コラム
【徹底検証】水素発生量で水素水の濃度は変わる?意外な検証結果とは

【徹底検証】水素発生量で水素水の濃度は変わる?意外な検証結果とは

《この記事の執筆者》

「水素発生量が多い水素吸入器で水素水を作るとどうなる?」
こういった疑問をお持ちではないですか?

当サイトでは、お水と吸入の両方から水素を取り込めるため、水素吸入器を活用して水素水を作って飲むことをおすすめしています。その際、水素発生量が水素濃度にどのような影響を与えるか、気になりませんか?

そこで今回は、水素発生量が異なる場合に水素水の濃度がどう変わるのかを詳しく検証しました。本記事をご覧いただければ、高濃度の水素水を作るのに水素発生量を上げたほうが良いのかがわかるため、ぜひ最後までご覧ください。

水素吸入器を活用して水素水を作る

水素吸入器は基本的には水素吸入を行う機器ですが、実は水素水の生成ができるものも多いです。

水素吸入器を活用して水素水を作る方法としては、以下のようなものがあります。

水素吸入器で水素水を作る方法
  1. 生成スティック
  2. タンブラー
  3. 湿潤ボトル
  4. 上記の組み合わせ など

それぞれで水素水を生成した際に水素濃度に違いが出るのかについては、以下の記事で検証しています。どれが一番高濃度の水素水を作れるのか知りたい方はぜひご参考ください。
>> 濃度が一番高いのは?水素吸入器で作る水素水を4パターンで比較

で、今回は上記の記事で比較しなかった、水素吸入器から発生する水素量によって水素水の濃度に違いが出るのかについて見ていきたいと思います。

異なる水素発生量で生成した水素水の比較【設定と手順】

まず、どういった検証設定と手順で行うのかについて軽く解説していきます。

条件や手順については以下のように設定して実施しました。

実施した条件や機器
  • 水素吸入器の水素発生量は2,400ml/分または1,200ml/分
  • 水素濃度の計測は溶存水素計ENH-2000を使用
  • 水素添加前の水は水道水200mlを使用
  • 生成方法で試すのは以下の4パターン
    • 生成スティック
    • タンブラー
    • 湿潤ボトル
    • 合せ技(生成スティックxタンブラー)
  • 水素添加時間を1分と3分で実施(計8パターンの実施)

具体的な検証手順は以下のとおりです。

STEP
ボトルに水道水200mlを入れる

水の量が水素濃度などに影響を与えるかもしれないので、水の量は一定にします。

水道水を200ml入れたボトル
STEP
水素が入っていないことを計測し確認

水素添加前に水の中に水素が含まれていないか念の為確認します。以下の画像のように0が示されれば、水素は入っていません。

(私の自宅の水道水には検出できる水素は含まれていないようです。)

水素が入っていないことを水素溶存計で確認
STEP
4パターンのうちの1つを実施

上記で示した4つのパターンのうち、1つを用いて水道水に水素を添加していきます。

STEP
1分(または3分)経過後、水素濃度を測定

1分間(または3分間)の水素添加が終了後、ただちに水素溶存計を用いて水素濃度を測ります。以下の画像では1024と示されており、これは1024ppbの水素濃度であることが示されています。

水素添加後に水素溶存計で水素濃度が表示されている
STEP
STEP1〜4を条件を変えて繰り返す

上記のSTEP1〜4を生成方法と水素添加時間を変えて、それぞれ実施していきます。

では、今回の検証の結果を見ていきましょう。

異なる水素発生量で生成した水素水の比較【結果】

今回の検証結果のまとめは以下のとおりです。

生成方法1200ml/分の平均値2400ml/分の平均値
生成スティック(1分)1.210 ppm1.15 ppm
生成スティック(3分)1.302 ppm1.26 ppm
タンブラー(1分)1.258 ppm1.25 ppm
タンブラー(3分)1.274 ppm1.36 ppm
湿潤ボトル(1分)1.029 ppm1.03 ppm
湿潤ボトル(3分)1.116 ppm1.13 ppm
合せ技(1分)1.282 ppm1.23 ppm
合せ技(1分)1.288 ppm1.33 ppm
()内の時間は、水素の添加時間。
それぞれの平均値は、各生成方法と添加時間で2回行った際の水素濃度の平均値です。

今回の検証で用いる水素発生量2400ml/分の水素濃度については、以前の検証で取得したものを使用しています。

表だと分かりづらいかと思うので、グラフにしてみました。

水素発生量の違いによる水素水の水素濃度の違いの比較

いかがでしょうか?

水素発生量1200mlの方が高い濃度を示す場合もあれば、2400mlの方が高い場合もあるようです。

いずれにせよ、どちらの場合でもそこまで大差がないことがわかります。

どちらも似たような水素濃度になった理由としては、以下のものが考えられるかなと思います。

水素濃度が同様になった理由
  • 水素発生量は一定以上になるとそこまで関係がない
  • 検証の方法論的な部分で適切でない部分があった
  • 自宅での検証であったため何かしらの影響や動作の不備があった

といった感じでしょうか。

個人的には「水素発生量は一定以上になるとそこまで関係がない」というのが説として濃厚かと思います。

なので、今度水素発生量を極端に落として検証してみようと思います。

水素水も作れるおすすめの水素吸入器は?

今回の検証から水素発生量は一定程度ある場合は、出来上がる水素水の水素濃度はさほど変わらないことがわかりました。

どの程度あれば十分なのかについてはまだわかりませんが、1200ml/分以上の機器の場合は水素水を作る能力についてはさほど変わらないので、その他の点でご自分のニーズに合うものを選んでいただければと思います。

水素発生量以外の観点でどこを見ればよいかについては、以下で詳しく解説しています。ぜひご参考ください。
>> 後悔しない!水素吸入器の選び方を徹底解説

また、水素水が作れる水素吸入器は以下の記事で一覧でまとめていますので、そちらも合わせてご参考ください。
>> 水素水が作れる水素吸入器一覧

水素発生量を変えても水素水の濃度はほぼ同じ!:まとめ

今回は、水素吸入器の水素発生量を変えて水素水を作った場合に、出来上がった水素水の水素濃度にどういった違いが出るのかを検証しました。

結果としては、それぞれの生成方法によって、少ない水素発生量の方が水素濃度が高かったり、高い水素発生量のほうが濃い水素濃度になったりとバラバラでした。

水素水を作る場合の水素発生量はあまり関係ないのかもしれませんね。水素吸入器で水素水を作ろうとされている方の参考になれば幸いです。

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