すいかつねっと
はじめての方
悩み・症状から探す
体験談・口コミ
水素吸入を始める
体験施設を探す
すいかつねっと
LINEのアイコン

水素吸入に関するご相談を
24時間いつでも受付中

すいかつねっと公式LINEにて、水素吸入に関するお悩みを「無料」で受付けています。 24時間いつでもお気軽にご相談ください。

相談してみる

水素吸入を知る

  • 基本知識
  • 疾患・悩みで探す
  • 体験談・口コミ
  • 研究報告一覧

水素吸入を始める

  • おすすめ機器ランキング・選び方
  • お役立ちツール
  • 自宅で始める3ステップ
  • 水素吸入器一覧
  • 体験施設を探す

ポリシー

  • コンテンツ制作・運営ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

サイト情報

  • すいかつねっととは
  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • 新着情報
  • サイトマップ

無断複写・転載を禁じております

©すいかつねっと

がん

【医師監修】放射線性腎障害を水素吸入でケア|その効果と可能性を徹底解説

放射線性腎障害に対して、水素が「活性酸素」を除去し、腎臓を保護する可能性が動物実験で示唆されています。ただし、人間での臨床データは限定的です。
木村香菜
放射線治療専門医
木村香菜監修
【医師監修】放射線性腎障害を水素吸入でケア|その効果と可能性を徹底解説
  1. 1放射線性腎障害の概要
    1. 放射線性腎障害の主な原因
    2. 放射線性腎障害の主な症状
    3. 放射線性腎障害の標準的な治療
  2. 2水素吸入は放射線性腎障害の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性腎障害の予防の可能性
    2. 放射線性腎障害の症状改善の可能性
  3. 3【私はこう考える】水素吸入と放射線性腎障害

放射線性腎障害の概要

放射線性腎障害の概要

放射線性腎障害は、がん治療などで放射線が腎臓に照射されることで引き起こされる腎臓の障害です。

放射線によって腎臓の組織が損傷し、時間とともに腎機能が低下します。

症状は遅れて現れることが多く、早期に予防や対策を講じることが重要です。

放射線性腎障害の主な原因

放射線性腎障害は、放射線が腎臓の細胞や血管に直接ダメージを与えることで発生します。

放射線治療の際に、腎臓が照射の範囲に含まれると、放射線が腎組織のDNAに損傷を与えたり、酸化ストレスが蓄積することにより細胞が傷つきます。

特に放射線により生成される活性酸素種(ROS)は、細胞や血管の損傷を引き起こし、これが腎臓の機能低下や炎症、線維化に繋がります。1)

加えて、腎臓は血液供給が豊富な器官であり、そのため放射線による影響を受けやすいとされています。

放射線の強度や照射時間、さらには治療の際の他の臓器の状態も腎臓に与える影響を左右します。これらの要因が重なることで、放射線性腎障害の発症リスクが増加します。

放射線性腎障害の主な症状

放射線性腎障害の症状は、放射線治療後すぐには現れないことが多く、数カ月から数年後に発症することもあります。

最初に現れる症状としては、高血圧や腎機能の低下が一般的です。これは、腎臓が正常に働かなくなることで、血液中の老廃物を適切に処理できなくなるためです。

さらに進行すると、以下のような症状が現れることがあります。1)

放射線性腎障害の進行時の症状
  • 浮腫(むくみ):腎臓が体内の水分バランスを適切に調整できなくなり、体内に余分な水分が蓄積します。
  • 尿の異常:尿量の減少や、尿に血液が混じる血尿が見られることがあります。
  • 腎不全:重症化すると腎不全を引き起こし、透析治療や腎移植が必要になる場合があります。

これらの症状は、早期に治療を行うことで進行を遅らせたり、悪化を防ぐことが可能です。

放射線性腎障害の標準的な治療

放射線性腎障害の治療は、基本的に腎臓の機能をサポートし、症状を緩和する対症療法が中心となります。

主な治療法には以下のようなものがあります。1)

放射線性腎障害の治療
  • 降圧薬:高血圧をコントロールするための薬剤が用いられます。血圧を適切に管理することで、腎臓への負担を減らす効果を期待しています。
  • 生活習慣の改善:食事制限(塩分やカリウムの制限)や、十分な水分摂取など、腎機能を維持するための生活習慣の改善が推奨されます。
  • 腎不全の管理:重度の腎不全に至った場合、透析や腎移植が必要となることがあります。透析によって体内の老廃物や余分な水分を取り除くことで、腎機能を補います。
  • 抗酸化療法:酸化ストレスを軽減するための抗酸化薬が併用されることもあります。

また、症状が現れる前に定期的な腎機能の検査を行い、早期発見・早期対策を行うことが重要です。

水素吸入は放射線性腎障害の予防・改善に効果はある?

水素吸入は放射線性腎障害の予防・改善に効果はある?

