《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
本記事では、水素吸入が行える水素吸入器『suisonia』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。
また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『suisonia』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
水素吸入器『suisonia』の製品情報

水素吸入器『suisonia』の製品仕様の詳細は以下の通りです。
商品名 | suisonia |
本体寸法 | 幅23.3×奥行31.8×高さ46.1(cm) |
本体重量 | 9.3kg |
色 | シルバー、ホワイト |
材質 | ステンレス |
電圧・周波数 | 不明 |
消費電力 | 800W |
付属品 | 吸入チューブ2本、中継チューブ1本、チューブスプリング1本、電源コード |
定価 | 1,452,000円(税込) |
メーカー保証 | 1年(ヒータ部分は2年) |
生産国 | 日本 |
販売会社 | Suisonia株式会社 |
『suisonia』はSuisonia株式会社が製造・販売を手掛ける水素吸入器です。
少し無機質な見た目が特徴的な水素吸入器で、価格は100万円超えとかなり高価になっています。
水素吸入器『suisonia』の特徴・スペック
水素吸入器『suisonia』の主なスペックは以下の通りです。
水素発生量 | 1ml/分 |
水素発生方式 | 過熱蒸気還元法 |
連続稼働時間 | 10時間 |
吸入方法 | 鼻カニューレ |
騒音レベル | 30dB前後 |
使用できる水 | 市販の精製水 |
水素水の生成 | 不可 |
製品の寿命 | カートリッジ:300時間 ヒーター:2500時間 |
では、以下でいくつか『suisonia』の特徴をご紹介していきます。
特徴①:独自の水素発生方式
『suisonia』の一番の特徴は、独自テクノロジー 「過熱蒸気還元法」を用いて水素を発生させている点です。
この方法により水素を含んだ上記を発生させ、それを吸入する仕様となっています。
ただし、この技術を使うことで、一般的な水素の発生に用いられる電気分解よりも水素の発生量は低くなっています。
特徴②:国内外での研究で使用された実績
『suisonia』は海外の大学や研究機関との共同での臨床研究の実績があります。
特にCOPDやコロナ後遺症などの研究では、医療ジャーナルでも発表されており、一定のエビデンスの蓄積がされています。
またSuisonia内でもMLS研究所という研究機関があり、水素関連の研究が進められています。
水素吸入器『suisonia』のメンテナンス

『suisonia』の日々のメンテナンスは主に1〜2週間毎の精製水の交換と、タンク内の水が減った際に精製水を補充する2点となります。なので、日々の管理コストはかなり低そうです。
定期メンテナンスについては、ヒーターの交換が2500時間ごと、カートリッジの交換が300時間ごととなっています。それぞれ、税込198,000円と9,350円の費用がかかります。
水素吸入器『suisonia』のレンタルはある?

『suisonia』のレンタルは、suisonia神戸サロンで行われています。
月額50,000円で最大3ヶ月まで借りられるようですので、購入に迷っている方は一度お試しとして数ヶ月使ってみるのが良さそうですね。
水素吸入器『suisonia』の評価

