当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである性能面。
全部で7つの評価項目があり、そのうちの1項目「水素水が作れるか」を評価する理由や評価基準について解説します。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
「水素水が作れるか」を評価する理由
水素吸入器の主な目的はガスの吸入ですが、それに加えて「水素水も作れるか」は、利用の幅を広げるプラスアルファの要素です。
当サイトがこれを評価する理由は、異なる方法で水素を身体に取り入れることで、より多角的なアプローチが期待できると考えるからです。
同じ野菜を摂るにしても、生野菜と火を通して食べるので得られるメリットが違うように、水素もいろんな方法で取り込むことで、メリットを最大化できるのではないかと考えています。
一つの機器で複数の取り入れ方ができれば、その日の気分や目的に合わせて、「じっくり吸入したい」「外出用に水素水を作っておきたい」「手軽にゴクッと飲みたい」といった多様なニーズに対応できます。
このように、生活スタイルに合わせて柔軟な活用ができる、かつ様々な機序で取り込めることは、ユーザーの満足度を高める重要な付加価値となります。
「水素水が作れるか」の評価方針
この項目の評価方針は、水素水が作れるかに加えて、追加コストにも注目します。
単に「作れる/作れない」の二択ではなく、必要なものが全て付属しているか、あるいは追加で何かを購入する必要があるか、という「利便性」と「コストパフォーマンス」も考慮して評価を段階的に設定しています。
例えば、ボトル型の水素吸入器であれば使用した水がそのまま水素水になっているケースもあり、追加のコストが全くかかりません。また、付属品として無料で水素水生成タンブラーがついているような場合も、単に水素水を別売りのタンブラーを購入して作れるよりも優れていると評価できます。
これにより、ユーザーが気軽にその機能をフル活用できるかどうかを、より正確に評価することを目指しています。
水素水の生成時間は加味しない
水素吸入器から発生する水素発生量などに応じて、水素水を作る時間が異なります。
大体2〜4分前後で、1ppm程度の水素濃度の水素水が作れます。
ただし、この生成時間については評価に加味しません。その理由は、数分の差が、体験の差に直結しにくいためです。また、この項目はあくまで補助的な観点であり、シンプルさを重視します。
ちなみに、水素吸入器を使った水素水の生成に関する実験を以下で行っているので、気になる方はぜひご参考ください。水素発生量ごとによる違いや生成にかける時間の違いによる水素濃度の変化を検証しています。
>> 【徹底検証】水素発生量で水素水の濃度は変わる?意外な検証結果とは
>> 【検証】低流量の水素発生量でも高濃度水素水は作れるのか?
「水素水が作れるか」の評価基準と計算式
「水素水が作れるか」の評価基準は、以下のように設定します。
水素水の生成 | 評価 | 正規化 |
---|---|---|
付属品のみで作れる (無料で作れる) | 1.0 | |
別売品を購入して作れる | 0.75 | |
作れない | 0.5 |
評価は上記の通り、「付属品完備」の状態を最高評価の1.0とし、「追加コストの有無」で段階的に評価します。
水素水が作れない場合も評価をゼロ(星1)などにせず、中間値の0.5としているのは、この機能が水素吸入器の主目的ではなく、あくまで付加価値であり、総合評価への影響が大きくなりすぎないように調整しているためです。
「水素水が作れるか」の評価計算式
この項目に複雑な計算式はなく、上記の通り「付属品のみで作れる」なら1.0、「別売品が必要」なら0.75、「作れない」なら0.5というシンプルなルールで評価しています。
水素水生成機能の評価及び性能全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の性能評価を算出するシート