本記事では、水素吸入器『ドクター水素ボトル+』の製品情報から特徴やスペックについて解説していきます。
また、当サイト基準での製品評価も行なっておりますので、『ドクター水素ボトル+』にご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
《この記事の執筆者》

当サイト「すいかつねっと」の運営者。水素の可能性に魅了され、日々独自に探求する水素健康アドバイザー。主に海外の論文をもとに水素を研究し、少しでも水素を活用して幸せになれればと情報を発信。
本記事は、いくつかの正規代理店様に製品仕様を確認し作成しています。万が一誤りがありましたら、お手数ですがお問い合わせフォームまたは公式LINEよりご連絡ください。
水素吸入器『ドクター水素ボトル+』の製品情報

水素吸入器『ドクター水素ボトル+』の製品仕様の詳細は以下の通りです。
商品名 | ドクター水素ボトル®︎+ |
本体寸法 | 幅6×奥行6×高さ22cm |
本体重量 | 332g |
色 | シルバー |
材質 | ボトル:PCTG樹脂 本体、キャップ:ABS樹脂 |
電圧・周波数 | 3.7V |
消費電力 | 不明 |
付属品 | 吸入用カニューレ、USBケーブル、ACアダプタ、ミストボトル |
定価 | 220,000円(税込) |
メーカー保証 | 1年 |
生産国 | 日本 |
販売会社 | WOO株式会社 |
『ドクター水素ボトル+』は、前モデル「ドクター水素ボトル」と見た目が変わらず、コンパクトさが維持されています。
USBケーブルの充電式なため、充電しておけばどこでも使いたい時に使える便利な水素吸入器です。
総販売元はWOO株式会社で、販売自体は各代理店が対応しています。
『ドクター水素ボトル+』の特徴・スペック
水素吸入器『ドクター水素ボトル+』の主なスペックは以下の通りです。
水素発生量 | 10.5ml/分 |
水素発生方式 | 久保方式(独自技術) |
連続稼働時間 | 60分 (1時間の稼働で1時間の間隔を空ける必要あり) |
吸入方法 | 鼻カニューレ |
騒音レベル | 不明 |
使用できる水 | 活性炭を含む中空系フィルターで浄水された水、精製水、RO水、市販のミネラルウォーター |
水素水の生成 | 水素水生成モードで5分で可能 |
製品の寿命 | バッテリー:500回の充電 電解槽:2,000時間 (2〜2.5年でのメンテナンス推奨) |
『ドクター水素ボトル+』の水素発生量は、前モデルと変わらず毎分10.5mlとなっており、少なめです。ただし、携帯用の水素吸入器と考えると妥当な量かもしれません。
使用できる水が市販のミネラルウォーターや精製水なので、近所のドラッグストアなどで安価で手に入れられるのは、嬉しいポイントです。
では、以下でいくつか『ドクター水素ボトル+』の特徴をご紹介していきます。
特徴①:独自の水素発生方式
『ドクター水素ボトル』はは独自の水素発生方式を使用しています。
「久保方式」と呼ばれる技術で、設定電圧が低いためオゾンを発生させない仕組みとなっているため、その点は安心でしょう。
特徴②:気軽にどこでも使える
『ドクター水素ボトル+』は非常にコンパクトで、持ち運びがしやすいです。
片手に収まるサイズでペットボトルを持っているほどの大きさと重量のため、持ち歩きながら水素吸入ができるほどです。
1回の充電で2時間ほど使えるようになっています。(ただし、バッテリー消耗により短くなる)
自分の好きなタイミングで好きな場所で水素ガスが吸入できるのが一番の特徴と言えるでしょう。
特徴③:水素水の作成も可能
『ドクター水素ボトル+』は、水素水も生成できるようになっています。
水素水を作るモードが備わっており、5分ほどで1.6ppmの水素濃度の水素水が作れるようです。
このコンパクトさで1台2役は贅沢ですね!
