BAP(抗酸化能 :Biological Antioxidant Potential)は、私たちの体が持つ抗酸化能力、つまり体内のダメージを防ぐ力を測定するための血液テストです。
このテストは、活性酸素やフリーラジカルなど、体を錆びさせるような物質から私たちの体を守るための「防御力」を数値化します。酸化ストレスという体内での錆び状態を評価するd-ROMsテストと並行して、BAPテストは体の防御メカニズムの強さを示す指標として用います。これにより、酸化ストレスに対する体の総合的な耐性や健康状態を理解することができ、酸化ストレス管理における重要なツールの一つとされています。