すいかつねっと
はじめての方
悩み・症状から探す
体験談・口コミ
水素吸入を始める
体験施設を探す
すいかつねっと
LINEのアイコン

水素吸入に関するご相談を
24時間いつでも受付中

すいかつねっと公式LINEにて、水素吸入に関するお悩みを「無料」で受付けています。 24時間いつでもお気軽にご相談ください。

相談してみる

水素吸入を知る

  • 基本知識
  • 疾患・悩みで探す
  • 体験談・口コミ
  • 研究報告一覧

水素吸入を始める

  • おすすめ機器ランキング・選び方
  • お役立ちツール
  • 自宅で始める3ステップ
  • 水素吸入器一覧
  • 体験施設を探す

ポリシー

  • コンテンツ制作・運営ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

サイト情報

  • すいかつねっととは
  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • 新着情報
  • サイトマップ

無断複写・転載を禁じております

©すいかつねっと

がん

【医師監修】水素吸入療法で放射線性肝炎を予防?その効果と課題とは

放射線性肝炎に対して、水素の「抗酸化作用」が肝臓ダメージを軽減する可能性が考えられます。ただし、予防効果を検証した臨床研究はまだ存在しない段階です。
木村香菜
放射線治療専門医
木村香菜監修
【医師監修】水素吸入療法で放射線性肝炎を予防?その効果と課題とは
  1. 1放射線性肝炎とは
    1. 放射線性肝炎の主な原因
    2. 放射線性肝炎の主な症状
    3. 放射線性肝炎の標準的な治療
  2. 2水素吸入は放射線性肝炎の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性肝炎の予防の可能性
    2. 放射線性肝炎の症状改善の可能性
  3. 3【私はこう考える】水素吸入と放射線性肝炎

放射線性肝炎とは

放射線性肝炎とは

放射線性肝炎は、がん治療の一環として肝臓に放射線が照射された結果、生じる炎症性の疾患です。

照射量、肝臓の照射範囲、そして患者の肝機能によって、症状の重さは変わります。肝臓に放射線を照射された患者の6〜66%で発症すると報告されています。1)

ここでは、放射線性肝炎の原因、症状、治療法について解説します。

放射線性肝炎の主な原因

放射線性肝炎の主な原因は、がん治療における高線量の放射線が肝臓に照射されることにより、肝細胞や血管が損傷されることです。

特に肝臓がんや近隣臓器のがん治療が行われる際には、高線量の放射線が肝臓に照射されるため、リスクは高くなります。

もとより肝機能が悪いことや、化学療法を同時あるいは放射線治療の前に行われていることも、放射線性肝炎のリスクを高めることに繋がります。2)

逆に、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療(SBRT)などの高精度な放射線治療の技術を用いることで、放射線性肝炎のリスクが低くできることが期待されています。

放射線性肝炎の主な症状

放射線性肝炎の症状は、通常放射線治療の完了後2〜8週間で現れます。2)

症状としては、疲労や右上腹部痛が最も一般的とされています。

他の主な症状には黄疸、腹水、倦怠感、食欲不振があり、慢性的になると肝硬変に進行する可能性もあります。

血液検査では、典型的な放射線性肝炎ではアルカリフォスファターゼ(ALP)という酵素が正常値の2倍以上に増加します。一方で、トランスアミナーゼやビリルビン、アンモニアといった一般的な肝機能障害で上昇する項目は正常のままです。

また、顕著な血小板減少がみられる場合もあります。

放射線性肝炎の標準的な治療

現時点では、放射線性肝炎を予防する方法や、根本的な治療法はありません。2)

放射線性肝炎の治療は主に対症療法です。利尿薬による体液の管理や腹水の排出、血液凝固障害に対する薬物療法が行われます。ステロイド薬が肝臓のうっ血を軽減するために用いられることもあります。

重症例では肝移植が考慮されることもあります。

水素吸入は放射線性肝炎の予防・改善に効果はある?

