本情報は、以下の通り。

商品名富士のチカラ
本体寸法幅32cm×奥行23.5cm×高さ37.5cm
本体重量6.2kg
水素発生量500ml/分
製品価格1,628,000円(税込)
※現在は販売終了で、レンタルのみ可能
生産国日本
販売会社株式会社トライズ

富士のチカラは毎分500mlとしっかりとした水素発生量があり、最大24時間の連続稼働ができる水素吸入器。自宅でも本格的な水素吸入を、思う存分行えるのが特徴の1つです。

類似スペックの機器との比較

富士のチカラと同等の水素発生量を持つ機器との主要項目の比較は以下の通りです。

項目富士のチカラHhuhuH2リッチ750+
水素発生量500ml/分500ml/分500ml/分
製品価格販売終了880,000円1,628,000円
レンタル価格22,000〜39,600円/月
(契約期間によって変動)
なしなし
サイズ・重量幅32×奥行23.5×高さ37.5cm
6.2kg
幅26×奥行22.9×高さ28cm
5kg
幅33×奥行25×高さ35.3cm
8kg
連続稼働時間24時間8時間8時間
騒音レベル44.6dB
(1mの距離)
41dB
(測定距離不明)
不明
電解槽の寿命3,000時間4,000時間不明
ランニングコスト※1
(電気・水代)
914円/月686円/月677円/月
メンテナンス費用2レンタル中は無料40,551円/年不明
日々のお手入れ基本的になし3ヶ月に1度のタンクの水交換不明
※1 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)。
※2 毎日2時間使用した場合に電解槽を1回交換するまでにかかる費用(イオンフィルタ500時間ごと、電解槽5000時間ごとの交換の場合、イオンフィルタ交換費用x10回+電解槽交換費用1回分)を、毎日2時間使用した場合の年換算した金額。 

富士のチカラとその他機器との大きな違いは、長期のレンタルが実施されていることと24時間の連続稼働ができる点です。レンタルで月4万円弱から始められるため、初期投資を抑えながら本格的な水素吸入ができます。

また、他社製品の場合、長期的に見るとフィルター交換などで年間約4万円以上のメンテナンス費用がかかることもあります。その点、富士のチカラはレンタル期間中のメンテナンス費用が無料なのが大きなメリットと言えるでしょう。

そのほか、富士のチカラのより細かな特徴やスペックについては、『富士のチカラ』の特徴・評価をご覧ください。

富士のチカラを使ってみた口コミ・感想まとめ

トライズの水素吸入器「富士のチカラ」の本体と付属の専用水
「富士のチカラ」の本体と専用水

まず結論からお伝えすると、手間をかけずに自宅で本格的な水素吸入を行いたい方にぴったりな機器だと感じました。

その根拠となる『富士のチカラ』を使ってみた感じたよかった点と気になった点は、以下の通りです。

富士のチカラの良かった点
  • 鼻腔内に空気を感じて水素吸入の実感がある
  • 稼働音が比較的静かで心地よい音質
  • タンクの水交換が不要で手間とコストを削減できる
  • ボタン1つの簡単操作で機械が苦手な方も問題なし
  • 万が一、給水中に水をこぼしても安心

富士のチカラの気になった点
  • 時間管理がやや不便なこと
  • やや持ち運びのしづらさがある

それぞれ以下で詳しく解説していきます。

富士のチカラのよかった点5つ

まずは、富士のチカラを実際に使って良いなと感じた点5つについて、具体的に解説していきます。

富士のチカラの良かった点
  1. 鼻腔で感じる確かな吸入感
  2. 稼働音が比較的静かで心地よい音質
  3. タンクの水交換が不要で手間とコストを削減できる
  4. ボタン1つの簡単操作で機械が苦手な方も問題なし
  5. 万が一、給水中に水をこぼしても安心

①鼻腔で感じる確かな吸入感

『富士のチカラ』を使って水素吸入をしている間は、鼻の中に少し湿った空気を感じ、吸入している感があって安心できました。

水素発生量が少ない(100ml/分など)場合はガスの流れを感じないため、ちゃんと吸入できているか不安になることがあります。しかし、『富士のチカラ』はその点問題ありませんでした。

