すいかつねっと
はじめての方
悩み・症状から探す
体験談・口コミ
水素吸入を始める
体験施設を探す

研究報告

水素吸入をはじめとした「水素医療」に関する研究報告を一覧でご紹介します。
気になる症状や病名、目的で検索してみてください。

すいかつねっと
LINEのアイコン

水素吸入に関するご相談を
24時間いつでも受付中

すいかつねっと公式LINEにて、水素吸入に関するお悩みを「無料」で受付けています。 24時間いつでもお気軽にご相談ください。

相談してみる

水素吸入を知る

  • 基本知識
  • 疾患・悩みで探す
  • 体験談・口コミ
  • 研究報告一覧

水素吸入を始める

  • おすすめ機器ランキング・選び方
  • お役立ちツール
  • 自宅で始める3ステップ
  • 水素吸入器一覧
  • 体験施設を探す

ポリシー

  • コンテンツ制作・運営ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

サイト情報

  • すいかつねっととは
  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • 新着情報
  • サイトマップ

無断複写・転載を禁じております

©すいかつねっと

研究報告

水素吸入によってアルツハイマー病患者の認知機能が改善

更新日:2025/06/05
水素吸入によってアルツハイマー病患者の認知機能が改善
アルツハイマー病患者8名に3%の水素吸入を1日2回、6か月間実施し、その後1年間の追跡を行ったところ、ADAS-cogスコアが有意に改善し、6か月後もその効果が持続した。
  1. 13分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 2専門家のコメント

3分で読める詳細解説

結論

6か月間の水素吸入によって一時的な症状緩和にとどまらず、疾患修飾的な改善効果が得られる可能性が示唆された。

研究の背景と目的

アルツハイマー病は神経変性による記憶障害や認知機能の低下を特徴とする進行性疾患であり、既存の薬剤では進行抑制効果が限定的である。複合的要因が関与するアルツハイマー病に対して、多機能性をもつ水素吸入の治療可能性に着目し、認知機能の臨床評価(ADAS-cog)だけでなく、脳神経束の状態を評価する拡散テンソル画像(DTI)を用いて水素吸入の効果を検討することを目的とした。

研究方法

  • 対象者
    • アルツハイマー病と診断された患者8名(初期ADAS-cogスコア19~40)を対象とした。既存の抗コリンエステラーゼ薬やNMDA受容体拮抗薬を服用中でも症状が進行している者が主な選定基準。
    • 対象外の主な例としては、重篤な呼吸器疾患を抱える者など。
  • 介入方法
    • 濃度:3%の水素
    • 吸入量・頻度・期間:1日2回、各1時間を6か月間
    • 論文中では酸素含有率(21%)への言及はあるが、本解説では主要情報のみを記載
    • 追加の詳細(流量など)は論文内に具体的な数値の記載なし
  • 対照群の設定
    • 治療を受けないアルツハイマー病患者(19名)のADAS-cogデータを同一病院のデータベースから抽出し、初期スコアを類似範囲にそろえて比較した。
    • DTIに関しては別途5名を対照とし、同様の期間で画像データを比較した。
  • 評価方法
    • ADAS-cog: アルツハイマー病の認知機能評価として広く用いられるスコア。数値が低いほど認知機能が良好。
    • 拡散テンソル画像(DTI): 脳内の神経束(白質)の方向性や密度を反映する指標。FA(fractional anisotropy)値0.1と0.2で得られる画像から、海馬を通る神経束のピクセル数を算出し、神経線維の変化を定量解析した。

研究結果

  • 主な結果
    • ADAS-cogの変化(主要結果)
      • 水素吸入群:6か月後、ベースラインから平均-4.1ポイント改善
      • 対照群:同期間に+2.6ポイント悪化
      • 統計的に有意な差を示した(p=0.004など)。
      • その後水素吸入を中止し、追加で6か月・12か月追跡しても、改善傾向が6か月後まで有意に維持された。
    • DTIの変化(主要結果)
      • 神経束の可視化を行ったところ、FA=0.2でのピクセル数が6か月間の水素吸入により初期値より有意に増加(p=0.0036)
      • 未治療対照群と比較しても有意に改善(p=0.001)
      • 水素吸入終了後6か月時点でも初期値より有意な増加が維持され、12か月時点でも一定の改善が持続する傾向がみられた。
  • 考察
    • 水素の抗酸化、抗炎症、エネルギー代謝促進など多面的な働きがアルツハイマー病の進行過程を抑制した可能性が示されている。
    • 患者数が少なく非ランダム化であるため、さらなる大規模プラセボ対照試験が必要とされる。
  • 研究の限界
    • 被験者数が少ないオープンラベル試験であり、プラセボ対照が設定されていない。
    • 継続期間も比較的短く、長期的有効性に関する検証は追加研究が求められる。