水素吸入は放射線性肝炎の予防・改善に効果はある?

水素吸入療法が放射線性肝炎に与える影響については、まだ十分な根拠が確立されているわけではありません。

しかし最近、水素の抗酸化作用が注目されており、放射線による肝臓への被害軽減に対して期待が寄せられています。

放射線性肝炎の予防の可能性

放射線治療により、体内で活性酸素が発生します。これは、細胞の損傷や炎症の原因となります。水素は、体内で活性酸素を抑制する働きがあり、放射線治療に伴う酸化ストレスを軽減する可能性があるとされています。3)

水素吸入療法は活性酸素を中和し、肝細胞の損傷を軽減することが期待されています。

しかし、水素吸入療法が放射線性肝炎の予防に効果があるかについては、まだ確定的な結論は出ていません。というのも、水素吸入を用いて放射線性肝炎の予防効果を検証した研究が現時点では存在しないためです。(2024年9月現在)

今後研究が進めば、水素吸入が放射線性肝炎に対する有効な治療法となるかどうかが明らかになるでしょう。

放射線性肝炎の症状改善の可能性

水素吸入療法は放射線性肝炎の症状改善に役立つ可能性があります。

水素水を飲むことが、肝臓腫瘍に対して放射線治療が行われる患者の生活の質を向上させるかどうかを調べた研究があります。4)

この研究によれば、水素水を6週間飲むことによって、放射線治療を受けている患者の疲労や生活の質が、プラセボ水を飲んだ患者よりも改善されたと報告されています。

また、放射線に誘発された酸化ストレスに対しての反応を、水素水が減少させたということも同研究で明らかになりました。

肝臓に対する放射線治療を受けた際にも、放射線性肝炎と同様のメカニズムで肝臓にダメージが加わっていると考えられます。そのため、水素水が放射線性肝炎の症状改善に役立つ効果は期待できるのではないかと考えられます。

水素水よりも効率的に多くの水素を取り込める水素吸入療法でも同様の効果が期待できるかもしれませんが、その真偽については、今後のさらなる研究が必要です。

【私はこう考える】水素吸入と放射線性肝炎

水素吸入療法が放射線性肝炎に対して持つ可能性は興味深いものです。放射線治療では大量の活性酸素種(ROS)が発生し、肝細胞の損傷や炎症を引き起こします。水素には選択的抗酸化作用があり、これを中和することで肝臓のダメージを軽減できる可能性が考えられます。実際、動物実験や水素水の研究で、酸化ストレス軽減や症状改善が報告されています。

現在、臨床データは限られていますが、水素の効果は既存の治療を補完するものとして期待されています。特に重症例では、肝臓移植など根本的な治療が必要になることがあるため、水素吸入療法が症状を緩和し、進行を抑える補助療法としての可能性は検討に値します。治療の安全性や効果を明確にするためには、さらなる臨床試験が不可欠ですが、今後の研究が進展すれば、水素療法が新しい治療法の選択肢として加わることも十分に考えられます。

また、水素吸入療法の特性は副作用が少なく、他の治療法と併用しやすい点でもメリットがあります。患者の生活の質(QOL)向上を目指した包括的な治療の一環として、水素療法の導入が有効であれば、今後の肝炎治療に大きな進展をもたらす可能性があるでしょう。