しっかりと風を感じるというよりも、何か湿った空気が鼻の中に放出されているのがわかります。コップの水の中にカニューレの先端を入れても、しっかりとぶくぶくとし、ちゃんとガスが出ていることも確認できました。

②稼働音が比較的静かで心地よい音質

『富士のチカラ』は、稼働音が比較的静かであることも良いなと感じました。

スマホのアプリ「Decibel X」を使って、機器の真横で計測してみたところ、50dB(デシベル)程度。一般的に50dBの騒音は静かな事務所や家庭用エアコンの室外機などと同じレベルと言われますが、それほど気になりませんでした。

また、音自体もファンなどの機械音よりも水素ガスが水の中を通るぶくぶく音メインで、心地よい音質なのも快適に使えるポイントでした。実際、テレビを見ながらでも全く問題なく使用できました。

睡眠時の使用は、私は慣れれば問題なくできました。ただ、音に敏感な人や誰かと一緒に寝ている場合など、この辺りは人によるかもしれません。

ちなみに、実際の音はこんな感じです↓

「ブーン」という機械音がありますが、「ぷくぷくぷく」といったバブル音がメインであるのがわかるかと思います。

③タンクの水交換が不要で手間とコストを削減できる

タンクの水交換が基本的に不要なことも、手間とコストが減って良いなと感じました。

これまで使った水素吸入器では、定期的にタンクの水交換が必要で、毎日3時間以上使う私の場合、頻繁に水交換が必要になることもありました。面倒くさがりの私は、その排水や給水も面倒に感じますし、使い切れずに捨てる精製水がもったいないと感じることもありました。

その点、『富士のチカラ』は使い続ける限り水を交換する必要がなく、水を無駄にする心配はありません。また、面倒な作業が不要になり、ストレスから解放されるのが大きなメリットです。

『富士のチカラ』のタンクの水交換は、2週間以上”使用しない”場合に必要となります。

④ボタン1つの簡単操作で機械が苦手な方も問題なし

『富士のチカラ』の操作が非常に簡単なことも、実際に使ってみて良いなと感じました。特に機械の操作が苦手な方でも問題なく使えるでしょう。

機器には、ボタンが1つだけついており、基本的には「オン/オフ」の切り替えのみを行います。

トライズの水素吸入器「富士のチカラ」のボタン操作の解説
「富士のチカラ」のボタン操作

細かなタイマー設定の必要はなく、ワンタッチで好きな時に始めて、好きな時に終われます。

⑤万が一、給水中に水をこぼしても安心

給水時にとても助かったと感じたポイントがあります。それは、給水口が少し凹んだ形状になっていることです。

最初は特に気にしていなかったのですが、精製水を注ぐときに、少し手が滑ってしまい、給水口の外側に水をこぼしてしまったことがありました。

他の機器だと、給水口のまわりが平らになっていることも多く、こぼれた水がそのまま機械内部に入り込んでしまわないか、内心ヒヤヒヤした経験があります。しかし『富士のチカラ』の場合、給水口の周囲がしっかりと凹んでいるので、こぼれた水はその部分に一時的にとどまり、機械の中に入ってしまう心配がありませんでした。実際にこの設計のおかげで、慌てずに落ち着いてふき取ることができ、とても安心感がありました。

水素吸入器『富士のチカラ』の給水口
『富士のチカラ』の給水口の部分が凹んでいる

富士のチカラの気になった点2つ

次は反対に、富士のチカラを使ってみて気になった点について解説していきます。

富士のチカラの気になった点2つ
  • 時間管理がやや不便なこと
  • やや持ち運びのしづらさがある

①時間管理がやや不便なこと

『富士のチカラ』は時間管理に関する機能が不足しており、以下のような時間管理に関わる使いづらさを感じました。

時間管理に関する点
  • 残り時間が表示されない
    開始してからどれだけ使ったのか、あとどのくらい利用できるのかが一目で分かりません。
  • タイマー設定が選べない
    2時間または24時間の固定タイマーしかなく、例えば1時間だけ使いたい場合は自分で時間管理が必要です。
  • 一時停止できない
    途中で止めるとタイマーはリセットされ、再開時は選択した「2時間」または「24時間」から再カウントされます。そのため、合計の利用時間は自身で計算・管理が必要です。