放射線性腎障害を発症させない予防策は見つかっておらず、発症した後も進行抑制などの対症療法が主流です。

したがって、さらなる研究による解明が求められており、有効な予防・治療が確立されることが待たれます。

ここでは、これまでの研究データをもとに、水素吸入療法が放射線性腎障害の予防や改善に役立つ可能性があるのかについてみていきましょう。

放射線性腎障害の予防の可能性

放射線性腎障害の予防において、水素吸入療法は酸化ストレスの軽減を通じて有望なアプローチとなりうるという報告がされています。

Wangらの研究によると、水素は選択的に活性酸素種(ROS)を除去し、特にヒドロキシルラジカル(•OH)などの有害な酸素分子を効果的に中和することができるとされています。

これによって、腎臓の細胞損傷を防ぐ効果が期待されています。2)

放射線治療においては、正常な腎組織がROSによる損傷を受けるリスクが高いため、水素吸入を予防的に使用することで、放射線による腎臓損傷を抑制できる可能性があります。

また、動物実験では、水素吸入が腎臓の血管内皮細胞の損傷を防ぎ、腎臓の血流を保護する効果が示されています。これにより、放射線治療を受ける前や治療中に水素吸入を行うことで、腎臓の長期的な健康を守る手段になる可能性があります。2)

放射線性腎障害の症状改善の可能性

水素吸入療法は、放射線性腎障害の発症後の症状改善にも寄与する可能性があります。

Wangらの報告によると、水素は放射線治療後に生じる慢性的な炎症反応を抑制することができ、腎臓の機能低下を抑えることが期待されています。2)

具体的には、水素が炎症シグナル経路を抑制し、腎臓の線維化や炎症を減少させることで、腎臓の機能が回復することが確認されています。

また、水素吸入は、放射線によって引き起こされる細胞アポトーシス(細胞死)を抑制し、腎臓の細胞を保護する効果も報告されています。2)

これにより、腎機能の維持や症状の軽減が期待できるため、放射線性腎障害の治療後にも水素吸入を行うことで、患者の生活の質が向上する可能性があります。

【私はこう考える】水素吸入と放射線性腎障害

水素吸入療法は、放射線性腎障害に対する新しい治療オプションとして注目されています。

Klausらの研究によると、放射線性腎障害の病態形成には酸化ストレスと炎症が大きく関与しており、水素がこれらを抑制する可能性が示唆されています。1)

しかし、人間における臨床データはまだ限られており、現段階では補助的な治療法として位置付けられます。

今後の研究により、より明確なエビデンスが得られることで、放射線性腎障害の治療における重要な役割を果たすことが期待されます。

あわせて読みたい

>> 【医師監修】水素吸入が放射線治療の副作用を軽減?その可能性と安全性を徹底解説
>> 【みんなの体験談】水素吸入療法と放射線治療の副作用

参考文献
  1. Klaus, R., Niyazi, M. & Lange-Sperandio, B. Radiation-induced kidney toxicity: molecular and cellular pathogenesis. Radiat Oncol 16, 43 (2021). https://ro-journal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13014-021-01764-y
  2. Wang B, Li Z, Mao L, Zhao M, Yang B, Tao X, Li Y, Yin G. Hydrogen: A Novel Treatment Strategy in Kidney Disease. Kidney Dis (Basel). 2022 Jan 12;8(2):126-136. doi: 10.1159/000520981. PMID: 35527991; PMCID: PMC9021642. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9021642/
すいかつねっと編集部
すいかつねっと編集部一般社団法人水素健康活用研究所

日本初の水素吸入総合情報サイト「すいかつねっと」運営。特定メーカーに属さない中立的な立場で、医師監修・ファクトチェック体制のもと、エビデンスに基づく情報を発信しています。

すいかつねっとについて

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/10/01
最終更新日:2026/01/12
目次
  1. 放射線性腎障害の概要
    1. 放射線性腎障害の主な原因
    2. 放射線性腎障害の主な症状
    3. 放射線性腎障害の標準的な治療
  2. 水素吸入は放射線性腎障害の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性腎障害の予防の可能性
    2. 放射線性腎障害の症状改善の可能性
  3. 【私はこう考える】水素吸入と放射線性腎障害

関連研究

1 / 5
ヒト研究2025/12/17

水素吸入はがん治療による急性放射線腸炎を軽減する

水素吸入は、がん治療の効果を維持しつつ、放射線腸炎による炎症と症状を安全に軽減する有効な補助療法である。 研究の背景と目的 局所進行子宮頸がんの標準治療である「同時化学放射線療法(CCRT)」 […]

副作用軽減放射線性腸炎
詳しく見る
動物実験2025/05/12

水素吸入は低酸素性虚血性傷害後の腎障害を軽減する

水素吸入は、低酸素性虚血性傷害後の新生仔ブタの腎障害を軽減する可能性がある。 研究の背景と目的 新生児仮死の30-70%で急性腎障害(AKI)が発生すると報告されている。水素分子はその強力な抗 […]

急性腎障害
詳しく見る
動物実験2025/04/27

腎障害マウスに対する水素吸入の保護効果の調査

水素吸入はシュウ酸カルシウム誘発腎障害において代謝プロファイルを正常化し腎保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 シュウ酸カルシウム結晶による腎障害は腎結石の主要な原因となる病態であり、この過 […]