あわせて読みたい

>> 【医師監修】水素吸入が放射線治療の副作用を軽減?その可能性と安全性を徹底解説
>> 【みんなの体験談】水素吸入療法と放射線治療の副作用

参考文献
  1. Sourati, A., Ameri, A., Malekzadeh, M. (2017). Radiation-Induced Liver Disease. In: Acute Side Effects of Radiation Therapy. Springer, Cham. https://doi.org/10.1007/978-3-319-55950-6_14
  2. R. Benson, R. Madan, R. Kilambi, S. Chander, Radiation induced liver disease: A clinical update, Journal of the Egyptian National Cancer Institute, Volume 28, Issue 1,2016,7-11,ISSN 1110-0362, https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1110036215000849
  3. Molecular hydrogen: a preventive and therapeutic medical gas for various diseases | Oncotarget. https://www.oncotarget.com/article/21130/text/
  4. Kang KM, Kang YN, Choi IB, Gu Y, Kawamura T, Toyoda Y, Nakao A. Effects of drinking hydrogen-rich water on the quality of life of patients treated with radiotherapy for liver tumors. Med Gas Res. 2011 Jun 7;1(1):11. doi: 10.1186/2045-9912-1-11. PMID: 22146004; PMCID: PMC3231938. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3231938/
すいかつねっと編集部
すいかつねっと編集部一般社団法人水素健康活用研究所

日本初の水素吸入総合情報サイト「すいかつねっと」運営。特定メーカーに属さない中立的な立場で、医師監修・ファクトチェック体制のもと、エビデンスに基づく情報を発信しています。

すいかつねっとについて

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/09/26
最終更新日:2026/01/12
目次
  1. 放射線性肝炎とは
    1. 放射線性肝炎の主な原因
    2. 放射線性肝炎の主な症状
    3. 放射線性肝炎の標準的な治療
  2. 水素吸入は放射線性肝炎の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性肝炎の予防の可能性
    2. 放射線性肝炎の症状改善の可能性
  3. 【私はこう考える】水素吸入と放射線性肝炎

関連研究

1 / 5
ヒト研究2025/12/17

水素吸入はがん治療による急性放射線腸炎を軽減する

水素吸入は、がん治療の効果を維持しつつ、放射線腸炎による炎症と症状を安全に軽減する有効な補助療法である。 研究の背景と目的 局所進行子宮頸がんの標準治療である「同時化学放射線療法(CCRT)」 […]

副作用軽減放射線性腸炎
詳しく見る
2025/01/05

放射線治療と水素水エアロゾル吸入の併用効果

放射線治療と水素水吸入の併用は、放射線肺炎の予防に有望な手段である可能性が示された。 研究の背景と目的 放射線治療はがん治療において重要な役割を果たす一方で、副作用として放射線肺炎が発生しやす […]

がん放射線治療水素吸入
詳しく見る
ヒト研究2024/12/08

放射線治療後の難治性創傷に対する水素介入の効果

水素吸入は、慢性放射線治療後の創傷に対する有効で清潔かつ低コストな治療法となり得る。 研究の背景と目的 放射線治療(RT)は、ケロイドなどの再発リスクを低減するが、細胞間の相互作用を妨げ、慢性 […]

副作用軽減放射線治療
詳しく見る
ヒト研究2024/08/17

放射線防護剤としての水素分子の可能性

水素分子は安全で効果的な放射線防護剤となる可能性が高い。 研究の背景と目的 放射線治療は癌治療に有効だが、正常組織への障害が問題。現在臨床で使用されている放射線防護剤アミフォスチンには副作用が […]

放射線治療
詳しく見る
動物実験2024/08/08

水素水は放射線誘発性腸管毒性を軽減する

水素水は放射線誘発性腸管毒性を軽減し、腸内細菌叢を保護する。 研究の背景と目的 放射線療法は、現代のがん治療の基盤であるが、腹部および骨盤内のがんに対する治療後には消化管毒性がしばしば生じる。 […]

がん副作用軽減
詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

70代・女性

大腸がん再発後、腫瘍マーカーがかなり低下しました

大腸がんの手術の後に再発しました。また、転移も見られ抗がん剤や放射線治療などさまざまな治療を行なっていました。2018年5月辺りからオプジーボと水素ガスを導入し、水素ガスを1日2時間吸入しました。これによりガンの縮小化が進み、腫瘍マーカーもかなり低下しました。腫瘍マーカー『CA19-9』はオプジーボと水素吸入開始前の5月11日には、最高235.6まで上昇し、6月1日は226.5でした。翌月の7月13日には、48.7まで急激に低下し、その後22.4と正常値(37.0以下)になりました。 (『水素ガスでがんは消える!?』赤木純児著p.125-126より簡略化し掲載)