上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。
※情報が公開されておらず不明な点は評価を「-」とし暫定として星評価2.0を適用しています。
『suisonia』の総合評価としては、★★★☆☆の星3.32です。
以下で、それぞれの評価項目について解説していきます。
suisoniaの性能評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素発生量 | 1ml/分 | |
水素純度 | 0.1-0.3% (カニューレ吐出口の水素濃度) | |
連続運転時間 | 10時間 | |
タイマー設定 | 1/2/10時間 | |
騒音レベル | 30dB (目安値) | |
水素水生成機能 | 不可 | |
水素量調節機能 | 不可 |
『suisonia』の性能は、全体として★3.2ほどと標準ぐらいと言えそうです。
水素発生量は独自の手法が用いられていることから1ml/分となっており、かなり少ないと言えます。それにともないカニューレ吐出口付近の水素濃度も0.1〜0.3%と低いです。
一方で、連続稼働時間が10時間と長く、騒音レベルも30dBの目安となっており高い静音性は評価できそうです。
水素水の生成や水素発生量の調節はできませんが、あくまでプラスアルファの部分なので妥協はできるでしょう。タイマー設定は1時間、2時間、10時間の3つの中から選ぶ必要があるので、若干自由度は低そうです。
suisoniaのコスト評価
項目 | 実績値 | 評価 |
製品価格 | 1,320,000円(税別) | |
メンテナンス費用※1 | 73,243円(税別)/年 | |
ランニングコスト※2 | 1,297円/月 | |
最大消費電力 | 800W | |
使用する水 | 市販の精製水 | |
レンタル価格 | 50,000円/月 |
※2 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)
『suisonia』のコスト面は★2.4と低めです。
というのも、製品価格が水素発生量に対してかなり相場から離れていること、年換算した場合のメンテナンス費用も高額であるためです。レンタル費用も月額5万円と安いとは言えない金額です。
市販の精製水が使用できるのは良いポイントで、毎日2時間の使用における電気代や精製水代のランニングコストの見積もりは、1,300円弱と許容範囲でしょう。消費電力は800Wと高めですが、市販の精製水が使えることと毎時間の水の消費量が少ないことがランニングコストの低下につながっていると思われます。
suisoniaの保守性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
寸法/重量 | 幅23.3×奥行31.8×高さ46.1cm/9.3kg | |
マシンの操作性 | 最新機種は不明。 前機種は液晶タッチパネルでの操作。 | |
動かしやすさ | キャスター付きで9kgなので、移動は問題ない | |
カートリッジの交換頻度 | 300時間 | |
ヒーターの交換頻度 | 2500時間 | |
筐体の材質 | ステンレス | |
日々のメンテナンス | 精製水補充(随時) 精製水交換(1~2週間ごと) |
『suisonia』の保守性は★3.5と標準〜良いの間ぐらいです。
サイズと重量に関しては水素発生量に対して少し大きいと言えますが、単に大きさや重さだけを見るとコンパクト目と言えそうです。
保守面でのネックとなるのは、部品交換の頻度です。毎日2時間使用した場合は、カートリッジは150日ごと、ヒーターは約3.5年に一度交換が必要になります。そんなに頻繁では無いと感じられるかもしれませんが、一般的なフィルタ交換500時間と電解槽交換3000時間に比べると短めとなっています。具体的にはそれぞれ100日と半年分ぐらい短いスパンになっています。
↑カートリッジがフィルタに、ヒーターが電解槽に対応すると仮定しています。
筐体の材質はステンレスで丈夫となっており、日々のメンテナンスも特に手間暇はかからないため、これらの点では評価できるでしょう。
suisoniaの安全性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
電極の材質 | 独自技術で電極は使用していない | |
オゾンの発生 | なし (証明書はなし) | |
安全機能 | 特になし | |
防爆システム | 特になし | |
第三者機関の認証 | 特になし (ただし、研究で用いられた実績あり) |
『suisonia』の安全面は★3.5と標準より高めと言えそうです。
電極については、独自の水素生成法で電極を用いた電気分解はしていないため、電極の材質の心配は無用です。またオゾンも発生しないようになっています。
一方、安全機能や防爆システムについては特に搭載されていないようです。ただし、水素による爆発は濃度と密接に関わっているので、そこまで大量の水素が発生しない『suisonia』であれば、特に心配は必要ないかもしれません。
第三者機関による安全性に関する認証も特にないようですが、医療機関での臨床試験に用いられた経歴があるため、その点から安全性の評価はできそうです。
suisoniaの信頼性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
生産国 | 日本 | |
保証期間 | 1年 (ヒーター部分は2年) | |
情報開示度 | サイト上は少ないが問い合わせで詳細を聞ける。 取説等については購入者限定の公開。 | |
導入機関や導入歴 | 複数の研究で用いられている | |
アフターサービス・ サポート体制 | 問い合わせへの真摯なサポートあり | |
返金保証 | なし | |
購入前の体験 | suisonia神戸サロンにて無料で可能 無料お試しレンタル等はなし | |
マニュアルの充実度 | 不明 | |
口コミ | 不明 |
『suisonia』の信頼性は★4.0と高く、信頼が置けます。
日本で生産されており、サイト上での情報は基本的なものに限られているものの、問い合わせると真摯に細かな部分までご回答いただけました。そういったところから購入後のサポートもしっかりとされていることが予測できます。
また、購入前の体験については、神戸市のサロン限定にはなりますが無料で1時間の体験ができるため、近くに住んでいる場合は気軽に試せるので良いでしょう。
信頼性がマックスにならなかった理由としては、製品本体の保証が1年で返金保証がないなど他メーカーのものと変わらないこと。また、取り扱い説明動画がないこと等が挙げられます。
水素吸入器『suisonia』がおすすめな人
『suisonia』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。
『suisonia』はメーカーの対応が丁寧なことや臨床研究で用いられた実績があるなど、信頼のおける水素吸入器です。そういった信頼できるところのものを使いたい方にはぴったりでしょう。
また、独自の水素発生方式が導入されていることや10時間の連続稼働が可能となっており、それらの点を重視される方にもおすすめできる吸入器です。
気になる方は、一度神戸市内にあるsuisonia神戸サロンで無料体験してみてはいかがでしょうか?
水素吸入器『suisonia』:まとめ
今回は、『suisonia』の特徴やスペックをご紹介し、当サイト基準での評価もお伝えしました。
独自の水素発生方式ではあるものの、水素発生量が毎分1mlと少なめですが、高い静音性と長時間の稼働が可能となっている吸入器です。
臨床試験に用いられた実績やアフターサポートなど信頼の置ける機器の1つなので、ぜひ気になる方は問い合わせてみてください。