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これで安心!水素吸入器から水素ガスがちゃんと出ているかの確認方法

これで安心!水素吸入器から水素ガスが出ているかの確認方法

《この記事の執筆者》

水素吸入を始めて間もない頃は、
「これ、ほんとに水素出てる?」
と不安になることもあるかと思います。

実際、多くの水素吸入器ではカニューラから特に風圧を感じることもないので、私自身もかなり不安でした。

そこで本記事では、水素吸入器から水素ガスがしっかりと出ているかを確認する方法について解説していきます。

家にあるもので誰でも簡単にできるので、水素が出ているか不安という方はぜひご自身でお確かめください。

水素吸入器から水素が出ているかを確認する方法

結論としては、水素吸入器から水素が出ているかを確認するには、水素濃度計が必要となります。

以下サイトに色々掲載されているみたいなので、ぜひ確認してみてください。
>> 水素濃度計・水素検知計一覧

こういった計測器を使うとどれくらいの濃度で出ているかも計測できるので、かなり信ぴょう性はあるかと思います。とはいえ、水素濃度計はまぁまぁな値段しますので、少し精度は落ちますが家で誰でも簡単にできる方法を紹介したいと思います。

以下で紹介する方法は、水素吸入器から水素ガス(またはガス)が出ているかを確認する方法になります。

水素吸入器から水素”ガス”が出ているか確認する方法2つ

水素吸入器から水素”ガス”が出ているかを確認するには、以下の2通りでできます。

水素ガスの発生を確認する方法
  1. 袋を使って確認(水素ガスが出ているかがわかる)
  2. 桶と水を使って確認(ガスの排出量がわかる)

それぞれ以下で説明していきます。

水素ガスの発生を確認する方法①
袋を使って確認(水素ガスが出ているかがわかる)

この方法では、水素ガスがしっかりと出ているか否かを判定できます。

手順は以下の通りです。

STEP
道具の準備

以下のものを準備。

  • 軽い小さめの袋(スーパーでお肉などを入れるやつでOK)
  • 水素吸入の道具一式
STEP
袋を逆さにして、その中にカニューレを入れる
袋の中にカニューレを入れている
STEP
水素吸入器を稼働する

上記の状態のまま水素吸入器を稼働して袋に空気を溜めていきます。

※この際、袋の下は閉じる必要はありません。水素より思い酸素などが抜けていくスペースとなります。

STEP
1〜2分待つ

開始してから1〜2分ほどで袋が膨らんできて、どこかのタイミングで袋が宙に飛んでいきます。

※飛んでいくまでの時間は、水素吸入器のスペックや袋の重さやサイズなど色々な条件によって左右されますが、水素が出ていれば必ず飛んでいきます。

STEP
なかなか袋が飛ばない場合

上記の方法でもなかなか飛んでいかない場合は、少し振動を与えてあげる(上下に少し揺らす)と飛んでいく時があります。

これでも飛んでいかない場合(+5分以上経っている)は、水素が出ていない可能性が疑われます。

実際に確認テストをした結果

実際に上記の手順で行なったテストはこんな感じになります。(自分が持っている水素吸入器で試しました)

こんな感じで、袋が天井に当たるまで上に飛んでいきました。

使っている水素吸入器は酸素と水素が別々に排出されているので、酸素のみの方と繋いで試してみましたが、1分ほど経っても全く飛ぶ気配がなく、実際にも飛んでいきませんでした

なので、自分が使っている吸入器はとりあえずは水素が出ていそうだなと思います。

この方法では水素の発生有無について分かりますが、どれくらいかについては分かりません。なので、次の方法でどれくらいのガスが出ているのかの確認も合わせて行うことをお勧めします。

水素ガスの発生を確認する方法②
桶と水を使って確認(ガスの排出量がわかる)

ガスの発生量の確認については、以下の手順で行えます。

STEP
道具の準備

ガスの発生量を確認するために必要な以下のものをご準備ください。

  • 少し大きめの桶(水を少し貯める:下から5cmぐらい)
  • 500mlペットボトル(水で満タンにする)
  • タイマー(スマホのものでOK)
  • 水素吸入の道具一式
STEP
ペットボトルを逆さにして桶に入れる

逆さにする際にペットボトルの中身がこぼれないように注意して、桶の中に逆さにして立ててください。
以下の画像のような感じです。(桶に水がある状態だと、ペットボトルから水は流れ出ません)

水素吸入器の水素ガス発生量を確かめるためにペットボトルを桶に入れる
STEP
カニューレをペットボトルの口に入れ込む

以下の画像のようにして、カニューレをペットボトル内に入れます。

水素吸入器の水素ガス発生量を確かめるためにカニューらをペットボトルに入れる

これで準備は完了です。

STEP
水素吸入器を稼働させる

水素ガスの量を計測したい水素吸入器を稼働させます。

STEP
タイマーをスタート

吸入器を稼働させてガスが発生し出したと同時に、タイマーをスタートさせます。

STEP
1分経過後カニューレを抜く

タイマーで1分が経ったら、カニューレをペットボトルから抜きます。

STEP
なくなっている水の量がガス発生量

1分間でなくなったペットボトル内の水の量が吸入器から発生しているガスの量となります。
酸素と水素の両方が出ている場合は、その量に66.6%をかけると水素ガス発生量が見積もれます。

ほとんどの機器が1分間での水素ガス発生量を掲示しているので、上記の結果とメーカーの掲示を比べてみてください。

やっている最中に水がこぼれたり、タイマーをピッタリに始められなかったりと多少の誤差は出るかと思います。

ただ、水素ガス発生量が600ml/分と言っているのに、1分後に500mlペットボトルの水が全てなくならないといったようなことが起きた場合は、ガスの発生量が500mlよりもかなり少ないことがわかります。

そんな時はメーカーに問い合わせて返品・交換してもらうことをお勧めします。

実際に水素ガスの確認テストをした結果

実際に上記の手順で行なったテストはこんな感じになります。(自分が持っている水素吸入器で試しました)

動画では、30秒前後で500mlの水がなくなりました。

実際、吸入機としては600mlの水素ガスが発生するということだったので、まぁしっかりと発生しているかなと思います。この機器は、酸素も一緒に出ており、合計の排出ガス量は900ml/分ほどなので、30秒前後で500mlがなくなるのであれば、まぁ妥当な排出量だなという感じです。

この方法は実は「水上置換法」と呼ばれる正当な手法です。実際に分析機関による排出ガス量の検証でも用いられています。

吸入器から水素ガス出ているか確認しよう:まとめ

今回は、水素吸入器から発生している水素ガスの量を確かめる方法について解説しました。

初めて水素吸入器を使う場合は特に「これ本当に水素ガス出てる?」と不安になることも多いかと思います。

そんな時はぜひ今回紹介した方法で、水素ガスの発生量をご自身で確認してみてください。ただし、正確な測定については、しっかりとした機器を使うことをおすすめします。

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