続きを見る
もっと見る

関連する研究報告

ヒト研究2025/12/17

水素吸入はがん治療による急性放射線腸炎を軽減する

水素吸入は、がん治療の効果を維持しつつ、放射線腸炎による炎症と症状を安全に軽減する有効な補助療法である。 研究の背景と目的 局所進行子宮頸がんの標準治療である「同時化学放射線療法(CCRT)」 […]

副作用軽減放射線性腸炎
詳しく見る
2025/01/05

放射線治療と水素水エアロゾル吸入の併用効果

放射線治療と水素水吸入の併用は、放射線肺炎の予防に有望な手段である可能性が示された。 研究の背景と目的 放射線治療はがん治療において重要な役割を果たす一方で、副作用として放射線肺炎が発生しやす […]

がん放射線治療水素吸入
詳しく見る
ヒト研究2024/12/08

放射線治療後の難治性創傷に対する水素介入の効果

水素吸入は、慢性放射線治療後の創傷に対する有効で清潔かつ低コストな治療法となり得る。 研究の背景と目的 放射線治療(RT)は、ケロイドなどの再発リスクを低減するが、細胞間の相互作用を妨げ、慢性 […]

副作用軽減放射線治療
詳しく見る
ヒト研究2024/08/17

放射線防護剤としての水素分子の可能性

水素分子は安全で効果的な放射線防護剤となる可能性が高い。 研究の背景と目的 放射線治療は癌治療に有効だが、正常組織への障害が問題。現在臨床で使用されている放射線防護剤アミフォスチンには副作用が […]

放射線治療
詳しく見る
動物実験2024/08/08

水素水は放射線誘発性腸管毒性を軽減する

水素水は放射線誘発性腸管毒性を軽減し、腸内細菌叢を保護する。 研究の背景と目的 放射線療法は、現代のがん治療の基盤であるが、腹部および骨盤内のがんに対する治療後には消化管毒性がしばしば生じる。 […]

がん副作用軽減
詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

70代・女性

大腸がん再発後、腫瘍マーカーがかなり低下しました

大腸がんの手術の後に再発しました。また、転移も見られ抗がん剤や放射線治療などさまざまな治療を行なっていました。2018年5月辺りからオプジーボと水素ガスを導入し、水素ガスを1日2時間吸入しました。これによりガンの縮小化が進み、腫瘍マーカーもかなり低下しました。腫瘍マーカー『CA19-9』はオプジーボと水素吸入開始前の5月11日には、最高235.6まで上昇し、6月1日は226.5でした。翌月の7月13日には、48.7まで急激に低下し、その後22.4と正常値(37.0以下)になりました。 (『水素ガスでがんは消える!?』赤木純児著p.125-126より簡略化し掲載)

続きを見る
もっと見る

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/09/26
最終更新日:2026/01/12
  1. すいかつねっとトップ
  2. 悩み・症状から探す
  3. がん
  4. 放射線性肝炎

次のステップは?

水素吸入を始める

水素吸入の取り入れ方は、「自宅で行う」と「施設に通う」の2通り。 本格的に取り入れるなら「自宅」。まずは、気軽に試してみたいなら「施設」がおすすめです。

おすすめ機器を見る体験施設を探す

目次

目次
  1. 放射線性肝炎とは
    1. 放射線性肝炎の主な原因
    2. 放射線性肝炎の主な症状
    3. 放射線性肝炎の標準的な治療
  2. 水素吸入は放射線性肝炎の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性肝炎の予防の可能性
    2. 放射線性肝炎の症状改善の可能性
  3. 【私はこう考える】水素吸入と放射線性肝炎