ドクター水素ボトルとドクター水素ボトル+の違い
旧モデルの「ドクター水素ボトル」と新モデル「ドクター水素ボトル+」の主な違いは、以下の通りです。
項目 | 旧モデル (ドクター水素ボトル) | 新モデル (ドクター水素ボトル+) |
---|---|---|
連続運転回数 (満充電時) | 30分×2回 | 30分×4〜5回 |
USB差込口 | そのまま | カバー付 |
水素吸入中のライト | 緑色に点灯 | 無色 |
充電中の稼働 | 使用できる | ロックされ作動しない |
ACアダプタ | 定格出力5V 1Aまで使用可能 | 定格出力5V 2Aまで使用可能 |
メンテナンス頻度 | 1〜1年半に1回 | 2〜2.5年に1回 |
大きな違いとしては、1回の満充電時に稼働できる回数が倍ほどになり、メンテナンスの推奨時期も伸びた点でしょう。
USB差込口にカバーがついたことや充電中に稼働ができなくなったことは、安全面の向上とも言えそうです。
『ドクター水素ボトル+』のメンテナンス
『ドクター水素ボトル+』のメンテナンスは日々のお手入れと定期的なメーカーによるメンテナンスがあります。
日々のお手入れとして、主に以下が必要です。
- ボトル内の水を1日に1回交換
- クエン酸洗浄(1週間に1回)
- 電気的洗浄(水素生成量が気になる場合)
- その他洗浄(ボトルを中性洗剤で洗う、本体は乾拭きなど)
- 電極部が乾燥しないように水を入れておく(カビが生えないようにこまめに入れ替える)
メーカーによる定期的なメンテナンスの内容や、頻度と費用は以下の通りです。
メンテ内容 | 必要頻度 | 費用 (税別) |
---|---|---|
電極部の交換 (通常メンテナンス) | 2000時間の使用ごと | 30,000円 |
内部電池の交換 | 500回の充電ごと | 9,000円 |
通常メンテナンスには、内部電池の交換や基板の交換も含まれています。
そのため、1回の充電で2時間使用したと仮定すると、1回の通常メンテナンスが完了するまでに合計で39,000円のメンテナンス費用がかかる計算となります。(内部電池の交換1回+通常メンテナンス)
ちなみに、どちらのメンテナンスも代理店への送料は自己負担となっている点は注意しておきましょう。
『ドクター水素ボトル+』のレンタルはある?
『ドクター水素ボトル+』のレンタルは、代理店によって提供されている場合があります。
レンタル価格は、以下の通りです。
プラン | 月額(税別) |
---|---|
毎月更新 | ¥25,000 |
6ヶ月プラン | ¥18,000 |
12ヶ月プラン | ¥14,000 |
金額は1ヶ月税別25,000円で、6ヶ月や12ヶ月などの長期の契約にすることで、毎月のレンタル価格が下がりお得に利用できます。
レンタルを試されたい方は、正規代理店様をご紹介できますので、以下の公式LINEよりお気軽にご連絡ください。
\ドクター水素ボトル+をレンタルするなら!/
代理店を紹介してもらう上記LINEのメッセージにて、「ドクター水素ボトルのレンタル希望」とだけメッセージをお送りください。
『ドクター水素ボトル+』の評価

上記の評価は別記事『失敗しない水素吸入器の選び方』で解説しているポイントを基準に判断しています。
※情報が公開されておらず不明な点は評価を「-」とし暫定として星評価2.0を適用しています。
『ドクター水素ボトル+』の総合評価は、★★★
☆の星3.40です。以下で、それぞれの評価項目について解説していきます。
ドクター水素ボトル+の性能評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素発生量 | 10.5ml/分 | |
水素のみ吸入 | 可能 | |
連続運転時間 | 1時間※ (30分稼働を2回行う) | |
タイマー設定 | 30分 | |
騒音レベル | 不明 (動画では静か) | |
水素水生成機能 | 可能 (水素水生成モード5分) | |
水素量調節機能 | 不可 |
『ドクター水素ボトル+』の性能面の評価は星2.6と若干の物足りなさを感じます。
その主な、要因として水素発生量が少ないことが挙げられます。弊サイトは多くの方にお勧めできる量として毎分200ml以上の水素発生量を1つの基準としており、それに比べると少なめな水準となっています。また、連続の稼働も1時間となっているため、数時間単位のがっつりの吸入がしたい方には物足りないかもしれません。
一方で、水素水が作れ、1台2役の活用ができるのは評価できます。
騒音レベルが公式で発表されておらず不明ではありますが、説明動画などではかなり静かなことが伺え、評価3としています。正式な数値が公表されれば、もう少し性能面の評価は上がるでしょう。
ドクター水素ボトル+のコスト評価
項目 | 実績値 | 評価 |
製品価格 | 200,000円(税別) | |
メンテナンス費用※1 | 14,235円(税別)/年 | |
ランニングコスト※2 | 1,214円/月 | |
最大消費電力 | 10W※3 | |
使用する水 | 活性炭を含む中空系フィルターで浄水された水、精製水、RO水、市販のミネラルウォーター | |
レンタル価格 | 14,000〜25,000円(税別)/月 |
※2 毎日2時間使用した場合のシミュレーションに基づく1ヶ月にかかるコスト(精製水と電気代)。1日1回の水交換が必要なため、水は1時間に100ml使用(1日合計200ml)として計算
※3 出力定格5V/2A以下のACアダプタを使用するため最大10Wと見積もっている
