d-ROMs(Reactive Oxygen Metabolite:活性酸素代謝産物)とは、私たちの体内で発生する酸化ストレスを測るための血液検査です。酸化ストレスとは、活性酸素やフリーラジカルといった物質が体内で過剰に生成され、体の細胞や組織にダメージを与える状態を指します。
このテストは、体がどれだけ酸化ストレスにさらされているか、すなわち「老化」の程度を知るために用いられます。また、d-ROMsテストは骨の健康、特に骨粗しょう症との関係も研究されており、骨の質を評価する指標としての活用が期待されています。