肺腺がんと診断され、現在も闘病中のmisatoさん(40代女性)。
今回、すいかつねっとのインタビューにて、水素吸入を導入された理由から、どのような変化を感じているのかを詳しく語っていただきました。
本記事では、misatoさんが実際に水素吸入を取り入れて感じた変化や実践した方法などについて、ご紹介していきます。現在、がんの治療中の方にとって参考になる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は一個人の体験をご紹介することが目的であり、効果・効能を保証するものではありません。
Q1. 水素吸入を始める前の状態

水素吸入を始める前のお身体のご状況について教えてください。

2024年の7月末辺りにステージIBの肺腺がんの診断を受けました。
その後、手術を行い、胸腔鏡下右肺下葉切除等を行いましたが、後日の外来にて肺門部へリンパ節の転移があったと告知をされ、ステージⅡBとなりました。
9月末から標準治療として術後補助化学療法を始め、不安からくる不眠、吐き気、耳鳴り、味覚、嗅覚障害、白血球の減少や脱毛などがある状況でした。

なるほど。がんの摘出手術をしたものの転移がわかり、抗がん剤治療を始められ、それに関連する不調を色々と感じられていたのですね。
Q2. 水素吸入を始めたキッカケや感じた変化

そのようなご状況の中、どのようにして水素を始めようと思われたのですか?

リンパ節へのがん転移がすでにあり、そこからのさらなる再発や転移がとにかく怖い状況でした。
そこでがんと診断される前と同じ生活をしていたら駄目だと思い、考えていたら10年ぐらい前に水素が身体の活性化に役立つというのを思い出しました。
それから自分で色々水素について調べているうちに「すいかつねっと」さんを見つけ、記事を見て自分に良いことばかりだと思い、始めてみようと思いました。

水素についてはかなり以前からご存じだったのですね!
それをがんと診断されたことをきっかけに思い出し、当サイトに辿り着いたと。お役に立てているようで何よりです。
ちなみに、水素吸入を導入されてから何か変化はありましたか?

水素吸入を始めてからまず感じたことは、血流が良くなるおかげか足先の温かい時間が長くなりました。あとは、入眠がスムーズになりました。
抗がん剤の副作用については、身体の疲労感の軽減、吐き気の抑制効果を感じています。
あと、耳鳴りについても退院後に水素吸入を始めてから自然と回数が減って気にならなくなりましたね。脱毛についても、抗がん剤の投与が終わってから2ヶ月ぐらいしたときにほぼなくなり、主治医から「まだ脱毛があってもおかしくない」と言われ、かなり効いているなと感じています。

手足のぽかぽかはよくお聞きします!
抗がん剤の副作用いくつか改善を感じられているようで良かったです。
味覚・嗅覚に関する副作用や白血球の減少など他の点についてはどうでしたか?

味覚障害は時間とともに収まっていく感じです。特に塩味が薄く感じていましたが、2025年2月頃には「ほぼ問題ない」まで回復しました。白血球に関しては、そのための治療なども行われていることもあり、水素吸入のおかげかについてはわからない部分もあります。
あと、これまでの悩みの解消というわけではありませんが、肌のハリやシミが薄くなる等も感じており、期待とは別の嬉しい効果も実感しています。ただ、入院中など水素吸入が出来ない時期があると、鏡を見て肌のくすみ感や艶感が激減していると感じました。もちろん、シミも濃くなってます。「水素を安定して毎日吸入している時は、シミが薄くなっていたのに」と違いを実感しました。

なるほど!
美容面で想定外のメリットがあったのですね。
抗がん剤治療中の辛い時期に、そういったポジティブな気持ちをもたらすものがあると、元気も出ますね。
Q3. 変化を感じるまでの期間ときっかけ

そういった変化を感じ始めたのは、いつぐらいでしたか?

