コラム
水素吸入器の保守性評価:「日々のメンテナンス」編

水素吸入器の保守性評価⑥:「日々のメンテナンス」編

当サイト「すいかつねっと」が行っている製品評価の5大要素の1つである保守性。

全部で6つの評価項目があり、その中の1項目「日々のメンテナンスの手間」を評価する理由や評価基準について解説します。

《この記事の執筆者》

「日々のメンテナンスの手間」を評価する理由

水素吸入器は、購入後の定期的なメンテナンスが欠かせません。この「手入れの手間」は、お金には換算できない「時間と労力のコスト」であり、購入時には見落とされがちです。

日々の手入れが複雑だったり、頻度が高かったりすると、次第に使うのが億劫になり、せっかく購入したのに使わなくなってしまう…という事態にもなりかねません。

当サイトでは、こうした購入後のミスマッチを防ぎ、長期的に愛用できる製品を見つけ出すために、メンテナンスの手間をできる限り定量的に評価しています。

「日々のメンテナンスの手間」の評価方針

評価方針は、「何もしなくてよい状態」を最高評価とし、必要なメンテナンス作業の「頻度」と「複雑さ」に応じて、総合的な手間の少なさを100点満点で採点します。

評価は、主に以下の3つの要素に分解し、それぞれの点数を合算してスコアを算出します。

メンテナンス評価項目
  1. 水の交換の手間(最も頻繁で一般的な作業)
  2. 特別な洗浄の有無(より複雑な作業)
  3. その他(個別の長所・短所を調整)

点数が高いほど「手入れが楽な製品」であることを示します。

「日々のメンテナンスの手間」の評価基準と計算式

最終スコアは、以下の4項目の点数を合計して算出します(満点100点)。

1. 水の交換頻度(40点満点)

最も頻繁な作業であるタンクの水の交換頻度を評価します。交換間隔が長いほど、手間が少ないと判断し高得点になります。

交換頻度点数
1ヶ月ごと以上40
2週間ごと20
毎日10
※上記の間は、日数に応じて点数を算出します。

ほとんどの機器がこれらの分類に当てはまりますが、例えば10日ごとなどの場合は、2週間ごとと毎日の間ぐらいの評価を行います。

2. 水の交換方法(20点満点)

交換時の作業のしやすさを評価します。より簡単な方法ほど高得点です。

交換方法点数
自動排水・給水機能あり20
排水口・給水口あり10
ポンプなどで手動排出・給水0

定期的なタンク内の水の交換が必要ない場合は、満点の20点で評価します。

3. 特別な洗浄(20点満点)

日常的な水の交換以外に必要な、手間のかかる洗浄作業を評価します。

何もない状態を20点満点とし、必要な作業が1つ増えるごとに5点を減点します。

対象となる洗浄の例としては、パーツの分解洗浄、クエン酸洗浄、漂白剤洗浄、専用液の使用などがあります。

4. その他調整項目(20点満点)

上記の項目だけでは評価しきれない、各機種固有の長所・短所を調整するための項目です。例えば、「タンクが取り外し可能で洗いやすい(加点)」、「パーツの形状が複雑で乾きにくい(減点)」といった点を総合的に判断し、0〜20点の間で採点します。

特に何もない場合は20点とし、基本的にはマイナス要素の反映の意味合いが強いです。この点は少し定性的な評価となってしまいます。

【最終スコアの算出】

上記の4項目の点数を合計したものが、100点満点の総合スコアとなります。

最後に、このスコアを100で割り、0.0〜1.0の正規化スコアに変換することで、サイト内の他の評価項目と合うようにします。

「日々のメンテナンスの手間」の評価及び保守性全体での評価は、以下のリンクで自動で算出していただけます。
>> 水素吸入器の保守性評価を算出するシート

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