コラム
水素吸入器の保守性評価:「イオンフィルターの寿命」編

水素吸入器の保守性評価④:「イオンフィルターの寿命」編

当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである保守性。

全部で6つの評価項目があり、その中の1項目「イオンフィルターの寿命」を評価する理由や評価基準について解説します。

《この記事の執筆者》

「イオンフィルターの寿命」を評価する理由

イオンフィルター(またはイオン交換フィルター)は、水素を発生させるための水を純水に近づけ、機器の性能を維持し、長持ちさせるために重要な役割を担っています。

このフィルターには寿命があり、定期的な交換が必須です。当然、寿命が長いほど交換の手間や頻度が減り、メンテナンスは楽になります。

当サイトでは、この「交換の手間の少なさ」を保守性の重要な指標と考え、フィルターの寿命時間を評価しています。

「イオンフィルターの寿命」の評価方針

評価方針はシンプルに、「イオンフィルターの寿命時間」が長いほど高く評価し、短いほど低く評価します。

製品によっては、イオンフィルターが搭載されていない、または寿命の記載がない場合があります。

搭載されていないまたは交換が不要な場合は最高評価とし、寿命の記載がなく不明な場合は、最低評価とします。

「イオンフィルターの寿命」の評価基準と計算式

評価基準は、最も一般的な「500時間」を中間点(スコア0.5)として設定しています。

これは多くの機器で用いられている基準が、この時間であるからです。

そして、毎日2時間使用しても約1年間交換が不要となる「730時間以上」を最高評価(スコア1.0)の基準としました。逆に、交換頻度が高くなる「100時間」を実質的な最低ライン(スコア0.1)としています。

イオンフィルター寿命評価正規化スコア
730時間以上
5.0
1.0
500時間
3.0
0.5
100時間以下
1.0
0.1
記載なし
1.0
0.0

スコアはこれらの基準点の間を滑らかに変動するように、2段階の直線的な計算式を用いて算出します。寿命が長くなるにつれて、100時間の0.1から500時間の0.5へ、そして700時間の1.0へとスコアが上昇していきます。

「イオンフィルターの寿命」の評価計算式

ご提示いただいた、上記のロジックを反映した計算式は以下の通りです。

=ROUND(MAX(0.1, MIN(1, IF(X<=500, 0.1 + (X-100)/1000, 0.5 + (X-500)/400))),3)

※上記の式のXに、各機器のイオンフィルターの寿命(時間)が入ります。

イオンフィルター寿命の評価及び保守性全体での評価は、上記と同じリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の保守性評価を算出するシート

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