水素吸入
詳しく見る
動物実験2025/01/07

水素吸入が急性腎障害を改善

水素吸入は、グリセロール誘発性急性腎障害 (AKI) に対する酸化ストレス、炎症、アポトーシス、ネクローシスを抑制し、腎保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 横紋筋融解症 (RM) の主要な […]

水素吸入
詳しく見る
2025/01/05

放射線治療と水素水エアロゾル吸入の併用効果

放射線治療と水素水吸入の併用は、放射線肺炎の予防に有望な手段である可能性が示された。 研究の背景と目的 放射線治療はがん治療において重要な役割を果たす一方で、副作用として放射線肺炎が発生しやす […]

がん放射線治療水素吸入
詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

70代・女性

大腸がん再発後、腫瘍マーカーがかなり低下しました

大腸がんの手術の後に再発しました。また、転移も見られ抗がん剤や放射線治療などさまざまな治療を行なっていました。2018年5月辺りからオプジーボと水素ガスを導入し、水素ガスを1日2時間吸入しました。これによりガンの縮小化が進み、腫瘍マーカーもかなり低下しました。腫瘍マーカー『CA19-9』はオプジーボと水素吸入開始前の5月11日には、最高235.6まで上昇し、6月1日は226.5でした。翌月の7月13日には、48.7まで急激に低下し、その後22.4と正常値(37.0以下)になりました。 (『水素ガスでがんは消える!?』赤木純児著p.125-126より簡略化し掲載)

続きを見る
もっと見る

関連する研究報告

ヒト研究2025/12/17

水素吸入はがん治療による急性放射線腸炎を軽減する

水素吸入は、がん治療の効果を維持しつつ、放射線腸炎による炎症と症状を安全に軽減する有効な補助療法である。 研究の背景と目的 局所進行子宮頸がんの標準治療である「同時化学放射線療法(CCRT)」 […]

副作用軽減放射線性腸炎
詳しく見る
動物実験2025/05/12

水素吸入は低酸素性虚血性傷害後の腎障害を軽減する

水素吸入は、低酸素性虚血性傷害後の新生仔ブタの腎障害を軽減する可能性がある。 研究の背景と目的 新生児仮死の30-70%で急性腎障害(AKI)が発生すると報告されている。水素分子はその強力な抗 […]

急性腎障害
詳しく見る
動物実験2025/04/27

腎障害マウスに対する水素吸入の保護効果の調査

水素吸入はシュウ酸カルシウム誘発腎障害において代謝プロファイルを正常化し腎保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 シュウ酸カルシウム結晶による腎障害は腎結石の主要な原因となる病態であり、この過 […]

水素吸入
詳しく見る
動物実験2025/01/07

水素吸入が急性腎障害を改善

水素吸入は、グリセロール誘発性急性腎障害 (AKI) に対する酸化ストレス、炎症、アポトーシス、ネクローシスを抑制し、腎保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 横紋筋融解症 (RM) の主要な […]

水素吸入
詳しく見る
2025/01/05

放射線治療と水素水エアロゾル吸入の併用効果

放射線治療と水素水吸入の併用は、放射線肺炎の予防に有望な手段である可能性が示された。 研究の背景と目的 放射線治療はがん治療において重要な役割を果たす一方で、副作用として放射線肺炎が発生しやす […]

がん放射線治療水素吸入
詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

70代・女性

大腸がん再発後、腫瘍マーカーがかなり低下しました

大腸がんの手術の後に再発しました。また、転移も見られ抗がん剤や放射線治療などさまざまな治療を行なっていました。2018年5月辺りからオプジーボと水素ガスを導入し、水素ガスを1日2時間吸入しました。これによりガンの縮小化が進み、腫瘍マーカーもかなり低下しました。腫瘍マーカー『CA19-9』はオプジーボと水素吸入開始前の5月11日には、最高235.6まで上昇し、6月1日は226.5でした。翌月の7月13日には、48.7まで急激に低下し、その後22.4と正常値(37.0以下)になりました。 (『水素ガスでがんは消える!?』赤木純児著p.125-126より簡略化し掲載)

続きを見る
もっと見る

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/10/01
最終更新日:2026/01/12
  1. すいかつねっとトップ
  2. 悩み・症状から探す
  3. がん
  4. 放射線性腎障害

次のステップは?

水素吸入を始める

水素吸入の取り入れ方は、「自宅で行う」と「施設に通う」の2通り。 本格的に取り入れるなら「自宅」。まずは、気軽に試してみたいなら「施設」がおすすめです。

おすすめ機器を見る体験施設を探す

目次

目次
  1. 放射線性腎障害の概要
    1. 放射線性腎障害の主な原因
    2. 放射線性腎障害の主な症状
    3. 放射線性腎障害の標準的な治療
  2. 水素吸入は放射線性腎障害の予防・改善に効果はある?
    1. 放射線性腎障害の予防の可能性
    2. 放射線性腎障害の症状改善の可能性
  3. 【私はこう考える】水素吸入と放射線性腎障害