Appendix(用語解説)

  • アルツハイマー病:記憶障害や認知機能の低下を主症状とする神経変性疾患。脳内におけるアミロイドβの蓄積やタウタンパク質異常など、複合的要因で進行すると考えられている。
  • ADAS-cog(Alzheimer’s Disease Assessment Scale-cognitive subscale):アルツハイマー病の臨床評価に広く使われる認知機能テスト。得点が低いほど症状が軽度とみなされる。
  • DTI(拡散テンソル画像):磁気共鳴画像法(MRI)の一種で、組織内の水分子拡散の方向性を計測し、神経線維の状態や密度を可視化する手法。
  • FA(fractional anisotropy)値:拡散テンソル画像で示される値。0に近いほど拡散の向きが等方的、1に近いほど強く方向性をもつことを意味する。一般的に神経線維が良好に維持されているほどFA値が高くなる。

論文情報

タイトル

Therapeutic Inhalation of Hydrogen Gas for Alzheimer’s Disease Patients and Subsequent Long-Term Follow-Up as a Disease-Modifying Treatment: An Open Label Pilot Study(アルツハイマー病患者に対する水素吸入療法とその後の長期追跡:疾患修飾効果を検討したオープンラベル・パイロット研究)

引用元

Ono, H., Nishijima, Y., & Ohta, S. (2023). Therapeutic Inhalation of Hydrogen Gas for Alzheimer’s Disease Patients and Subsequent Long-Term Follow-Up as a Disease-Modifying Treatment: An Open Label Pilot Study. Pharmaceuticals, 16(3), 434. https://doi.org/10.3390/ph16030434

専門家のコメント

三國ユウジ 先生のアバター

三國ユウジ 先生

日本において、65歳以上の認知症の有病率は約10%に及びます。アルツハイマー病が認知症の60〜70%を占めることを考えると非常に一般的な病気といえます。
しかし、一方で、本疾患は神経変性疾患として治療が難しいことで知られています。このような背景をもつ本疾患において水素吸入が有意な改善をもたらしたことは注目すべきことです。
本研究は8名のアルツハイマー病患者を対象とした小規模な非無作為化研究であり、さらなる研究が必要ですが、副作用なく取り入れることができる水素吸入療法は優れた治療法になる可能性を秘めています。

関連する疾患や目的
にんちしょう
認知症
すいかつねっと編集部
すいかつねっと編集部一般社団法人水素健康活用研究所

日本初の水素吸入総合情報サイト「すいかつねっと」運営。特定メーカーに属さない中立的な立場で、医師監修・ファクトチェック体制のもと、エビデンスに基づく情報を発信しています。

すいかつねっとについて

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/03/12
最終更新日:2025/06/05
目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント

関連する研究報告

1 / 5
レビュー論文2026/01/22

水素分子ガスと疾患進行における治療の可能性

水素分子は認知症、心臓病、肺疾患など幅広い病気への治療効果が期待されるが、臨床応用には更なる研究が必要である。

COPDパーキンソン病
詳しく見る
レビュー論文2025/05/04

神経疾患に対する水素分子療法

水素分子療法は神経疾患に対して抗酸化・抗炎症作用を持ち、安全性の高い新たな治療法として有望である。 研究の背景と目的 脳卒中やパーキンソン病など多くの神経疾患では、活性酸素が過剰に産生される「 […]

くも膜下出血パーキンソン病
詳しく見る
レビュー論文2025/04/09

アルツハイマー病における水素の役割

水素療法はADにおいて抗酸化、抗炎症、抗アポトーシス作用を通じて神経保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 アルツハイマー病(AD)は高齢者に多い神経変性疾患であり、記憶や認知機能の低下を引き […]

アルツハイマー水素吸入
詳しく見る
動物実験2025/04/01

水素吸入の認知機能障害に対する治療効果

水素吸入は酸化ストレスや神経炎症を抑え、認知機能障害を改善した。 研究の背景と目的 アルツハイマー病(AD)を含む神経変性疾患は、酸化ストレスや炎症による脳の神経細胞障害が主な原因と考えられて […]

水素吸入
詳しく見る
ヒト研究2025/03/19

軽度認知障害(MCI)に対する水素水の効果

水素水は、APOE4遺伝子を持つ軽度認知障害患者の認知機能を改善する可能性がある。 研究の背景と目的 アルツハイマー病などの神経変性疾患は、高齢化社会で患者数が増加しているが、治療法は限られて […]

詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

1 / 2
50代・女性

水素吸入で頭がクリアになり、10歳若返ったような感覚です

当初は1時間の予定で水素吸入を始めましたが、吸入中に「水素が脳に届いている」とはっきり感じられ、頭がとてもクリアになったため、さらにもう1時間追加で体験させていただきました。セッション後は、首と頭が軽くなり、帰り道では「足取りが軽い」と気づくほど、身体全体がスッと整った感覚がありました。まるで10歳ほど若返ったような、軽やかな心と身体に感謝しています。

続きを見る
50代・女性

600mlの水素吸入で出勤前でも頭がスッキリします

今まで使用していた水素吸入器はミリリットルでしたが、600ミリリットルのを3ヶ月ほどレンタルしてみて、さすが600ミリリットルは違うな、と思いました。出勤前に20分弱でも吸うと頭がスッキリする体感がありました。

続きを見る
もっと見る

関連する研究報告

レビュー論文2026/01/22

水素分子ガスと疾患進行における治療の可能性

水素分子は認知症、心臓病、肺疾患など幅広い病気への治療効果が期待されるが、臨床応用には更なる研究が必要である。

COPDパーキンソン病
詳しく見る
レビュー論文2025/05/04

神経疾患に対する水素分子療法

水素分子療法は神経疾患に対して抗酸化・抗炎症作用を持ち、安全性の高い新たな治療法として有望である。 研究の背景と目的 脳卒中やパーキンソン病など多くの神経疾患では、活性酸素が過剰に産生される「 […]

くも膜下出血パーキンソン病
詳しく見る
レビュー論文2025/04/09

アルツハイマー病における水素の役割

水素療法はADにおいて抗酸化、抗炎症、抗アポトーシス作用を通じて神経保護効果を発揮する。 研究の背景と目的 アルツハイマー病(AD)は高齢者に多い神経変性疾患であり、記憶や認知機能の低下を引き […]

アルツハイマー水素吸入
詳しく見る
動物実験2025/04/01

水素吸入の認知機能障害に対する治療効果

水素吸入は酸化ストレスや神経炎症を抑え、認知機能障害を改善した。 研究の背景と目的 アルツハイマー病(AD)を含む神経変性疾患は、酸化ストレスや炎症による脳の神経細胞障害が主な原因と考えられて […]

水素吸入
詳しく見る
ヒト研究2025/03/19

軽度認知障害(MCI)に対する水素水の効果

水素水は、APOE4遺伝子を持つ軽度認知障害患者の認知機能を改善する可能性がある。 研究の背景と目的 アルツハイマー病などの神経変性疾患は、高齢化社会で患者数が増加しているが、治療法は限られて […]

詳しく見る
もっと見る

みんなの口コミ・体験談

50代・女性

水素吸入で頭がクリアになり、10歳若返ったような感覚です

当初は1時間の予定で水素吸入を始めましたが、吸入中に「水素が脳に届いている」とはっきり感じられ、頭がとてもクリアになったため、さらにもう1時間追加で体験させていただきました。セッション後は、首と頭が軽くなり、帰り道では「足取りが軽い」と気づくほど、身体全体がスッと整った感覚がありました。まるで10歳ほど若返ったような、軽やかな心と身体に感謝しています。

続きを見る
50代・女性

600mlの水素吸入で出勤前でも頭がスッキリします

今まで使用していた水素吸入器はミリリットルでしたが、600ミリリットルのを3ヶ月ほどレンタルしてみて、さすが600ミリリットルは違うな、と思いました。出勤前に20分弱でも吸うと頭がスッキリする体感がありました。

続きを見る
もっと見る

こちらの記事は参考になりましたか?

この記事をシェアする

公開日:2024/03/12
最終更新日:2025/06/05
  1. すいかつねっとトップ
  2. 研究報告
  3. 水素吸入によってアルツハイマー病患者の認知機能が改善

次のステップは?

水素吸入を始める

水素吸入の取り入れ方は、「自宅で行う」と「施設に通う」の2通り。 本格的に取り入れるなら「自宅」。まずは、気軽に試してみたいなら「施設」がおすすめです。

おすすめ機器を見る体験施設を探す

目次

目次
  1. 3分で読める詳細解説
    1. 結論
    2. 研究の背景と目的
    3. 研究方法
    4. 研究結果
    5. 論文情報
  2. 専門家のコメント