ワンタッチの簡単な操作性が魅力的な反面、こうした点から「毎日の利用時間をきっちり管理したい」「細かく区切って使いたい」という方にとってはやや使いづらく感じる場面があるかもしれません。

一方で、「大まかな時間でも問題ない」「おおよその目安でOK」という方にはそこまで問題にはならないでしょう。

②やや持ち運びのしづらさがある

『富士のチカラ』は、重さが6.2kg(水を入れると約8kg)あり、持ち手が機器の背面についているため、バランスがとりづらく、持ち運びが少し大変に感じました。

トライズの水素吸入器「富士のチカラ」の持ち運びの解説
「富士のチカラ」の持ち手では、持ち運びづらさがある

機器を持って移動させる際は、両手で側面をしっかり支えたり、下から抱え上げる必要があります。特に力に自信がない方や高齢の方にとっては、簡単に持ち運べない点が不便に感じるかもしれません。

そのため、できるだけ設置場所を決めて据え置きで使うのが安心だと感じました。また、どうしても移動が必要な場合は、サイズのあった台車(ストッパー付き)を活用するのも1つの手かもしれません。

富士のチカラはどんな人におすすめ?

今回、実際に『富士のチカラ』を使ってみて、「本格的な水素吸入を手間なく、毎日続けたい」と考えている方に最適な一台だと感じました。

特に、以下のような方にはピッタリです。

富士のチカラがおすすめな人
  • シンプルな操作と管理の手間の少なさを重視する方
  • 就寝中など、長時間にわたって水素吸入をしたい方
  • 細かく時間を管理するより、自分のペースで好きなだけ使いたい方
  • まずは月々の支払いで本格的な水素吸入を試してみたい方

『富士のチカラ』は、「手軽さ」と「続けやすさ」で選びたい方に魅力的な製品です。シンプルな操作性とお手入れの手間の少なさで、忙しい日常でも無理なく水素生活を取り入れたい方にぴったりと言えるでしょう。

一方で、利用時間を分単位で管理したい方や、家の中で頻繁に機器を移動させて使いたい方は、他の機種と比較検討してみるのも良いかもしれません。参考までに、『富士のチカラ』の気になった点をカバーできる製品を2つご紹介します。

細かな時間管理や移動性を重視するなら、こちらをチェック

富士のチカラとは、また違った魅力を持つ機器をご紹介します。

『Jobs-α』は、10分単位でのタイマー設定が可能。水素発生量も200ml/分と当サイト基準をクリアしており、最大10時間の連続稼働ができます。また重さも3kgほどと持ち運びも問題ないでしょう。

『ハイセルベーターET120』は、1分単位での時間設定ができ、水素発生量1,320ml/分と高い流量を誇ります。サイズは大きめで重量もあるものの、キャスターがついており移動も問題なくできます。

富士のチカラの購入前に知っておきたいポイント

最後に、富士のチカラを実際に使ってみて気づいた、購入前に知っておくと良い点をお伝えします。

購入前に知っておきたいポイント
  • たまにプシュッと音とガスが出る
  • 移動後に3分間の準備時間がある

それぞれ解説します。

①たまにプシュッと音とガスが出る

富士のチカラの稼働中、ガスが溜まって放出される際に「プシュッ」という音が稀に発生します。

これは機器内部のチューブにたまった水蒸気を水素が押し出す際に生じる仕様上の動作音です。故障ではないので、知っておくと安心して使えます。

②移動後に3分間の準備時間がある

コンセントを抜いて設置場所を変えると、再接続後は必ず3分間の準備運転が行われます。

この間は吸入ができないため、部屋を頻繁に移動させる場合は余裕を持ってスケジュールしておくと良いでしょう。

まとめ:『富士のチカラ』を使ってみた口コミ・体験

実際に使ってみて一番の魅力は、面倒なメンテナンスがなく操作も簡単なため、忙しい方でも「毎日ムリなく続けられる」水素吸入器だということです。

さらに、水素発生量500ml/分で最大24時間稼働というスペックにより、本格的な水素吸入を自宅でしっかり実感できました。

「気軽にはじめて、長く続けたい」「なるべく手間をかけずに安心して使いたい」と考える方には特におすすめできます。一方で、こまめな時間管理や頻繁に場所を移動して使いたい場合は、他の選択肢とも比較してみてください。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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