当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである性能面。
全部で7つの評価項目があり、そのうちの1項目「吸入方法の選択肢」を評価する理由や評価基準について解説します。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「吸入方法の選択肢」を評価する理由
水素吸入器の「吸入方法の選択肢」は、性能を評価する上でのプラスアルファ的な要素の1つです。
これを評価する理由は、自分に合った吸入スタイルを選べる方が、より満足度の高い体験につながるからです。
水素吸入には、主に「水素ガスのみ」を吸う方法と、「水素と酸素の混合ガス」を吸う方法の2種類があります。科学的にどちらが優れているという結論はまだ出ていません。
実際、「水素だけの方がスッキリする」という方もいれば、「酸素も一緒の方が体感が良い」という方の両方がおり、感じ方には大きく個人差があります。
そのため、その日の気分や体調に合わせて両方のモードを切り替えられる機種は、より多くの人のニーズに応えられる柔軟な一台と評価できます。
「吸入方法の選択肢」の評価方針
この項目の評価基準はシンプルです。それは「水素ガス」と「酸素ガス」を個別に排出し、ユーザーが吸入方法を選べる機能があるかどうかです。
水素と酸素を個別に排出できるのであれば、『水素のみの吸入』と『(チューブの組み合わせによる)混合ガスの吸入』の両方を選択できるため、高く評価します。
一方で、発生した酸素に専用の排出口がなく、単に機外へ放出するだけの製品は、実質的に「水素ガス吸入」しか選べないため、選択肢がない機種と同等の評価とします。
「吸入方法の選択肢」の評価基準と計算式
「吸入方法の選択肢」の評価基準は、以下のように設定します。
ガスの排出 | 評価 | 正規化 |
---|---|---|
水素と酸素が別に排出 | 1.0 | |
水素と酸素混合ガス | 0.5 | |
水素のみ排出 | 0.5 |
この項目の評価はシンプルで、「水素と酸素が別に排出される(=吸入方法の選択肢がある)」か否かのみで判断します。
吸入方法を選べない場合も評価をゼロ(星1)などにせず、中間値の0.5としているのは、この項目があくまで付加価値(プラスアルファ)であり、性能評価への影響が大きくなりすぎないように調整しているためです。
「吸入方法の選択肢」の評価計算式
複雑な計算式はなく、上記の通り「選択肢あり」なら1.0、「選択肢なし」なら0.5というシンプルなルールで評価しています。
吸入方法の選択肢の評価及び性能全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の性能評価を算出するシート