『ドクター水素ボトル+』のコスト評価は星2.8と性能と同様に若干の物足りなさがあります。
1番のネックは、製品価格が水素発生量に対して高額になっている点です。当サイトが集めた水素発生量100ml/分以下の12機種のデータでは、水素発生量1mlあたり8,100円ほどが平均値となっています。これをドクター水素ボトルの10.5ml/分に当てはめると約85,000円ほどが推定価格となり、実際の価格と12万円ほどの差があります。つまり、水素発生量以外の部分で12万円ほどの付加価値があるかが、購入を検討する上で重要になるでしょう。
また、レンタルについては月額料金が製品価格の7〜12.5%となっており、レンタルが可能な機種の中ではやや高めな価格となっています(平均は3〜4%前後)。
一方、メンテナンス費用やランニングコストについては、標準よりも少し良い水準です。
ドクター水素ボトル+の保守性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
寸法/重量 | 幅6x奥行6x高さ22cm/332g | |
マシンの操作性 | ボタン1つで簡単な操作 | |
動かしやすさ | 軽量コンパクトで持ち運び自由 | |
イオンフィルター の交換頻度 | なし | |
電解槽の交換頻度 | 2000時間 | |
日々のメンテナンス | 「日々のお手入れ」に記載の通り |
『ドクター水素ボトル+』の保守性の評価は、星4.1と高いです。
まずは、なんといってもそのコンパクトさと持ち運びが自由な点、ボタンが1つの簡単な操作であることが魅力です。携帯性を重視する場合は、うってつけの仕様です。
一方で、電解槽のメンテナンスが2000時間の使用で発生し、平均的な3000時間をやや下回ります。これはコンパクトさとのある種のトレードオフなのかもしれません。
また、日々のお手入れについても先述した通り、毎日の水の入れ替えや定期的なクエン酸洗浄・電気的洗浄などが発生し、ある程度の管理が必要となります。
ドクター水素ボトル+の安全性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
水素濃度 (カニューレ出口) | 83.1% | |
電極の材質 | 電極がないため該当せず | |
オゾンの発生 | オゾンが発生しない仕様 (測定結果の有無は不明) | |
安全機能 | 充電中の作動制御 | |
第三者機関の認証 | 特になし (ただし、第三者機関での濃度測定結果などは有り) |
『ドクター水素ボトル+』の安全性の評価は、星3.7です。
評価できるポイントとしては、水素濃度を第三者機関にて測定し、その結果が公開されていることです。その他の点については、標準的な印象です。
唯一、オゾンの発生有無についての評価が定まっていません。「オゾンが発生しない仕様」とのことですが、ある販売店によると、発生しているが水素とは別の排出口があるとの情報もあり、定かではありません。それら踏まえて、測定結果などがあるとさらに安心できるでしょう。
ドクター水素ボトル+の信頼性評価
項目 | 実績値 | 評価 |
生産国 | 日本 | |
保証期間 | 1年間 | |
情報開示度 | ・基本的な情報は問題なく入手可能 ・ただし、代理店によって情報が異なる場合もある | |
導入機関や導入歴 | クリニックへの導入が多数(具体的な数や名前は非公開) | |
アフターサービス・ サポート体制 | ・代理店によって異なる ・LINEでのサポートがある場合もあり | |
返金保証 | なし | |
購入前の体験 | 代理店によって異なるが、導入サロン等で有償で可能な場合が多い | |
マニュアルの充実度 | 各種説明動画があり、わかりやすい | |
口コミ | 不明 |
『ドクター水素ボトル+』の信頼性の評価は星3.9です。
1番の評価ポイントは、お手入れの方法などの解説が短い動画であり、わかりやすいです。取説を読むよりも、動画で見た方が何倍も理解しやすいので、利用者としてはありがたいでしょう。
情報開示についても基本的な情報はどの代理店も開示しており、問い合わせによって詳細な部分も確認可能です。
アフターサービスについては、代理店が多数存在するため、代理店によって連絡手段や対応時間などの違いがあります。そのあたりは購入前に確認しておきたいところでしょう。
『ドクター水素ボトル+』がおすすめな人
『ドクター水素ボトル+』は以下のような方にはおすすめできるかと思います。
『ドクター水素ボトル+』はなんといってもその軽さやコンパクトさが魅力です。外出時にも活用できることはもちろん、家の中で動きながらでもできるのも大きなポイントの1つです。
なので、家事・育児で忙しく動き回っていて、ゆっくりと座って水素吸入ができないような方にはぴったりでしょう。
また、水素水も生成できるので、水素吸入だけではなく水素水からも水素を摂取したい方にはお勧めです。
まとめ:水素吸入器『ドクター水素ボトル+』の特徴と評価
『ドクター水素ボトル+』は、超軽量コンパクトサイズで、持ち歩いてどこでも好きなタイミング、好きな場所で水素吸入が可能な携帯式水素吸入器となっています。
また、水素水も作れるため外出先での水素水摂取も可能です。
水素発生量に対する製品価格は相場よりも高い部分がありますが、それ以外の面で価格をカバーできるか、自分の使い方に合っている製品かどうかが購入検討の重要なポイントとなりそうです。
1ヶ月のレンタルもあるので、気になる方はぜひ試してみてください。