変化を感じ始めたのは、だいたい1週間ぐらいだった気がします。
疲労感を感じた時に吸入すると、身体がリセットされる感じが出てきたのがそのくらいです。
あとは、それと同時に起床の時はスッキリと起きれるようになりました。
副作用関連についても、その辺りから徐々にという感じです。

なるほど、導入から1週間で軽い変化を感じ始めて、そこから徐々にという感じですね。

そうですね。でも、肌のハリやシミの改善は、退院後に水素吸入を始めてから結構すぐに感じ始めた記憶があります。

それぞれで結構タイミングが異なるんですね。
Q4. 実践している水素吸入の頻度や方法

では、実際に取り入れられている水素吸入について教えていただけますか?

水素吸入はだいたい1日に1〜2時間ほどしています。
一気にするというよりは、午後に30分程度して、寝る前に30〜1時間半ほどしています。

1日の中で分散して、しっかり水素吸入されているようですね!
ちなみに、吸入器のスペックはどんな感じですか?

以前は、水素発生量が600〜1000ml/分の機器を使ってましたが、最近2,400ml/分の機器を思い切って導入しました。長く水素吸入できることもあってか、より効果を実感しています。

しっかりとしたスペックの水素吸入器をお使いなのですね!
また、長く吸入した方が効果の実感も大きいとのことですね。であれば、できるだけ長く水素吸入した方が良いのかもしれませんね。
Q5. 生活習慣や他のケアとの組み合わせ

水素吸入以外で、何かご自身で取り組まれていることはありますか?

水素以外には、運動やHSP入浴法、食事の見直しやサプリメントなどを活用しています。
運動については、毎日30〜45分程度のウォーキングかエアロバイクを行っています。

水素吸入だけに頼らず、いろんなことをされているんですね!素晴らしいと思います。
それらは何かしら役に立っていると感じられていますか?

はい、生活の質(QOL)向上や身体の活性化などに役立っていると感じています。

基本的なことかと思いますが、そういったところからしっかりと取り組まれており、効果を感じられているのは素晴らしいと思います。
Q6. 他の治療法と水素吸入の違い

水素吸入と上記のこと以外で、これまで試された他の治療法はありますか?

水素吸入以外での治療は、今のところ特にしていません。
Q7. 同じお悩みを抱えている方へのアドバイス

misatoさんと同じように抗がん剤治療をされている方へ、水素吸入に関してアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えたいですか?

水素吸入は毎日続けてすること、また機器から出る水素量の多さが大事になるなと感じています。出来るだけ長い時間を吸入できることも良いと思います。
また、同じ時間帯で同じ時間吸入すると身体の変化にも気付きやすくなるので、取り入れる際はぜひ試してみて欲しいです。

なるほど、毎日継続してできるだけ長く、多くの水素を取り込むのがおすすめとのことですね。

そうですね。あと、入院中に持ち込めるならぜひ持ち込んで活用するのが良いと思います。私の場合は、退院後の帰宅中に吐き気がきて、帰宅後すぐに水素吸入をして症状が軽くなり、その後も吐き気がくると水素吸入をするようにして症状が軽くなり大変心強かったです。ホントに病院に持ち込めたらと思うばかりでした……。

病院に持ち込めれば、もっと楽に治療ができたと感じられているのですね。もっと認知が広がり、病院に持ち込めるようになって欲しいものですね。
まとめ:水素吸入で抗がん剤の副作用が軽減してラクに
今回は、現在抗がん剤治療を行なわれている、misatoさんの水素吸入の体験談についてインタビュー形式でお伝えしました。
水素吸入によって、手先の温かさ持続や入眠の良さだけではなく、抗がん剤治療の副作用の軽減も感じられているようでした。
もちろんこれは一個人の体験談であって、水素吸入で抗がん剤の副作用が軽減されると断言できるものではありません。しかし、実際にこういった体験をされている方のご経験は非常に貴重かと思います。
抗がん剤の副作用に悩まされていて、水素吸入の導入検討をされている方にとって、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後になりますが、misatoさん、この度は、貴重なご体験をご共有いただきありがとうございました。