当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つであるコスト面。
全部で6つの評価項目があり、そのうちの1項目「使用する水」を評価する理由や評価基準について解説します。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「使用する水」を評価する理由
使用する水の種類は、「①ランニングコスト」と「②利便性」という2つの側面から、長期的な使い勝手に影響を与える重要な要素です。
① コスト面への影響
一般的に、メーカーが指定する「専用水」は、薬局などで購入できる「市販の精製水」よりも高価な傾向にあります。この価格差は、月々のランニングコストに直接影響します。
② 利便性(ユーザーフレンドリーさ)への影響
「専用水」はメーカーから取り寄せる必要があり、うっかり買い忘れた際に「近所の薬局で買う」ということができません。市販の精製水が使えれば、必要な時にすぐ購入できて安心です。
当サイトでは、このコストと利便性の両方を考慮し、ユーザーにとってどれだけ使いやすいかを評価するための指標です。ただし、コスト評価全体に与える影響は補助的な位置づけとしています。
「使用する水」の評価方針
評価方針はシンプルで、「市販の精製水や浄水など、入手しやすい水が使えるか」を基準とします。
特定の「専用水」しか使えない製品は、コスト面や入手のしやすさで劣るため、評価を低く設定します。
ただし、すでに別項目の「ランニングコスト」に水代が反映されていること、あくまで補助的な評価項目であるため、評価が低くなるといっても総合評価に大きな影響を与えすぎないように、中間点のスコアとしています。
また、コスト評価全体に与える影響度も低く設定しています。
「使用する水」の評価基準と計算式
「使用する水」の評価基準として、以下の設定をしています。
使用する水 | 評価 | 正規化 |
---|---|---|
市販の精製水や浄水など | 1.0 | |
専用水のみ | 0.5 |
市販の精製水や浄水など、ユーザーが自由に入手しやすい水を使える製品を、利便性とコストパフォーマンスの両面で優れていると判断し、最高評価の1.0とします。
一方で、「専用水」しか使用できない製品は、前述の通りコストや入手のしやすさで制約があるため、評価を0.5としています。
「使用する水」の評価計算式
この項目は計算式で算出するものではなく、上記の通り「市販の精製水などが使える」なら1.0、「専用水のみ」なら0.5というシンプルなルールで評価します。
「使用する水」の評価及びコスト全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器のコスト評価を算出するシート